IDT Winchip2
IDTがSocket7向けに出したCPU「WinChip」の後継。影のSocket5救世主。
MMXの搭載により、性能の悪さをカバーした製品。Socket7対応だが、実はSocket5でも動作することがある。と書いたが、製品投入時期と性能からしてSocket5のグレードアップ向け以外に考えられなかった製品。(あっ、サーバ用途があるか。)Socket7としてみれば何じゃこんなもん。なんだろうけど、Socket5としては、うんうん頑張ってるねぇ。となるから不思議。
印象は「素」って感じ(凄い抽象的)。事実上後継となるC3(VIA)でも「素」の感じは味わえるのでしょうか?
自作機
IDT WinChip2 225MHz
(定格75x3v3.52 最高66x4v3.3 常用60x4v3.3)
Socket5で動作するCPUということで(メーカは保証していません。)購入。Frontier P5-90のCPUを差し替えました。
倍率が整数倍しか設定できないのでOverClockは生かせなかった。2.5倍の設定があれば105x2.5とか動きそうなのに。110x2は動きました。ちなみにこのCPUは電圧下げても全然へっちゃらで、2vちょいで定格クロック動作した記憶あり。3.52V、3.3Vの設定は明らかにSocket5市場を意識したものだと思う。パフォーマンスはいまいちでも、なんとなく微笑ましい。うんうん、頑張ってるね~って感じ。測定条件 60x4v3.3w10.7で測定
Processor WinChip 2 239.97MHz[CentaurHauls family 5 model 8 step 5]
OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)テスト項目 結果 1MHz当たり 1W当たり Integer 9,063 37.77 850 Float 6,531 23.47 612