KF3_05 軽ミニトランスポーター

ミニトランスポーター。2人乗車に限定して、さらなる経済性を追求しています。現車で例えると、「スズキ マイティボーイ」の再来。

スペック (Spec)

全長×全幅×全高(mm)2995×1475×1550
室内長×室内幅×室内高(mm)1155×1295×1260
オーバーハング[前/後](mm)400/400
ホイールベース(mm)2195
トレッド[前/後](mm)1320/1320
最低地上高(mm)150
乗車定員(名)4
車両重量(kg)600
最小回転半径(m)3.8
タイヤサイズ135/80R13
エンジン型式直列2気筒横置ガソリン
内径×行程(mm)69.6×86.6
総排気量(cc)659
圧縮比14.0
最高出力(kW(PS)/rpm)34(46)/5600
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm)61(6.2)/3000
燃料消費率JC08モード(km/l)39.0
JC08モードの重量区分~600kg
標準価格65万円

スタイリング (Styling)

KF3_04 軽ノッチバックセダンでセダンスタイルが出来たなら、そのパーツを使って2ドアセダンも出来る。

KF3_01 軽ミニコミューターと同じショートスタイルのままリヤシートとリヤドア、リヤハッチゲートを廃止し、トランクリッドを装備。なんとも特異な2ドア2シーターセダンスタイルが完成しました。

思い切ってリヤクオーターウインドウを省いているせいでもありますが、意外にも無骨でガッシリとした印象になりました。

パッケージング (Packaging)

KF3_01型をパーツ流用度を最大限に高めながら徹底的に軽量化しました。
大人には若干狭かった後部座席を思い切って廃止して2シーターに。重量物であるリヤドア、リヤハッチゲートを廃止し、比較的軽量なKF3_04型セダンのトランクリッドを流用。リヤウインドウもセダンのものを流用しています。

リヤドアの廃止により観音開きでも無くなったので、その分をさらに軽量化します。そのため、フロントドアは外見の形状がKF3_01型と同じものの、ピラーを内蔵しない一般的なフロントドア構造に改められます。また、シートベルトも普遍的な構造を取ることが可能です。

軽量化のために「助手席の折り畳み格納機構」を廃止しようかとも思ったのですが、これは車両重量が600kgに収まるのであれば残したいと思います。
(600kgにこだわるのはJC08モードの重量区分の境目だからです。なんとしてもこの車種だけは最軽量に分類されたい。)

これがあると約2mの長尺物が積載可能になります。助手席を常時格納状態にして気軽に一人長旅も可能です。格納した助手席を枕にすれば、足先はトランクのように高さが無くでもOKですし、リヤドアのウインドウが減った分目隠しの細工も楽にできます。

小型軽量で燃費が良いから、足が伸びる伸びる。
経済性に富んだ2シーター専用ボディを持つクルマは現車では「スズキ マイティボーイ」「スズキ ツイン」「ダイハツ ミゼットII」以来になります。形だけでしたら、「スバル ヴィヴィオ(Tトップ)」も似ていますね。

エンジン (Engine)

KF1_01型と同じガソリンエンジンを搭載。
車両価格も含めた経済車なのでハイブリッド無しが基本です。
KF1_01型と同じ走行コンポーネンツになりますが、重量区分が二段軽量のクラスになるため、燃費がさらに良くなります。

影響を受けた現車スズキ ツイン
参考にした現車トヨタ iQ
近しい現車スズキ ツイン
スズキ マイティボーイ

2011-08-07

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