アナログディスプレイの自動調整

購入したサブディスプレイplus one (LCD-10000V)が自動調整だとどうもぼやける。
かといって、手動調整も面倒だしなかなか良いポイントが見つからない。
というわけで、ちょっと工夫してみました。
アナログ接続のディスプレイを持っている人には役立つかも。

自動調整が決まらない

エクスプローラーの全画面表示や、ブラウザの全画面表示など、なるべく画面全体に情報を表示されるような状態で調整してみるのですが、今回購入のサブディスプレイ Century plus one (LCD-10000V) では横方向の合わせが微妙に狂ってしまい、どうしても表示のぼやける場所が出てきてしまいました。
ただし、これは筆者が接続に使うケーブルを製品添付のものから自前の安っいケーブルに変えたせいかもしれません。
というのは、ちゃんとは覚えていないのですが、ちゃんと調整できた結果が製品添付のケーブルを使っていたときに適当な背景で自動調整した結果と同じような値になったからです。
いずれにしろ、製品の自動調整機能がショボイというわけではなさそうです。
(明るさ調整はたまに分けわからん挙動をしますが。)

模様がハッキリしているほど良い

自動調整を行うときに表示されている内容によって調整結果が異なることがあります。
とくに単一色の背景とかだったりすると、非常に適当な調整結果になったりします。
正しくいうと、「適当な調整をした」のではなく、「ちゃんとした調整ができなかった」ということになります。

自動調整を行うときは画面の表示がなるべくクッキリ・ハッキリ・キッチリしている状態の方がちゃんと調整できます。

意図的に調整用の表示をつくる

というわけで、最後の手段(いきなり最後かい!)。
自動調整用の表示をこちらで準備しちゃいましょうということです。
やり方は簡単。
ペイントなどのお絵かきソフトで白黒の市松模様を作ります。
このとき、色は白黒で、画像のフォーマットはビットマップ(bmp)か(png)にしましょう。
jpg等の非可逆圧縮を行うフォーマットですと、模様がぼやけてしまいます。

これを画面背景に並べて表示するだけです。
このときにちゃんと調整できていない画面では白黒以外の色が発生すると思います。
この状態では1ピクセルごとに信号が真逆になるというもっとも信号がハッキリした状態ですから、自動調整もバッチリ行えるとこういう理屈です。

市松

ちなみに作るのが面倒な方は右の画像から持っていってもらってかまいません。
右の画像はブラウザにより拡大表示しているのでぼやけて見えますが、8×8ピクセルの市松模様です。

アナログでもクッキリ表示を

これで自動調整を行って、きれいな灰色になり、よく見ればちゃんと白黒という状態になれば調整成功です。
普通の表示も今までよりクッキリハッキリしませんか?

アナログ接続のディスプレイを使用している方はお試しあれ。

2011-07-01

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