MAZDA FAMILIA 1998


ニッチ市場をうまく形成できたFAMILIA S-WAGON。

1998年 FAMILIA S-WAGON 1500直4DOHC R 4AT (MAZDA)

友人知人のクルマImpression第5弾です。

RVブームの影響を受けての登場ですが、長い目で見ればFAMILIA 5HBの復活。というより、FAMILIA 5HB → ASTINA → LANTIS → S-WAGON と名前を変えているだけで、普通のフルモデルチェンジなんですけどね。個人的には進歩しているようには見えないんだけど、イメージ戦略が成功したことと、LANTISより抑えた価格でそれなりの市場を築きました。

S-WAGONの特徴

  • ショートオーバハング
    TVCMで盛んに宣伝していたショートオーバハング。確かに、クラスの中ではショートです。でも、先代にあたるLANTISと比較すると全然変わっていません。しかも、マイナーチェンジでフロントオーバハングがかなり長くなりましたので、もうショートとは言えないです。少なくとも、筆者は。
  • 居住性
    実はLANTISよりもキャビンが後方にずれた(キャビンフォワードの流れにあるこの時代に逆行)関係で、余り良くなっていません。高さでごまかしています。しわ寄せはラゲッジルームの奥行きに現れました。280lの容量は先代のLANTISはおろか、1クラス下のDEMIOをも下回る数値。これでも、実用性があるRVとして認知されているから不思議です。リアシートスライドが付いてりゃ良いって話なのかなぁ。
  • 高回転型エンジン
    S-WAGONのSはShortであり、Sportyだったりします。で、エンジンは1500ccにしては頑張って130psも出しています。ってことは、低回転域が少なからず犠牲になっているということで。S-VTを装備して対策はしていますが、完全補完は出来ていないです。かといって、高回転域では苦しげなのは昔ながらのMAZDAの特性。ここ10数年MAZDAのエンジンに目覚しい進歩が無いのもバブルのツケか?

Impression

なんか、またもや誉め言葉が極端に少なくなってしまっていますが、正直言ってしまうとまたもや「だから?」って程度の印象のクルマなんです。進歩してるとはとても思えないんですよね。でも、進歩させることよりも、うまいこと売りさばくことを考える方が利益が上がるっていう好例(悪例?)かも知れません。

正直、筆者にとっては運転のしづらいクルマでした。なんか、ボディが異様に大きく感じられるのです。その感覚は大げさに言えばCAPELLA以上。勿論、先代にあたるLANTISやFAMILIAの方がずっと運転しやすかったです。「しっかり感」を重視したセッティングは相変わらずですが、操作のダイレクト感は薄れてしまいました。

なまじっかLANTISを知っているだけにどうしても比較してしまって、それゆえに出来の悪さが目立ってしまうのですが、買う人に取ってみればそれが納得のいくものであれば良いのであって、前作がどうだったなんて関係ないですものね。ま、先代と違って筆者にとっては候補にも上がらないクルマです。

Specification 1500 R 4AT
項目単位コメント
全 長x幅x高mm4200x1695x1420 
ホイールベースmm2610CAPELLAといっしょ
トレッド 前/後mm1470/1470 
室内 長x幅x高mm1865x1440x1165数値は異様に大きいが・・・
最低地上高mm140 
車両重量kg1170とてつもなく重い
最小回転半径5.2クラスでは大回り
10・15モード燃費km/l14.6 
エンジン型式ZL-VE 
エンジン種類直4DOHC S-VTSequential-ValveTiming
内径 x 行程mm78.0x78.4スクエア
総排気量cc1498 
圧縮比9.4 
最高出力ps/rpm130/7000無理してる
最大トルクkg-m/rpm14.4/4000 
燃料/タンク容量lレギュラー/50 
タイヤサイズ185/65R14でかい

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[記事作成日: 2002-04-12] ※誤記訂正のみの更新等は含みません

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