Install (1) 導入編

Ubuntu 8.04 LTS Server のインストールの過程を追ってみましょう。Sun VirtualBOX 2.2.2という仮想環境の中で仮想マシンを作成してインストールしてみます。

いやぁ、仮想化便利ですねぇ。今までOSのインストール経過を画像にしようとすると、何かしらハードウェアでのキャプチャ環境が必要だったわけですが、仮想環境ではホストOSのPrintScreenで一発です。

今回用意した仮想マシンはこんな感じ。

仮想マシンのスペック
メモリは実際に運用するサーバーのスペックに合わせました。

ここでの肝はPAE/NXを有効にしておくことです。PAE (Physical Address Extension) は32BitCPUに於いて、アドレスを36Bitまで拡張する機能でIntel PentiumProから搭載されている機能です。

殆どのCPUが対応しているせいか、Ubuntu 8.04 LTS Serverではこの機能がある前提でインストールを行ってしまうようです。これが、PAEを有効にできない仮想環境やPAEを持たない一部のCPUで問題を起こします。具体的には「」で。

さて、起動順序がCD/DVD優先になっていれば、CD/DVDのマウント(実環境ではCD/DVDの挿入)を行っておくだけで、電源を投入すればインストーラーが起動します。

インストーラー起動

言語を選択するとこの言語選択ダイアログを消えてインストーラーの初期画面になります。

インストーラー初期画面

必要があればメモリテストやCDの異常チェックなどしてみてもよいでしょう。

ここでは早速インストール開始です。

まずは漢字モードへの切替に使用するキーを選択する画面が出ます。あれ?表題以外全部英語じゃん。まぁ、Serverで日本語を相手にすることはほとんど無いと思いますので気にすることもないかと思います。

Defaultでは [Alt+Shift] になっていますが、個人的趣味で [CapsLock] を選択。

英数/漢字の切替に使用するキーを選択

さて、しばらく待っているといろいろ準備をしてくれているわけですが、ネットワークの設定のところでうちの環境ではつまづきます。

DHCP(自動IDアドレス取得機能)を使用していないためです。DHCPを使用している環境では自動でIPアドレスを取得して先に進むものと思われます。

DHCP失敗

続けるしか選択肢が無いので続けますが、ネットワークの設定方法を選択する画面になります。

うちの環境では手動で設定します。

ネットワーク設定方法の選択

まずはIPアドレスの入力です。192.168.xxx.xxxみたいな形で入力します。ここは一応プライバシー情報になるのでオレンジ帯で隠しています。(以降同様)

IPアドレスの入力

次にネットマスクの入力です。ビット数ではなく、255.xxx.xxx.xxxの形式で入力します。

ネットマスクの入力

次にゲートウェイの入力です。通信相手のIPアドレスが上記IPアドレスとネットマスクから求められるローカルに無いと判断された場合に転送される先のIPアドレスです。小難しく言いましたが、一般家庭ではいわゆるルーターのIPアドレスをやはり192.168.xxx.xxxみたいな形式で入力します。

ゲートウェイの入力

次にネームサーバアドレスの入力です。DNSってやつですね。一般家庭の多くはルーターが代理を務めてくれていますのでルーターのIPアドレスがDefaultで表示されています。必要があれば追加や修正をします。

ネームサーバーアドレスの入力

次にホスト名の入力です。Windowsで言うところのコンピューター名ですね。このホスト名とIPアドレスを解決してくれるシステムが整っていれば、ホスト名を使用してのアクセスが可能になります。簡単なところでは Hosts の設定ですね。

ホスト名の入力

次にドメイン名の入力です。このブログでいうと「dodoit.info」の部分がドメインです。もっとも、ローカルエリアでは関係のない話ですが。(LAN内では何を入れても良い。というか使わないような……)

ドメイン名の入力

さて、ディスクのパーティショニングについてです。まずは全体的な方針ということで、ディスク全体を使って良ければ自動が楽です。LVM (Logical Volume Manager) はディスクが複数あるとかパーティションを沢山作りたいという場合に有効ですが、ディスク1つで自動の場合はパーティションは2つしか作られません(/とswap)ので、下の画像ではLVMを選択していますが、暗号化を考えるのでもない限り不要なものかもしません。というか、LVM(とPAEの複合要因)でハマったので。

ディスクのパーティショニング方法

次にパーティショニングをするディスクの選択ですが、ディスクが1つしかなければ選択肢は1つしか出てこないのでそのまま続行です。[Enter] で進みます。

パーティショニングするディスクの選択

既にディスクになんらかのデータが入っていれば、削除するよって確認が出ると思います。

既存データ削除の確認

ディスクのパーティショニングについて確認です。ここで「はい」を選択するとディスクの書き換えを行いますので、既存のデータはなくなります。

ディスクパーティショニングの確認

続いてLVM作るぞと確認がきます。

ディスクのパーティショニングの確認2

ユーザーアカウントの作成に入ります。まずはユーザーのフルネームを入力ということですが、これはログインに使われるものではありません。基本的に表示に使用されるものです。本名って書かれてますけど、いわゆるメールの表示名みたいな感覚で入力すれば良いかと。

ユーザーのフルネーム入力

次にユーザ名の入力です。ここで入力したものがログインするときのユーザー名になります。

ユーザー名の入力

次にパスワードの入力です。ここで入力したものがログインするときのパスワードになります。

パスワードの入力

パスワードは非常に重要なものですので、入力し間違いがあると大問題です。そこで同じパスワードを2回入力し、2回とも同じパスワードが入力されたらそれを正規なものみなします。一致しなかったらどちらが正しいか分からないので入力し直しです。

パスワードの再入力

ここからはインストールするパッケージ(ソフト)に関する設定です。Ubuntuではネットワークの設定がうまく行っていればInstall時にも最新の状態を取得しに行きます。もし、インターネットに接続するためにプロキシサーバーを使用しているのであればその設定をここで入力します。

HTTPプロキシの入力

インストールするパッケージを選択します。スクロールバーが出ていないので選択肢は下の画面に表示されているもので全てです。ここに出ないものはインストール完了後に個別にインストール作業が必要になります。ここでは目的のLAMP ServerとPostgreSQL Database、そして、リモートログインやFTPがセキュアに出来るOpenSSH Serverを選択しておきます。

インストールするパッケージの選択

MySQLのrootユーザのパスワードを入力します。OSの管理者であるrootとは異なるもののようです。ちなみにUbuntuのrootユーザーのパスワードを入力する機会がInstall時にはありませんが、パスワードは未設定の状態になっています。

MySQLのrootパスワード入力

おなじみのパスワード再入力です。直前の画面で入力したものと同じものを入力します。

MySQLのrootパスワード再入力

最新ファイルの取得やインストールでしばらく待ちます。すると、もう完了です。CD/DVDがイジェクトされる場合もあります(VaioZ PCG-Z1V/Pではイジェクトされました。)がVirtualBOXでは自動でアンマウントとはならないので手動でマウントを解除しておきます。これを忘れて続行してしまうと、再起動しますのでまたインストーラー画面が起動されることになります。

CD/DVDのアンマウント

お疲れ様でした。これでインストールは完了。再起動となります。うまく起動すると良いですね。

インストールの完了

[記事作成日: 2009-05-11]

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