MID/SmartPhone の解像度 落ち着きどころはどこか?

当記事には根拠に欠ける邪推や妄想が混入しています。
事実の確認は各自の自己責任においてお願いします。


今年ブレイクしそうな注目株である MID(Mobile Internet Device)/SmartPhone。しかし、まだまだ発展途上。その理由を画面解像度の観点から考える。


MID/SmartPhone 隆盛の兆し

古くはPDAに端を発して、現在はそこに通信機能や通話機能を加えてMIDやSmartPhoneとなった、基本片手で持ち歩けるコンピューティングデバイスが一気に普及しそうな雰囲気である。

モバイルであっても普通のWebページが見たい、PCと同等のEメールをしたいといった要求と、それを実現する技術との折り合いが付きつつあるのだ。
(そこにはPCでの使い方の進歩が停滞したために追いつけたという側面もあるが。)

しかし、PC同等にWebページを見るとなるとまだまだ足りないものがある。それが画面解像度である。


Webページ再編成の可能性も

ただし、MID/SmartPhoneの普及が一気に進むとなると、むしろWebページの構成こそ見直されるべきという話になる可能性もある。

長らくWindowsの推奨解像度がXGA(1024×768)以上とされ、実際に使用されるPCのほとんどが準拠していることから、Webページの多くが横幅1024ピクセルを前提としている。
(中にはより最近の主流であった1280ピクセル前提のページもある。)

しかしながら、見る側のデバイスの多くがこれ以下になるような事態が起こると、当然のことながらWebページの方がそれに合わせる必要が生じるだろう。そうなった場合は横幅の基準は800ピクセルないしは854ピクセルになる可能性がある。


MID/SmartPhoneの画面解像度は発展途上

しかしながら、MID/SmartPhoneの画面解像度はまだまだ千差万別で、下は(320×240)から上は(960×480)、iPadを含めるなら(1024×768)までと幅広い。傾向としては当然ではあるが、より高解像度に向かっている。

将来的には個人的邪推であるがWSVGA(1024×576)辺りに落ち着くのではないかと思っている。

2年前に流行したネットブックも最初はWVGA(800×480)であったものの、やはりほとんどのWebページを縮小表示あるいは横スクロールしなければならないとなると、さすがに不便過ぎるのかすぐにWSVGA(1024×600)が主流となった。

爆発的な普及のように見えたネットブックでもWebコンテンツに影響を与えるほどではなかったことになる。

ネットブックでは(1024×576)も受け入れられなかった。しかし、これはWebページの閲覧性の問題ではなく、PC用OSの作業性の問題であった。なので、OSがSD(854×480)やWVGA(800×480)などのより小さな解像度をも前提とするようなMID/SmartPhone向けのものであれば縦解像度576ピクセルは十分に受け入れられるだろう。
(実はネットブックは(1024×576)からWSVGA(1024×600)への急な対応の都合上、画素が正方形でないものが存在する。実は画面サイズとしては縦横比16:9だが、画素は少し横長の長方形にしてWSVGA(1024×600)としているものが少なからずあるのだ。だから、少なくとも新しいデバイスにこれを率先して採用することは憚られる。)


手で握れることは結構重要

一方、単純な高解像度化は本体サイズの大型化を招くが、それがどの程度まで許されるのかちょっと考えてみたい。

使うときは本体を横にして、挟むように持つか抱えるように持つかするとして、ちょっとした移動の度にバッグに入れたり、気を使ったりといった煩わしさを少なくするを考えると本体は縦に握ってHoldできるサイズであることが好ましい。握れないと格段に落としやすくなるため、とたんに扱いづらくなる。

筆者の手で軽く握れるサイズは最大でも幅10cm程度。いわゆるハガキサイズである。より小さな手の人もそれなりに居ることを考えると8cm辺りが良い所だろうか。

一方、画素の小ささにも実用性の限界があって、現在の画像表現の仕方ではドットピッチ0.09mm辺りが細かさの限界。この辺りでも乗り物に乗っている時など少しでも揺れるような環境では辛い。現実的には0.1mmをちょっと超えるくらいあった方が良いかもしれない。

ここで、またまたSony VAIO P

icon
を引き合いにだしてしまうが、これがドットピッチ0.114mm。0.114mmで(1024×576)の画面解像度を実現すると、その画面サイズは約117mm×66mmとなる。縁の分を考慮しても縦持ち時の幅は8cm以内に収まりそうなのだ。

また、これくらい画面サイズがあると、別体のキーボードをBluetoothなどで接続してノートPCのように使うスタイルでもギリギリなんとかなる。
(ノートPCとしては解像度不足だが)


家でも外でも同じコンテンツを見られる時代は来るか

というわけで、MID/SmartPhoneでもPCと同等のWebコンテンツを見ることができる可能性は示せたわけだが、果たして実際にここまで高解像度化するかどうか今後1,2年は要注目なのである。

あるいはWebコンテンツが低解像度対応することになるのか。MID/SmartPhoneブームが中途半端に終焉してしまうのか、成り行きを見守ってみたいと思っている。

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[記事作成日: 2010-05-17] ※誤記訂正のみの更新等は含みません

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