LibrettoM3にWindows2000を導入

以下のマシン構成での、Windows2000導入方法です。

何が問題か

M3にはUSB FDDが標準で付属するが、ブートできない。また、CDはブートできるものだが、Windows2000の新規Installではファイルコピー後の再起動後にCDを認識できずに進めなくなってしまう。アップグレードInstallはやりたくないし、デュアルブートではHDD容量的につらい(2.1GB)。解体して取り外したHDDを他のマシンに接続してInstallする方法は他のページにあるが、2.5inchHDD→3.5inchHDD用変換コネクタを持っていないし、面倒臭い(わがまま?)。解体するくらいならHDD交換したいわい。そこで、手持ちの機器でなんとかしようというわけです。

基本方針

CDからのInstallが駄目なら、HDDからInstall。FDDブートが駄目なら、CDブート。が基本方針です。

作業順序

下準備

富士通

起動ディスクの作成

まずは基となる起動ディスクを作成します。今回はWindows95の起動ディスクを使用しました。必要な機能として、FDISKFORMATSMARTDRVがあげられます。FDISKはWindows95 OSR2以降のFAT32が扱えるものが良いです。FORMAT/Sオプションのあるもの。SMARTDRVはHDDの読書キャッシュを行うものですが、これが無いと、数分で済むはずのファイルコピーが数時間かかる羽目になってしまいます。通常の起動ディスクには入っていないので、C:\WindowsフォルダからSMARTDRV.EXEをコピりましょう。って、容量足らないじゃん!FDD上のEDIT.EXEを削除して、コピりました。

起動CDの作成

作成した起動ディスクを基に起動CDを作成します。CD-R Writing SoftでブータブルCDとして焼きます。

パーティション設定

Windows2000のInstall用ファイル置き場を確保します。Windows2000 CDのi386フォルダ以下が必要になりますので、最低350MB程の容量があればいいかと思います。作成した起動CDより起動(電源投入時にCを押す)して、FDISKコマンドでパーティションを設定します。既存のパーティションを全て削除して(この時点でM3のWindows98とは一旦さよなら)設定しなおします。どい太朗は512MB確保して、C:1555MB D:512MBとしました。

起動CD上にCD-ROM Driveのデバイスを組込できている場合

起動CD上にCD-ROM Driveのデバイスを組込できていない場合

(ここから共通)Installerの起動

おおっと。Installerを起動する前にSMARTDRVコマンドを発行しておきましょう。続いて、カレントディレクトリをD:\i386に移して、WINNTと打ちます。これで、有無を言わさずInstallがガンガン進んで行きます。

補足

NTFSにしたい場合は途中変換するかどうかで聞かれますので安心。
なんなら、インストール完了後パーティションマジックかなにかで結合すれば容量不足問題も一寸は緩和?

2001-10-14

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