B85M Pro4 HDMIでWQHD表示可能

いやぁ、焦りました。
BenQのBL2420PTというWQHD(2560x1440Pixels)のモニターを購入したのですが、メインで使っているASRock B85M Pro4というマザーボードではサポートされていない解像度だということを、すっかり忘れていたのです。

筆者はディスクリートGPUを使用していないので、Intel Core i5-4570Sに内蔵されているGPUを使用しています。こちらで表示できる解像度は4096x2304@24Hz(HDMI)や3840x2160@60Hz(DP)など充分に対応できるはず。
しかし、マザーボードのB85M Pro4の方が対応していなかったんですね。
Specを見ると、1920x1200@60Hz(HDMI,DVI,D-Sub)と、どの出力端子でも1920x1200までという仕様!

思い起こせば、筆者はこのマザーボードを購入するときに、認識していたはずなんです。でも、このときには、それまでメインで使用していたDELLのWFP2407のWUXGA(1920x1200Pixels)以上の解像度のディスプレイを使うことはないだろう、と思っていたのです。
使うとしても、より高解像度のディスプレイにするよりも、デュアルディスプレイにするとか、そういう方向を考えていたのです。

しかし、今回、アホなことに、そのことを全く忘れたうえで、WQHD液晶をポチッとな。
そして、製品が届いて、浮かれ気分でRock'nRoll、じゃなくて、浮かれ気分でDVI-D DLケーブルを接続したら、FHD(1920x1080Pixels)で表示される。
設定弄ろうとしても、それ以上の選択肢が出ない。

あっ!!!

ってなわけです。
苦し紛れに2560x1440@30Hzなんていう独自設定をしてみましたが、ディスプレイの方が50Hz以上でないと受付ないので表示できない。(律儀に表示できない旨のメッセージを画面に表示してくれます。)

うわーん! ですよ。

しかも、ディスプレイとしては初HDMI端子付きで、今回はHDMI端子付きのもの条件にしていたのですが、いざHDMI接続のテストしようか、と思ったら、端子形状が合わないでやんの。
MiniとMicroかぁ。そんなん、ちゃんと調べてなかったよ……。
しかも、てっきり、家にあるデバイスにHDMI端子付きが増えたと思っていたのだが、実際には意外なほど無かった。
ASUSのMeMO Pad ME173には付いていないし、DosparaのDiginos DG-Q10SはMiniだぁ。
持っているケーブルは標準とMicroだぁぁぁぁ。(´;ω;`)
(と思っていたら、OLYMPUSのLS-20MがMicro端子持っていた。使う機会あるのか? これ)

んで、元々はHDMIはこういったモバイルデバイスを接続するため用にと考えていたのだけれど、どうせ使えないのなら、一回B85M Pro4で試してみるか、と繋いでみたら、

2560x1440@60Hzで表示できたー!!!

仕様外、サポート外ではありますが、うちのB85M Pro4くん、HDMI接続により、WQHD2560x1440@60Hzで表示できましたぁ!

いやぁ、一時はサブに回したGygabyte A75M-UD2H + AMD A6-3500をメインに呼び戻そうかとか真剣に考えちゃった。
A6-3500も悪くはないんだけど、CPU性能差が圧倒的だし、ちゃんと比較計測ができていないが、消費電力的にも若干A6-3500の方が不利だったはず。(ただ、GPUと音質はこっちの方が上なんだよね。DPも付いているし)
というわけで、まだケーブル持っていないけど、こちらを接続するときはDPで、というか、DVI-D DLでも良いのか。

逆に、DVI-DLの方は、DVI-HDMIケーブルを持っているので、これで、SONY VAIO Eや、Biostar TA690G AM2 + AMD Athlon64 X2 4000+とか繋げても良いかもしれない。
っつか、これでB85M Pro4のHDMIからBL2420PTのDVI-D DLに繋げても良いのか。
そうすれば、ディスプレイのHDMI端子が空く。
2015/12/03追記:筆者が所持している変換ケーブルでは2560x1440の解像度の選択肢は出てきたものの30Hzになってしまうのでこのディスプレイでは表示できませんでした。

結局、HDMIのMini→標準のケーブルか変換コネクタだけが足りない状態までなんとか収まった。まぁ、無理して使わなくても良いので、当面は購入予定は無いけど。(というか、DG-Q10Sが壊れたら買い損になるしねぇ。)

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ディスプレイの応答が無いと解像度が勝手に変更される問題

は未解決。いつぞやかのアップデートで修正されました。

信号が途絶えても余計なことしなければ良いのに、勝手にXGA(1024x768)解像度に変更してしまうようで、うっかり電源スイッチに触れてしまおうものなら、電源入れなおしたときに全てのウインドウサイズが小さく変更されてしまう。

(うちの場合1022x766。タスクバーを左側にしていて、かつ、自動的に隠れるようにしているのでこのサイズになる。
 タスクバーを標準の下側にしていて隠さない人だと縦がもう少し小さくなるかと。)

ググってみると、同様の現象がやはりIntel Graphicsで起こっている模様。
で、結局HDMIでは対処不能っぽい感じ。HDMIやめてDVIにしたとか、そんな話ばっかり。
でも、うちのケーブルでは駄目なことが分かった。
ってか、Driverの制御見直して欲しいんだけど。
信号失ったときに解像度変えるんじゃなくて、信号を受け取った最初で判断してよ。
結局、ディスプレイの電源を入れると自動でWQHDに復帰するんだから、電源切れたときに余計なことしないようにするだけで済む話じゃん。

これが、非常に困るのが、滅多にないことではあるが、処理を流していて長時間離席する場合。
ディスプレイの方が気を利かせて電源を自動で落としてしまうのだ。
設定で電源を落とすまでの時間を選択できるのだが、『10分』『20分』『30分』の他に『オフ』にもできるのだが、『オフ』にしても勝手に落ちる。時間は分からないけど。

だから、自分に落ち度が無くても、ちょいちょいこの現象に見舞われる。
そのたびに、ウインドウサイズを修正するのも大変なのだ。
結構な数のウインドウを開いていることも多いのだから。

BL2420PT

ちなみに、このディスプレイBL2420PTにはスピーカーも付いているのですが、スピーカーの品質はまぁ音が出ているのが分かる程度です。
流石に、HDMI接続で、音もこのディスプレイから出して、すっきりとまではいかなかった。
でも、DP、HDMI、DVI-D DL、D-Subと幅広い入力系統があって、SRGB100%だし、一応スピーカー付きだし、Audio入力端子もヘッドホン出力端子もある。2個だけだけど、USB2.0ハブもある。(3.0じゃないのが惜しい)
これだけ揃って、WQHDだし、\31,793なら充分イケると思う。

WFP2407からすると、若干表示エリアの面積が小さくなっているが、手前に寄せるから良しとする。
そもそも、大きなディスプレイは魅力的ではあるが、一遍に視界に収まらない、という問題も発生する。
そういった意味では24インチ辺りって割とバランスが優れているのかもしれない。
ただ、ドットピッチが0.27mm→0.205mmと細くなったので、大分文字が小さくなった。当たり前だが。
ノートPCの画面が広くなったって感覚ですね。

2015-11-28

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