消費電力から見るOSの相性
正直、もう、わけ分からんです。
結局、SONY VaioP 2度目のWindow10化も嫌なことがあって、7に戻しちゃったのですが、戻してみると、画面輝度最低でもどうしても7Wより下の表示が見れない(ワットチェッカー)という状況に愕然。
Windows10では3Wという表示すら見られた(画面OFFでは2Wという表示まで見られた)のにどういうことだ? と筆者の過去記事を漁ってみると、WindowsXPのときには5W表示まで見られた(画面OFFで4W)という記述が。
するってえと、VaioPの場合は、Windows7との相性が悪いってことなのだろうか?
ただ、これで、単純にOSの優劣が決められるわけでないのがIdeapadS12の存在。
こちらはInsiderPreview版のWindows10なので、その辺の差がどうでるのか分からないのだが、画面輝度最低でも14Wまでしか下がらないのだ。(画面OFFで11W)
元々はWindowsXPが搭載されていた製品で、そのときは12W(画面OFFで11W)が最低表示で、ファンが頻繁に回るという少々煩いPCだったのだが、Windows7化したときにメモリ増設したにも係わらず9W(画面OFFで7W)にまで落ちたのだ。(ファンはほとんど回らなくなった)メモリ増設の影響は1Wまでは無いが、若干の上昇傾向は見られたので0.5Wくらいだろうか。(ワットチェッカーが1W単位の表示なのでその推移から推測するしかないのだが(0.1W単位で測れるものは持っていない))
それが、Windows10では上記のありさま。(ファンは負荷が低ければ回らない)
VaioPもLenovo IdeapadS12も45nmプロセスのAtomを搭載していて、Z560とN270というモバイル最上位グレードとノート最下位グレードという差はあるものの同じアーキテクチャの製品。チップセットがUS15Xと945GSEでこの辺に大きな差があるのかもしれないが、それにしても、全然異なる傾向になったのでもうちんぷんかんぷんですわ。
Windows10はMobileとの統合を目指しているため、モバイル構成だった、AtomZシリーズ+US15Xという組み合わせでは省電力機能が如実に効いた、ということなのだろうか?
どうしよ。こんなに差があるんだったら、嫌なことを我慢して、もう一度Windows10に復帰しようか。う~む。
(2016/02/05追記:)どうやらLenovo IdeapadS12では最適化のプロセスが完了していなかったようで、今日になって7Wとか見られるようになりました。画面表示していても7WなのでWindows7より少なくなった。これで、大分すっきりしてきたかな? 最適化が進めばアイドル時の消費電力はWindows10が一番低 くできる、と。画面OFFでは5Wへ!