超こじんまり節電PC環境
『酷暑と節電で作業環境を考える』でポチッたサブディスプレイplus one (LCD-10000V)が届いたので実践してみました。
VaioPと組み合わせてアイドル時9Wの節電PC作業環境。
届いたサブディスプレイを眺めてみる
製品情報はCENTURYのページ、plus one(LCD-10000V)をご覧いただくとして、製品情報では分かり辛いところを中心にレビューしてみます。
写真の画面に入っている横縞はワイヤーラックの映り込みです。
USB接続のみで画面表示できるLCD-10000Uの方では画面側での表示調整ができないらしいですが、こちらVの方は普通のD-Sub15ピン接続の液晶ディスプレイらしく表示調整ができるようになっています。
色温度は9300、6500、User設定の3種類で、User設定ではRGB各0~255階調で調整できます。
表示位置調整(自動調整あり)やアスペクト比(16:9、4:3、Auto)など設定できます。
電源となるUSBの接続は右側で、D-Sub15ピンは左側なので、使用するときは両側からケーブルが生えてスッキリ感がなくなりますが、本体が630gと軽量なので重心バランスを取るためには致し方なしかと思われます。
ちなみに持った印象は密度が詰まっているVaioP(約610g)に比べて軽い気がしてしまいますが、ごく冷静に見た目の印象を廃して同じ持ち方で持ってみると若干こちらの方が重いのは確かなようです。
これも写真に横縞が入っていますが画面表示そのものに縞が入っているわけではありません。
上の写真のように縦置きができます。
縦置き用に本体にゴム足が装着され、ワイヤーを本体に差込むだけの簡易スタンドもこの方向に装着できます。
逆側はゴム足も簡易スタンドの設置場所もないので縦置きでは常にこの方向になります。
実はこのとき、下側がD-Sub15ピンの接続になっていまして、付属のケーブルでもかなりきつく曲げないと本体が接地しないという状況です。
というか、写真を良く見ると実は微妙に浮いているのが分かりますでしょうか?
この付属ケーブルは細身ですので1.8mありますが重くはないです。
ただ、手持ちの1mの方が軽かったので、持ち運んで使う方は軽くて短いケーブルを別途調達すると吉でしょう。
ちなみにVaioPのXP用ドライバですと画面ローテイトの項目が出てこないのですが、Intel純正のGMA500用ドライバを使いますと表示の回転ができるようになります。
XP化したVaioPならではの情報でしょうけど。
下にVaioPが映り込んでるけど気にしない。(・ε・)
持ち運び時の画面保護用にカバーが付いてきます。
シンプルに本体にかぶせるだけです。
これがクルッと回ってスタンドになったりしたら格好良いような気もしますが、裏にはケーブルが2本刺さったり、電源スイッチやOSD用のボタンがあったりとそれなりに賑やかなのでまぁ贅沢は言わないことにしましょう。
VaioPと合体
VaioPの画面上部にある横縞はメタルラックの映り込みです。
後ろにDell 2407WFPが映っていたり、周りにいろいろ散らかってるけど気にしない。(・ε・)
というわけで、VaioP本体で約6W。
サブディスプレイで約3W。
合計9Wの節電PC環境の完成(いや、設定とかまだやることあるけど)です。
本体の解像度UWXGA(1600×768)にサブディスプレイのHD(1366×768)がプラスされて合計画素数2,277,888ピクセルです。
FullHD(1920×1080)の2,073,600ピクセルを凌駕し、あと一歩でWUXGA(1920×1200)の2,304,000ピクセルに届きそうです。
また、VaioPの本体幅とサブディスプレイの本体幅がほぼ一緒なので、写真のようにうまいことレイアウトすればまるで3つ折2画面のノートPCみたい!
っていうか、本気でこういうノートPC出して欲しいです。
眼精疲労とエコノミー症候群に注意
VaioPは小型ノートPCとしては高解像度ですが、それを8インチという小さいサイズに収めているため、ドットピッチが0.114mmと携帯並みに細かく、ついつい覗き込むような姿勢になってしまいます。
一方のサブディスプレイも実は10.1インチでHD(1366×768)だとドットピッチが0.163mmで15.6インチのFullHDや、15.4インチのWUXGAよりも細かく、VaioZにあった13.1インチのFullHDに迫る細かさなのです。
従って、目には厳しい環境であることを注意しなくてはなりません。
また、ついつい凝視するような姿勢で固定されますので、腰痛や猫背、はたまたエコノミー症候群などの姿勢に起因する障害にも注意が必要です。
やっぱり縦2画面3つ折ノートPC欲しい~
当サイトでは何回か話題に出していますが、改めてVaioPとサブディスプレイで2画面構成にしてみるとやっぱエエわ~。
で改めて2画面3つ折のノートPCが欲しいな~って思った次第。
2画面自体はToshiba LibrettoWとかAcer IconiaとかNEC LifeTouchWとかあるけれど、どれも2画面にする代わりにキーボードが省略されているので。
あと、VaioPのキーボードもやっぱエエな~。
指が干渉しない程度の小さなピッチで打ち易さを損なわずに手をあまり動かさずに操作できるようになっているので、下手すると標準ピッチ、標準配列のキーボードよりも打ち込み易い。
これ、キーボード単体でも売ってくれんかなぁ。