Intel PentiumII (Deschutes)
Intelの第6世代CPUPentium Proの後継。
Pentium ProにOnDieで搭載していたL2Cacheを外し、MMX機能を搭載したものです。なぜ、態々L2Cacheを外したか。多分、当時L2Cacheについては512KBくらい欲しいが、MotherBoard上に搭載ではさっぱり速度的に望めないし、OnDieにするにはシリコンが大きくなり過ぎる&発熱も問題だと思われたのではないでしょうか。CPUのクロック向上の足枷にもなっていたかもしれません。でも、OnDieなら128KB程度のL2Cacheでも効果絶大というのが、Celeronの登場で判明しましたし、基盤に移したL2CacheがむしろCPUのクロック向上の足枷になってしまったのは皮肉です。
0.13µmになりつつある最近ではL2Cacheの量を増やさないと熱密度が上がり過ぎて問題だなんて話もありますしね。
いやー、それにしても高げなパッケージですね。ヒートシンクの固定金具は豪華だし、外してもヒートスプレッダがあって中が見えないし、CPU自体もコア剥き出しではなくてヒートスプレッダ付きですから、3重冷却ですね。無意味に高価な構成です。とっても、バブリーな薫りがします。
仕事機5号
Intel Pentium2 400MHz
(定格100x4.0v2.0?)
EpsonのEndevorです。このマシンとの付き合いはかなり長いです。仕事に使うにはL2Cache容量の多いものが良いですね(例え1/2倍速でも)。Celeron 300Aを450にOverClockしたものより快適です。メモリ・HDD等のスペックも似たり寄ったりなんですけど、なんかね、すっきりするんですよ。Pentium2の動作の方が。まあ、お仕事がCacheを有効に使う範疇なんでしょうね。128KBでは不足と。でも、きっとエンコードとかするとCeleron 300A(450MHz駆動)の方が速いんでしょうね。
Windows2000のSP2とIE5.5を導入してから、動作が緩慢になってきたような気がします。また、経年劣化からか、メモリのCASレイテンシを3に下げないと動作しなくなってしまいました。HDDの空き容量も不足気味です。余り、長くはもたないのだろうか?
ついに2002.04.05 CPU交換となりました。Intel Pentium!!! (Katmai)です。