Dell Inspiron6000
2005年09月。Sony VaioZ (PCG-Z1V/P)に代わるお仕事用ノートPCとして購入。お値段\127,698。
メモリは自力で増設した方が安いので、初期搭載は256MBx2のパッケージでした。
しかし、実際に仕事に投入されたのは1年以上経ってからでした。
まっ四角の大きな弁当箱です。本体の傾斜も付いていない、角を取った直方体。
15.4インチにして1920x1200 WUXGAという高解像度で、一覧できる情報量の飛躍的な向上にウキウキする一方、画素が小さ過ぎて見難くないか心配でもありました。
実際、慣れるまではやはり見辛い。でも、慣れれば何とかなる範囲ではありました。
でも、ちょっと体調が悪いとかなり接近しなければならず、姿勢が余計に崩れてしまったこともありました。
開発用途としては、当時はCPUスペックよりもメモリ容量の方が厳しくて(Javaがメモリ食いってのもあったのですが)Sony VaioZ (PCG-Z1V/P)の1GBでは少々不足気味に陥っていたので重宝しました。
しかし、このマシンでもチップセットの制限により2GBが限界。2013年現在では慢性的なメモリ不足ですね。
SSDに換装して、Ubuntu ServerにXubuntu Desktopを導入して開発環境としてしばらく使ってみましたが、OSの起動も速いしメモリもなんとかなるものの、ちょくちょくもたつく場面が出てきます。
CPU,GPU,RAM,SSDのどこかしらネックになってちょこちょこ引っかかるようです。
WUXGAのノートPCは現存しないので貴重なんだけどなぁ。やっぱり、8年も経つとあちこち性能不足を感じてしまいますね。
CPU | Intel PentiumM 740 1.73GHz Dothan 90nm L2 2MB |
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Chipset | Intel 915GM |
Memory | DDR2-667 1GB×2 SO-DIMM |
Strage | MHV2100AH 100GB 5400rpm 2.5in IDE |
LCD | WUXGA(1920×1200) 15.4in |
VGA | Intel 915GM (OnBoard) |
光学ドライブ | DVD-RWOM |
LAN | Broadcom 440x 100Base-TX |
WLAN | Intel PRO/Wireless 2200BG IEEE802.11b/g |
Modem | Conexant D110 MDC 56kbps |
Audio | Sigmatel STAC9751 |
Speaker | Stereo |
I/F | USB×4 PC Card Slot SD SDIO Card Slot VGA D-Sub15 S-Video IEEE1394 Sound 1In/1Out |
KeyBoard | 19.05mm Pitch |
Battery | 11.1V 4800mAh 6Cell |
バッテリ駆動時間 | ? |
寸法 | 354×260×38mm |
重量 | 3.08Kg |
2017年現在では自宅Webサーバーのサブ(バックアップ運用)PCとして待機しております。
消費電力計測
この世代のPCは省電力機能が充実していない代わりにコア電圧制御アプリが存在するので電圧調整はやり易い。
CrystalCPUIDは残念ながら若干CPU負荷が高いため、ノートPCへの導入は逆効果になるので注意。NHCは負荷が少ないのでアイドル時でもメリットがある。
コア電圧を詰めるとSSD換装状態のXPで最小10W(LANオフ、画面オフ)を達成できる。そこから画面オン(最低輝度)で+4W。LANとWLANオンで+2Wといったところ。WLANだけオンなら+1Wもいかない。画面オンとWLANでも14Wでイケる。
Windows7を走らせてみる
コア電圧制御アプリもファン制御アプリも導入していない状態で、輝度最低かつWLANオフで15W、LANも外すと14W。画面オフで11W。
アイドル時でもファンが回っているので、ファンが止められればXPを超えられる可能性は十分に有り。
WEIは CPU 3.3 RAM 4.4 GPU 1.9 Gam 1.0 HDD 5.9
Linux(Ubuntu)を走らせてみる
LinuxではIntel PHCカーネルというものがコア電圧を独自にできるカーネルとして存在していたのだが、現在では素直に最新のカーネルを導入した方が消費電力を低減できる。
Ubuntu14.04の画面輝度最低で17W、画面オフで13W(記録が残っていないが多分LANオン)まで落とせるので、あと少しでXPとリプレースしても良いくらいまで来てる。