Microsoft Signature Edition

なんていうタブレットPCが、あるんですね。なんでも、サードパーティー製の不要なアプリや体験版ソフトウェアが入っていないというクリーンな仕様が売りとのこと。

確かに余計なものが入っていないのは良い

タブレットPCという比較的新しい要素があったとしても、PCについては結構習熟度は進んでいる感じで、使いたいソフトやサービスが既に決まっているという人も多そうです。

そうなると、プリインストールソフトのほとんどはタンスの肥やし。中には買ってすぐこういった余計なものを削除する作業に追われる方も多いのでしょう。

そういった意味では最初から入っていない仕様の存在というものは選択の一つとして歓迎されることです。でも、このようなプリインストールソフトには販売価格を下げてくれる効果も(明言されたことはありませんが)あったはず。そこには、

Microsoftならではの事情

も、垣間見えます。こういった仕様の製品が、メーカーから直に販売されるのではなく、Microsoftから販売されるという。つまりは、Microsoftはプリインストールソフトによってメーカーが得られる利益の分を担保してまでこのような仕様の製品をオーダーした可能性があります。(事実は知りませんので、あくまでも個人的な勘繰りに過ぎません)

そして、本来なら、ソフトウェア会社は宣伝となり、メーカーも儲かるというWinWinの関係を壊すような、(特に)ソフトウェア会社から嫌われそうなことをしてまで、クリーンな仕様の製品を用意したのか。

そういった製品が今のところ全てタブレットPCであるところにもヒントがありそうです。

シェア拡大のための施策の一環

Microsoftは性能の低い製品に限って、Bing EditionというWindowsの安価版をメーカーに提供しています。これは製品によっては0円(タダ)にまで割り引かれる制度のようです。これにより、安価なAndroidとの価格差を縮めて、シェア拡大を目論もうとしています。

しかし、それだけだとまだWindowsのタブレットは高価です。それは、Androidに比べて必要とされるハードウェアリソースが大きいから。そこで、ハードウェアリソースもAndroidと同じレベルに落とせるように対策をしてきました。

例えば、性能要件を落としたのもその一つ。WinBootという機能を設けて、肥大化したOSイメージを圧縮したまま利用できるようにし、少ないストレージ容量でも動くように改善したりもしています。ここ最近のMicrosoftはOSのスリムアップにも熱心です。

しかし、せっかくの努力も大量のプリインストールのせいで水の泡ともなりかねません。場合によっては、容量だけでなく性能も阻害されかねない。せっかく、価格で勝負できるようになっても、手にしてみて、遅い、空き容量が少ないと判断されてしまうのでは不利な状況に変わりがありません。

PCそのものの市場の危機

PCは無くならない。これは間違いないでしょう。タブレット(スマートフォン含む)では生産活動に不適です。タブレットは基本、消費のためのデバイス。生産性を向上させるような別のものが出てこない限り、その役目はPCが担い続けます。

しかし、タブレット登場以前では消費活動だけでもPCが使用されていました。その分がタブレットに取られてしまいます。そして、それは決して小さなものではありません。

ある程度はサードパーティに嫌われてでも、PC市場全体を鑑みて、攻めなきゃいけない部分がある。そんなふうにMicrosoftはバランスを見ながら、こういった製品を出しているのかもしれません。

ハード的には既にSurfaceという製品を出していて、OSのコストを無いことにもできるMicrosoftがハードを出してしまったら、ハードメーカーは不利だという話もありました。(もしかしたら、そういったこともBing Editionの導入にも繋がったのかもしれませんね)

直販同士ならほぼ同じ価格

とまぁ、そんな御託はさておき、消費者としては選択肢の一つとして歓迎していいことかとは思うのですが、問題は価格です。どかーんと跳ね上がってしまうのでは意味が無い。結局はユーザーに低い性能を押し付けるか、余計なソフトを押し付けるか、高い価格を押し付けるかという不利益の種類が変動するだけです。

ちょっと調べた限りではメーカーで特別な割引などをしていない限り、メーカー直販とほぼ同じ価格。全く同じかあっても数百円の誤差でした。

Acerだけはメーカー直販をやっていませんので、量販店価格と比較することになりますが、さすがにこちらは量販店が安い。

現時点で出ている製品

頑張って自力で消してもゴミが残るかも。そういった手間もなく最初から余計なものが入っていないクリーンな環境を同価格で手に入れられるのであれば、検討に値するものかとは思います。

今のところ、出ているのはこちら。↓

Acer Iconia W4-820/FH Signature Edition Tablet

Lenovo Miix 2 8 (59399891) Signature Edition Tablet

Lenovo ThinkPad 10 Signature Edition Tablet

Lenovo ThinkPad 8 Signature Edition Tablet

ちなみにMicrosoft製のソフトウェアは不要なアプリの範疇には含まれてはいないようですよ。

[記事作成日: 2014-10-09]

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