濡らした布で身体を冷却

酷暑と節電の対策として、部屋内の発熱を減らす工夫をしてきたわけですが、今度は体温を下げる工夫をありきたりな方法でやってみました。

布を濡らして首に巻くだけ

タオルや手拭い、ハンカチなどの手頃な大きさの布に水分を含ませ、首に巻き付けるだけです。水分が蒸発するときに、水分子が気体で存在するために必要なエネルギーを奪っていくため、残された物体側のエネルギーが減る、つまり温度が下がるという理屈です。このとき、ある程度風がある方が効率良く気化しますし、気化した水分が体周辺に篭らないので不快指数減少に繋がります。

場合によって、首ではなく、頭にハチマキのように巻いてみたり、手首や足首に巻いてみたりしても良いかもしれません。

寒気がすることも

湿度の低い、天気の良い日にはバリバリ気化が進んで結構な冷たさになります。状況によっては寒気がすることもあります。それでも、巻いている部分以外の場所は高温にさらされているので、汗が完全に引くわけではありません。暑いんだけど、寒い。不思議な感覚です。

この不思議な感覚は温度の高低分布が逆転するために起こるのではないかと思います。通常涼しい環境下では、体内で体温を保つための熱が生成され、それが皮膚を通して外気で冷やされる形になります。簡単に言うと「外から冷やす」です。しかし、暑い環境下で濡れ布を巻くと、濡れ布によって冷やされた体液が体内に循環してゆくことで冷やされるという理屈になります。簡単に言うと「中から冷やす」になります。冷たい飲み物を飲み続けるようなものです。

冷やし過ぎに注意

このような不思議な感覚ですと、なんとなくまだ暑いと思ってしまいますが、冷静に感覚を研ぎ澄ますと体内はかなり冷えています。冷房によるあからさまに涼しいと思える感覚が無いまま、体内は結構冷えてしまいますから、冷やし過ぎには注意が必要です。咽喉や頭が痛くなったりもしますね。

慣れの問題なのかもしれませんが、贅沢言えば、暑いのに冷えてるという感覚よりも、普通に涼しいと思える感覚の方が落ち着きます。そういう意味でエアコンはやはり偉大ですね。

[記事作成日: 2011-06-28]

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