Sony VaioZ (PCG-Z1V/P)
2003年10月。Memory 512MB、HDD 60GB 4200rpmの状態で¥210,800で購入。
標準のメモリ512MBでは不足なので、もう512MBを自力で増設。
会社支給のPCでは作業効率が悪くて仕方なかったのでお仕事用に自費で。持ち運びもそれほど苦にならず、性能・機能に妥協なし。
スペックもさることながら、わずかにフルピッチより狭い18.5mmのキーピッチとキーボード面の傾斜、手前側の薄さが入力効率を格段に高めてくれる。
残念なのは液晶ディスプレイが白ちゃけていることくらい。
価格が高い分、使いまくるのじゃ~との意気込みどおり、最も使い込んでいるPC。
流石に開発用途ではメモリ不足が感じられるようになってきたのと、バックライトが暗く黄色っぽくなり寿命が近いためサーバーに転用。
優れたデザインは古さを感じさせず、上述の通り入力効率は非常に高い。このPCのおかげでスペックだけが性能では無いということをヒシヒシと感じました。
2013年9月
サーバーリプレースを行い、退役。また違った任務へと就いています。
それにしても、約5年間ほぼ無休で動作し続けたノートPCは凄いことになってました。
チップセット等の発熱体からキーボード面に熱を逃がすために熱伝導物質の消しゴムみたいなものが挟まっていたのですが、そこから怪しい液体が流れ出していました。
また、抜き差しできるフラットケーブルの先端にはベロというか取っ手が付いているのですが、これが脆くなっていて取れまくる。
(ケーブルに接着されていただけらしい)
本体底面のゴム脚も溶けちゃって、満身創痍です、流石に。
CPU | Intel PentiumM 1.6GHz Banias 130nm L2 1MB |
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Chipset | Intel 855PM |
Memory | DDR-266 512MB OnBoard + DDR-333 512MB SO-DIMM |
Strage | MK4018GAS 40GB 4200rpm 2.5in IDE |
TPM | - |
LCD | SXGA+(1400×1050) 14.1in |
VGA | ATi Mobility Radeon7200 16MB |
光学ドライブ | DVD-ROM CD-RWコンボ |
LAN | Intel 82801DB (ICH4) Pro/100 VE Ethernet |
WLAN | IEEE802.11b/g |
Modem | 56kbps |
Audio | AC97 MEGA BASS |
Speaker | Stereo |
I/F | USB×2 PC Card Slot MGMS MSPRO Card Slot VGA D-Sub15 IEEE1394 Sound 1In/1Out |
KeyBoard | 18.5mm Pitch |
Battery | 11.1V 4400mAh 6Cell |
バッテリ駆動時間 | 4~6.5時間 |
寸法 | 316×247.4×23.8~39.0mm |
重量 | 2.1Kg |
流石にIDEという制限、しかも最大でも128GiB(約137GB)というのがキツくなってきました。
新規入手は不可能なのでうちでのIDE2.5インチの最大容量は100GBです。
CF変換基板があるので、CFで128GB目指す手もなくもないですが、今から1万円の投資をする気にはなれないですね。
メモリースティックのスロットもフルサイズなので使えないし、PCカードでもCFアダプタがあるのでCF付けられるけど遅いんですよね。
RAMの容量1GBというのも手狭になってきました。こちらも頑張れば1.5GBまで拡張できますが投資する気には……
消費電力計測
常時稼働でアイドル時間の長い自宅Webサーバーとして採用したくらいですから、アイドル時の消費電力はこの世代のものとしては非常に優秀です。
Linux(Ubuntu)で画面オフLANオンでアイドル9W。ノートPCの中でもモバイルではなくて14.1インチの高性能機だったので、この値は本当に凄い。
SSD換装したうえでWindows7の画面オフでアイドル8Wを達成しています。