もっさりしたらまず画面表示関連をいじる
初夏を中心に3月~7月にしか更新していないことに気づいてしまったので、無理やり気味に更新してみたりして。
ソフトウェアのアップデートが当たり前になって、オンラインでガンガン更新されていく今日このごろですが、見た目だけモダン(死語)を装った無意味なアップデートを強いられることが結構あります。たいしたアップデートじゃないのに異様に重くなったと感じたら、それは画面表示で余計なことをしているからかもしれません。
もう古い話ですが、PentiumM740 1.73GHz 2GBメモリのノートPCで作業していた頃、Eclipse3.2でそれなりに動作していたものが、3.5を使用するようになった途端、非常に動作が緩慢になりました。
しばらくは「まぁ色々と機能追加したら仕方ないかねぇ」くらいに思って我慢して使っていたのですが、どうも機能的にはそれほど便利になった気がしない。そう思って良く見るとタブの角が丸まっていたり、グラデーションがかかっていたりと変にお洒落になっていることに気が付きました。
もしかしたら、このへんのエフェクトが切れたら軽くなるかもと思って設定を探るとありました。「一般」→「外観」で「クラシック・プレゼンテーション」を選択。これだけで、ほぼ以前のパフォーマンスを取り戻しました。
Windowsも代々、余計なエフェクトやアニメーションが追加されてうっとおしい限りですが、これも出来る限り排除しています。
PCではなくなってしまいますが、Hybrid W-ZERO3 (WS027SH)を久々にいじりました。
元々、Today画面にいろいろと仕込んでいたのでデフォルトのUIほどではないにしろ結構なもっさり具合だったのですが、背景を黒一色にしたら、随分速くなったのでビックリしました。そもそもWS027SHでは画像・音声方面の処理能力強化に重きが置かれているような話だったので、こんなことでハッキリと速くなるとは驚きでした。
やり方は簡単。縦横両方に対応するため854x854Pixelsの黒画面をペイントなどで作成し、GIFかPNGで保存。このファイルをWS027SHに転送して、背景として選択します。黒一色だとGIFが一番ファイルサイズが小さいようです。PNGやJPG、モノクロビットマップより小さいです。なお、JTrimというソフトで作成した方がペイントよりも小さくできました。(1459Bytes)
展開があると思うのでサイズが小さければ良いというものでもないのでしょうが、BMPでは90KB余りのサイズになってしまい読み込み量が多いせいか僅かに遅いような気がします。
なお、黒一色なら1x1でも良いかと思ってやってみましたが、並べて表示を854x480回繰り返すことになるためプチフリするほど遅くなってしまいました。
ちなみにWS027SHの液晶はノーマリーブラックであるため、ほんの僅かではありますがバッテリーの持ちにもプラスです。
長いこと通信やGPSを使用する処理などWS027SHでなければならない処理以外はW-ZERO3[es](WS007SH)でやっていたのですが、同じことをやらせるとやはりWS027SHの方が速い。特に差を感じたのが同じ型番のSDHC 16GB Class2からの楽曲の再生リストの読み込み速度。数倍速いです。メモリカードの読み込みスピードにも差はあるのでしょうが、Class2ですし、本体の処理能力の差も多分にありそうな感じです。音質も48KHz化設定をしたWS007SHより良い感じだし。
スペアバッテリーも入手できたので、しばらくWS027SHに一本化してみようかな。完動品2体とバッテリー4個あるWS007SHは予備としておいて。
支離滅裂な展開でしたが2011年はこれにて終わりです。
2012年12月24日 追記:
Hybrid W-ZERO3が黒単色背景で速くなる件について、何故854x854と1x1しか試さなかったのかと、今更ながらに思いつきまして、やりました。
縦画面にも横画面にも適応できて無駄が少なそうなサイズを探したのですが854と480の最大公約数は2です。そこで少々の無駄には目を瞑って96x96Pixelsの黒単色画像を用意しました。854Pixelsの方向には9枚で10Pixelsの無駄、480Pixelsの方向には5枚でピッタリ。都合45枚画像が敷き詰められることになります。画像のサイズはPNGで266Bytes、GIFで151BytesとまたもやGIFの方が小さいサイズとなりましたので、GIFの方を採用しました。
心持ち更に速くなったような気がします。元の854x854と入れ替えて試してみても、さらに若干速くなったような。もう少しHybrid W-ZERO3で頑張りたい方はお試しあれ。