Intel Celeron (Tualatin)

Intelの第6世代CPU最終コアのCeleronは当時の最新CPUであるPentium4(Willamette)を霞ませてしまうような良CPUでした。結果それ以降IntelはCeleronの差別化を徹底し始めます。

Intelの第6世代CPUCeleronの最終版。0.13µm。

Tualatin Celeron 1A GHz 表面Tualatin Celeron 1A GHz 裏面

Tualatin-256Kといえば、Pentium3(-Sが付かないもの)も該当するのですが、例によってL2Cacheのレイテンシ等、差を付けられていそうな感じです。というのは、雑誌等で見るベンチマークの結果から推測しているのですが、OverClockの限界周波数がCeleronの方が高く感じられる情報が多いというのもあります。流通量がCeleronの方が多いとか、OverClockerの標的がPentium3でなくCeleronにある等の事情もあるかとは思いますが、同じコアの製品ならば限界周波数も同じ位になるのでは? と考えてもよさそうなものです。

Coppermineコアの初期の頃はOverClockの限界周波数がPentium3の方が高く感じられる情報が多かったように思います。実はこの頃はPentium3とCeleronのパッケージに結構な違いがありました。Intel Pentium!!! (Coppermine)Intel Celeron (Coppermine)の写真を見比べてみると分かるのですが(見比べさせるくらいなら並べて見せろって話もありますが)、表面のパッケージにうっすらと配線パターンが見えますよね。これが、結構違っています。Celeronは一部塗りつぶされてますね。単なるL2Cache潰しなのかも知れませんが。裏面にはチップコンデンサ?チップ抵抗?なんだか良く知りません(勉強不足ですみません)が付いていますが、その数が全く違いますね。これは恐らく高周波数時の安定性に直接寄与するものと思います。このため、初期の頃はPentium3の方が限界周波数が高くなっていたのでは? と思います。

Celeron-800から裏面のチップコンデンサ?の配置がPentium3と同一になりました。これは、Coppermineコア自体の限界に近づいて、今までの配置パターンでは安定動作が難しくなってきたからと思われます。そして、Coppermineの最終cD0コアではCeleronの限界周波数は1300MHzを超えているようなのです。Pentium3が一時期1133MHzで動作不良を起こしてリコールしていたことからは想像が付かない高周波数です。勿論、Coppermineはマイナーチェンジを数回して限界周波数を高める方向に振って来てはいるのですが。cD0コアのPentium3の限界周波数の情報を良く知らないのですがCeleronの方が高いのではと思っています。それがL2Cacheのレイテンシの差によるものでは? と勝手に想像しています。

シリコンチップの特性は様々で低電圧でも安定して動くものもあれば、低電圧は苦手だが電圧を上げていけば高クロックに耐えるものもあります。同じ設計であってもです。そこで、製品の規格に合うものを選別して流通させているというわけです。例えば、TualatinコアのCeleronは1~1.3GHzのラインアップがありますが、1GHzのものは定格で1GHzでの動作を保証できる製品と言うだけで、定格外の動作についてはバラバラです。中には電圧を上げていけば1.6GHzでも動作するなんてものもあるわけです。逆にどんな設定にしても1.1GHz程度が限界なんていうものもあるかもしれません。ですが、どちらも定格では1GHzで動作します。

話が反れました。

SD-RAMのPC100CL2とPC133CL3は同じ設計のチップから作られます。片や100MHz、こなた133MHzで動作するものです。しかし、CASレイテンシが異なっています。100MHzでは10ns毎に状態が変わります。CL2と言うことは20nsの遅延が発生することを意味します。一方133MHzでは7.5ns毎に状態が変わりCL3なので22.5nsの遅延が発生するというわけです。PC133CL3のメモリがPC100CL2で動作するとは限りませんし、その逆も同じです。ただ同じ設計のチップでもものによって高周波数が得意なもの、短レイテンシが得意なものに分かれるわけです。言うなれば動作周波数とレイテンシとにはある程度負の相関関係があるのです。

そういった目で見てみると、同じコアでレイテンシの長いCeleronはPentium3より高い周波数で動く可能性があるといえそうです。ただし、短レイテンシ・低電圧で高クロック動作するものは優先的にPentium3にされるはずですので、最優秀なコアがCeleronに来るわけではないのでしょうけど。

自作機

Intel Celeron 1AGHz
(定格100x10v1.475 最高132x10v1.6 常用128x10v1.6)

さて、で「待ち」と言っていた矢先に購入してしまったCeleronですが、またまた慌てちゃいましたかね(また?(^^ゞ)。確実にFSB133MHzで運用できるものと思っていたのが間違いなのですが、同時購入したマザーがSpecと違って定格+0.1Vまでしか設定できなかったということもあるのでしょうが、安定動作は気分的にすっきりするFSB128MHzとしました。(でも、実測は全然すっきりしない。下記参照)

HDBENCH Ver 3.30による演算能力 (C)EP82改/かず
測定条件128x10v1.6w35.9で測定
Processor Pentium III 1285.99MHz[GenuineIntel family 6 model B step 1]
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 2
テスト項目結果1MHz当たり1W当たり
Integer59,60746.351,661
Float58,76845.701,638

[記事作成日: 2002-06-29]

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