Sony VaioP (VPCP11AKJ)


2010年7月購入。お値段\86,490。


いや~、凄く欲しかったんですよね。でも、凄く高かったじゃないですか、Vaio type P、いわゆるQP(旧P)。

マイナーチェンジして、価格が下がって、キーボードの配列が改良されて。

安っぽくなったって言う人も多かったけど、そんな極端に高級感ばっかりアピールされても、って思っていたのでむしろ丁度良くなった感じ。

何度も何度も指咥えて眺めていたら、お買い得パッケージがぴょろっと出てきて、まだそれでも高価だったけど、頑張って入手しちゃいました。


このときのVaioPで構成を選択する際の注意点はまず、SSDの128GB以上を選択することでした。64GB SSDはUATA接続となってしまうため遅かったはず。

SSD256GBは高価過ぎて見送りましたが、128GBを選択。

そして、筆者が個人的に着目していたのがGPU性能です。

どのみちAtomですから、GPUに拘ったところで所詮はAtomなんですが、所詮Atomだからこそ下手な妥協をするとすぐに性能的に使えないモノに成り下がってしまう危険性がある。

高い買い物なんだから、なるべく長く使えるように構成に気を遣うべし、と思ったのです。

CPUの選択は最高峰のZ560を妥協無く選択しました。

Z560だけ組み合わせるチップセットがUS15WからUS15Xにランクアップ。GPUクロックが200MHzから266MHzに上がります。この低レベルな、しかし3割違う差が、後々の長期使用に耐え得るかどうかの分岐点になるかもしれない、そう思って頑張ってZ560にしたのです。

本音を言えばクロック低い方がオーバークロックしやすいので、CPUクロック的にはもっと低いグレードでも良いと思っていました。

しかし、GPUクロックの差と、やはり最高峰Z560は全般的により消費電力が低く収まる最良品が選別されてますので、省電力であることが重要なモバイルPCとしてこの選択には意義があると考えました。
(でも、できれば少しFSBやメモリクロックを上げて、倍率落として使いだいなぁ)


WindowsXP導入

購入してバックアップ取ったら即WindowsXPへとダウングレード。よりサクサクに使いたいという考えでした。

日本向けのサイトではドライバーを入手できなかったので、海外のソニーサポートサイトを探してドライバーを収集。

幾つかの機能が動かなくはなりましたが、速いSSDの恩恵もあって割とサクサクに使うことができました。


Windows10導入

Windows10無料アップグレード期間中に一度はアップグレードしておいてIDの取得だけでもしておこうとWindows10をインストールしました。

その後、Windows10の特殊な動作に嫌気がさして、Windows7にしたり、WindowsXPにしたり、またWindows10に戻ってみたり、と何度か揺れた後、Windows10に落ち着いています。

WindowsXPでは使用用途が限られてきてしまうことと、Windows10のアイドル時消費電力が圧倒的に少ないことが決め手になっています。

ただ、Windows10が軽いOSというのは嘘ですね。少なくともAtomPCには重い代物です。裏で動くサービスが増えすぎていて、CPUもメモリも食いすぎです。

また、省電力のやり過ぎか、ときどき画面がブラックアウトしまう。これはバックライトが消えるという意味ではなくて、描画が一旦されなくなってしまうという現象です。そこからポインタを動かしたりすると再描画処理が走り出し、徐々に元の画面表示が復旧するという感じになります。これが数分から数十分おきに発生します。

キーボード付きのモバイルPCで最軽量の部類でありながら、ストレージ容量も多く、SDスロットとMSスロットでさらに容量を補完できる強みやUSBポートも2つあるという弱点の少なさにより、何かあった場合でも(遅いけど)フルで動作できるPCとしての価値が高いと見てWindows10環境を維持している現状です。


ただ、Windows10の異常とも言えるわざとらしい機能殺しには本当に辟易しています。

一番困るのがポインティングスティックのプレスセレクト機能を有効/無効にするチェックボックスが削除されて、無効化できなくされています。これのせいで、普通にポインターを動かしているだけなのに、あっちをクリックこっちをドラッグと誤作動バンバン起こしてくれます。感度設定も無いので調整のしようもありません。ずっとスティックを傾けていてもクリック動作が突然間に挟まったりするのです。

画面表示カラーの設定で16Bitが選択できなくなってしまい、32Bitにせざるを得なくなっています。そもそもが6BitFRCパネルなので32Bitカラーなんてほとんど無意味なので処理性能の弱いVaioPでは16Bitにしておきたいのですが。(実は「Vaioの設定」からだと16Bit設定が生き残ってます。設定しても効いているかどうかは……あ、多分効いてますね。消費電力で3W表示される時間が明確に長くなってます。(アイドル時3Wと4Wを行き来するので))

Bluetoothドライバが勝手に削除されて使えなくなっています。再インストールしてもWindowsにブロックされてしまってインストールできません。

この辺何らかの対策を講じないと不便でしょうがないです。Windows10のバカ!


Windows Experience Index
CPURAMGPUGameStrage
2.94.34.62.66.1
仕様概略
CPUIntel Atom Z560 2.13GHz
Diamondville 45nm L2 512KB
ChipsetIntel U15X
MemoryDDR2-533 2GB OnBoard
StrageTHNSNB128GMLJ (SSD) 128GB
LCDUWXGA(1600×768) 8.0in
VGAIntel GMA500 (OnBoard)
LANMarvell Yukon 88E8059 PCI-E Gigabit Ethernet 要アダプタ
WLANAtheros AR9285 IEEE802.11b/g/n
BluetoothFoxconn T77H114 BCM2070 2.1 +EDR
AudioRealtek High Definition Audio
SpeakerStereo
Camera-
Sensor照度,重力,GPS
I/FUSB2.0×2
SD Card Slot
MS/MMC Card Slot
Sound 1In/1Out
VGA D-Sub15 要アダプタ
KeyBoard16.5mm Pitch
Battery11.1V 52Wh 6Cell
バッテリ駆動時間約6時間
寸法245×120×19.8mm
重量605g


消費電力チェック

WindowsXPでもアイドル時には4Wまで下がりますが、Windows10だと3Wという表示も見られます。さらに画面オフでは2Wという表示も。

これはノートPCという形態を取っているPCではかなりの好成績ではないでしょうか?

Windows10でアイドル状態で放っておいたときに、バッテリー残量47%で残り3時間22分とかいう強気な表示を見ることができます。XPのときにはだいたい1時間50分とかそんな感じでしたからWindows10の省電力機能は明らかに進化してますね。

ただし、裏で動くプロセスが多く、メンテナンスが長いので、アイドルが落ち着くまでに相当な時間を要します。

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[記事作成日: 2017-04-23] ※誤記訂正のみの更新等は含みません

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