デスクトップPCはお城なんだい!

ここのところ、節電対策も兼ねてほとんどの作業をVaio P + LCD-10000Vというアイドル時9Wのデュアルディスプレイ環境で行っているのだが、全ての作業を移管したわけでもないのでたまにデスクトップPCを動かす。と、やっぱりデスクトップPCはいいなと思ったりする。

デカいディスプレイはやっぱり良い

一目で多くの情報を楽に見渡せる高解像度で大きなディスプレイはやっぱり良い。いくらデュアルディスプレイで総画素数では遜色無い環境を作ったと言っても、やっぱり一枚で広い画面には全く歯が立たない。ついでにいうと、発色も断然、デスクトップPCで使用する単体ディスプレイの方が良い。(うちのはDell 2407WFP)

キーボードが単体なのも良い

ノートPCでは消費電力≒発熱が90%カットできた。確かにこの効果は大きく、デスクトップPCの時に感じたムワっとした熱気が無くなっているし、やはり部屋の熱気の篭り方から違う。しかし、ノートPCとくにファンレスであるVaio Pで作業をしていると、本体ではアイドル時4Wしか消費しないエコPCだが、その発熱は本体を通して手のひらに。これが、夏場は結構熱い。

大容量のストレージが内蔵できるのも良い

ノートPCでは本体内に収まらないデータは外付けの機器にたよるしかなくなるが、デスクトップPCでは3.5インチのHDDを平然と飲み込めるので容量不足には悩まされない。

必要なものだけ机上に置けば良い

ノートPCでは本体を含め、接続する外部の機器も全て机上に置くのが基本となり、機器が増えれば増えるほど卓上がゴチャゴチャと散らかってゆく。デスクトップPCではUIに関係しないものは机下に隠し置ける。し、多くの機器はケース内部に格納できる。

富士通

デスクトップPCはお城なのだ

一つ一つのパーツを自ら選考して、組み上げたデスクトップPCは例えるならお城、狭いせま~い世界ですが、一国一城の主なのです。主としてやっぱり城に居るのが一番心地良いです。

でも熱はやっぱりなんとかしたい

なんかCMに感化されているような発言でイヤですが、「エコ替え」を目指したいわけです。白物家電やクルマなどは物理的に進化のスピードが遅いので、単純に買い換えてもトータルで見てエコとは言えない状況が多発するわけですが、PCの世界は進化のスピードが速いうえに必要とされる性能レベルが上がったりすることもままあるので、比較的早いサイクルでの買い替えが本当にエコだったりするわけです。

特に最近になってやっと本気で消費電力の低減に力を入れるようになってきたため、今使っているPCの消費電力いかんによっては性能とか無関係に消費電力低減の一点でエコ替えしても良い状況にあります。
ただ、うちのデスクトップPCは既に結構な省エネ構成、というか絶対的にはそれほど突き詰めた省エネ機ではないが割りと高効率なマシンになっているので、そこからさらに劇的に消費電力を落とすのは難しいところでもあります。(湯水のように予算を費やせば可能ですが。)

少なくともCPUが2世代も古いものであるにもかかわらず、設定を詰めているせいもあり、最新世代を使用しても消費電力の低減はほとんど見込めません。他のパーツで頑張ったとしても性能を我慢してまで詰めるのは使い勝手命のデスクトップPCとしては本末転倒(ノートPCにすればいいじゃんという話)なので、せいぜい現状-15Wくらいが良いところかなぁって感じです。

あと、ディスプレイも現状の解像度から落とさずに、発色も我慢せずに、となると今現在は買える製品が無いので、やはり-15Wくらい見込める製品が出るのを待つという感じでしょうか。
両方出揃っても-30Wか。落とせても70Wくらいにまでしか落とせなさそうです。う~む。悩む。

2011-07-06

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