Frontier P5-90

1994年10月、やっとディスプレイ込みで¥500,000位に落ちてきたので、清水の舞台から飛び降りたつもりでGET。98時代さようならDOS/V時代こんにちは。

この時代って価格下落が激しくって半年前には486DX2 66MHzで60万円台だったのだ。それが、Pentiumのハイエンドで¥378,000ですよ。

買ってからの半年間では、CPUが100MHzにUPした以外殆ど仕様に差が無い製品で¥373,000でした。買った時期的には大正解!

(ちなみに会社の同僚がこの¥373,000のを買ったんだけど、その時候補に挙がっていたのが知る人ぞ知る「マハーポーシャ」。
「パソコン買うならマハーポーシャ!」って5~6人で通りすがりの人1人に向かってチラシを差し出すあれですよ。
現「アレフ」元「オウム」。
買う直前に例の事件が起きて買わずに済みました。
危うく加担するところでしたね。)

おっと、話が脱線してしまいました。
このPC、ALL-SCSIなんですよ。
当時はまだ、SPEC的にIDEは弱く、特にHDD528MBの容量制限はすぐに使えなくなることが予見できたので、高くてもSCSIにしたんです。
今では考えられないですけどね。

しかし、暫くリムーバブルメディア等、SCSI必須みたいな時期があったので、そういった意味ではIDEにて結局SCSIカード買う羽目になったっていうより良かったと思います。
このPCのMotherBoardはI/FがOnBoardになっていなくてPCI-Slotに別差しなんですよ。
で、てっきりALL-SCSIの製品だったのでSCSIしかI/F無いと思ってたんですが、なんか基板上にIDEコネクタっぽいものがあるのを発見。
でも、528MBまでだったら使いようがないですね。

当時はもうパソコンからかなり遠ざかっていたので、全く無知でこのPCにOSが付属しないことすら判っていませんでした。
手に入れてから、Windows3.1を購入し、インストール。
……ってそんなに簡単に行かないんだよね。

MS-DOS6.2をインストールしてから、ドライバ組み込んでIRQ調節して、コンベンショナルメモリの空き容量を増やして……。
よく打ちましたよmemmaker

で、インストールできればそれでいいやって問題ではなくて、このコンベンショナルメモリの空き容量がパフォーマンスに影響大ってことでチューニング…チューニング……チューニング………。半年くらいそんな調子でした。
初め驚きの高パフォーマンスも3Dレンダリングをやった時についに不足を感じ、メモリを増強。
Windows95化。

(1997年)Windows95は圧倒的に扱いが楽で、二度とWindows3.1に戻ることは無かった。
PDも導入してHDDが730MBなのにPDは650MB。
ほぼフルバックアップできるじゃんって感じでウハウハ。

今ではHDDのフルバックアップなんてとても無理ですけどね。
リムーバブルメディアの進化って遅いなあ。

転職してから、仕事で使うパソコンがどんどん性能UPして、だんだん見劣りするようになってきました。
でも、激変期に下手に手を出すとドツボに嵌るので、頃合を見計らってIwill XA-100にスイッチしました。(1998年)

でも、Iwill XA-100は結構実験君マシンになっていたので、いつでも使える安定マシンとして重宝していました。
その後もMemory増強、HDD追加、OverClock、CPU換装で生き延び、出番は減ったもののまだまだ現役です。
現在はLinuxを導入して、Server構築の勉強用マシンとして使用中です。
最初のPentium 90MHzは会社の後輩マシン用に譲り(75MHzと交換)ました。

使用CPU履歴
  • Intel Pentium 90MHz (常用66x1.5v3.3)
  • IDT WinChip2 225MHz (常用60x4v3.3)
  • Intel Pentium 75MHz

2013-10-04 2001-10-28

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