Inspiron6000にもXPを入れ直してみる
病的です。本当に。
一回やりだすと、気になって、次から次へと。何にも生み出さないというのにねぇ。
本当は、DELL Inspiron6000にはUbuntu14.04LTSが入っていて、こっちの省電力化を改めて追求してみようかと思ったのですが、久し振りに電源投入したらアップデートが失敗こくようになっていて、久し振りにUbuntu触ったので復旧もままならず。
あれこれ弄っていたらログオンすらできなくなっちまったぜえ、という体たらくなのでした。ちゃんちゃん。
ただ、こちらも、やっぱ状況は変わるもんやなぁ、と思ったのが、
Intel PHCを導入したカーネルよりも、新しいカーネルを素直に使った方が消費電力は低いという事実。
苦労して入れたのに意味が無かった……。
というわけで、intel PHCについては、もう忘れましょう。
それよりも、PowerTopで省電力化が楽に出来そうな情報を得たので、16.04LTSが出たらそれを試してみようかなぁ、と。
LinuxはどうしてもWindowsよりも消費電力が高くなってしまう傾向にあるので、ノートPCでは特に使いにくいんですじゃ。
Inspiron6000にWindowsXPを入れて、画面輝度最低、WLAN接続で14W安定。画面Offで10Wまでイケる。
NHCとi8kfanコントロールを導入。VGAドライバはIntel最新の4764を適用。CPU電圧はx13の1.73GHzで1.308V→1.068V、x6の800MHzで0.988V→0.732V。フル稼働で概ね12W程度の消費電力低減効果がある。
一方、Ubuntu14.04LTSだと、画面輝度最低で17W。intelPHC導入カーネルだと20Wだった。ちなみにTLP導入済みで、CPU電圧制御も入れてある。
なので、PowerTopに期待、なのでした。
LinuxログオンできなくなったついでにWindows7を一瞬だけインストールしてみましたよ。
画面輝度最低、WLANOffで15W。LANも切って14W。画面Offで11W。
ファンが回りっぱなしなので、ファンコントロールソフトを入れたいところ。ファンが切れればWindowsXPとほぼ同じ消費電力レベルとなりそう。
(WindowsXPではファンコントロールソフトを導入済み。)
Windows7を入れてみたのはWEIの取得のため。
CPU 3.3 Intel PentiumM 740 1.73GHz
RAM 4.4 DDR-533 1GB+1GB DualChannel
GPU 1.9 915GM
Gam 1.0 仕方ないXPのドライバだし
HDD 5.9 東芝のSG2 30GB (Kingstonの小さいおっさんと中身同じと思われる)をIDE変換基板経由で
流石に同じ世代であるLatitudeX1に比べると、かなり速い。SSDはお世辞にも速いとはいえないもので、若干足を引っ張っている感も否めないが、コントローラーが優秀なのか、キャッシュ制御なのか分からないが、負荷が上がると、WEIのスコアでは同じであるKingSPECのSLC SSDは詰まってくるのに対して、東芝のSG2はコンスタントに処理をこなしていく感じ。
ついでなので、SONY VaioPのWEIも貼っておきましょう。
CPU 2.9 Intel Atom Z560 2.13GHz
RAM 4.3 DDR2-533 2GB
GPU 4.6 US-15X
Gam 2.6
HDD 6.1 SSD 128GB
というわけで、Dothanは事務お仕事レベルであればまだまだ使えるCPUです。
シングルコアではありますが、L2キャシュが2MBもあるので、結構速いのです。場面によってはSSDが足を引っ張ていると思えるほどに。
メモリがもっと積めれば、RAM Diskとか作って、さらに軽快に使える状態にできそうなんだけどなぁ。