VaioPにLinuxインストール


物凄く今更感がありますが、2018年の記事になるとめっきり減ってきますので一応。


はい。散々VaioPのOS入れ替えを実施してきた筆者ですが、なんと実はLinuxのインストールは初めてだったりします。

今まではWindowsXP,7,10をぐるぐる入れ替えているだけだったんですね。

何で今頃? もう、しゃぶりつくされて枯れてる話題じゃん? ってな話ですが、筆者的には今まで『遅くてもフルで機能する最小の完全PC』という立場をこのVaioPに期待していたわけです。あ、筆者のVaioPはVPCP11AKJ(過去記事はこちらSony VaioP (VPCP11AKJ))。

ネットブックのくせに、SSD容量が128GBもありまして、PCとしてはめっちゃ軽量なのにUSBも2ポートあるし、SDカードスロットも、MemoryStickスロットもある。以外と汎用性、拡張性に富んでいるんですね。

ですので、なるべく普遍的な環境を残しておきたい、という思いがありました。

それと、VaioPってちょっとハードが特殊じゃないですか。それで、Linuxインストールしてもうまく機能しないんじゃないか、っていう勝手な想像が働いてもいました。あと、ぶっちゃけアイドル時の消費電力はWindowsの方が低くできる傾向にあるので、ノートPC(というかバッテリー駆動)でLinuxは不利なんじゃないか、と。

(Android? いやいや、ちょっとそれは置いておいて。あ、でも、Lenovo IdeapadS12にRemixOSとかCloudReadyとかインストールしてみたけど、いずれももっさりだしFAN回りっぱなしだし、結局、モバイル向けにちゃんと調整したOSじゃないと省電力の道は遠いっすよ。)


でもですねぇ、こうやって、もう実用が辛いというレベルになって久しいと普遍的な環境であっても使う機会が無いんですよ。画面が小さいのが辛くて文章書き用途でもMouse WN892を購入してしまいましたし、普遍的環境であれば大きいけどSony VaioE (VPCEB4AFJ)だって使えるんです。

無駄に台数が多いですけど、出稼ぎしていた頃に必要を感じて購入してきた旧PC達が沢山あるので、なにもVaioPに頼らなくても、という状況なんですよね。

そうなると、普遍的環境に拘る理由も失ってきます。

その一方で、Linuxにするとパフォーマンスが向上するのでハード性能が一ランクアップしたかのような効果が得られる、というのは筆者のメインPCでも痛感しています。

もうバッテリー駆動時間がどうのこうの言ってられるような性能のPCでもなくなってきていますし、そもそもお外に出ないので常にACアダプタを使用しているし、なのでアイドル時消費電力が高くなってしまうであろうことももう許容することにします。


Xubuntuインストール失敗


んでですねぇ、LXDE, MATE, Xfceで悩んだんですが(より基本の部分やハード認識で躓きたくはなかったのでUbuntu系統にするのは前提でした)、最近はLXDE微妙というネタをどっかで見てしまいました。(でも、UbuntuStudioの方ではXfce止めるかもみたいな議題が上がってたんですよね。KDE Plasmaだかの選択肢を検討しているとかなんとか。)

でもまぁ、パフォーマンス的にはXfceでも十分軽快そうではあるということで、無難にXfceで行ってみよう、と思ったんです。


……まさかの、インストールで詰まり。

Windows7が入っている状態のSSDで予めWindows7の領域を減らしておいたんです。ですから、その辺りでは躓かないはずだったんですけど、一向に処理が進まないんです。でも、なんか作業はしているっぽくて、カーソルを動かそうとすると十数秒の遅延の後に動いたりするのでフリーズしているわけでもなさそう。

でも、結局、見届けるのを諦めて寝て起きても状況が全く変わっていなかったので諦めました。(なんとかしようともがいた後に)

そもそもですね、Xubuntuインストーラーの必ずパーティションを2つに区切ってインストールさせようとする姿勢って嫌いです。

もう今どき、物理的に別れていないストレージを無理やり分けてインストールするやり方ってLinuxの流儀としても古いと思うのですよ。


んで、諦めた末に選択したのが、普段の筆者のやり方。UbuntuネットワークInstall。

これはUSBから起動してインストールセッティングするコアの部分だけが入っているインストーラーでISOイメージは非常に小さいものです。

インストールするソフトウェア(パッケージよりもさらに大まかな機能の塊)を選択できて、選択したものだけをダウンロード&インストールする形になります。

ここで、例えばデスクトップ環境だけでも、Kubuntu desktop, Kubuntu full, Lubuntu desktop, Ubuntu Budgie desktop, Ubuntu desktop, Ubuntu MATE minimal, Ubuntu MATE desktop, Ubuntu Studio desktop, Ubuntu Studio minimal DE installation, Xubuntu minimal installation, Xubuntu desktop、とこれだけの選択肢が存在するのです。

つまり、最初からフレーバー決め打ちのインストーラーを使用しなくても、ネットワークInstallならどれでも好きな環境をインストールできるのです。

Ubuntu Serverを構築するときや、他のPCにUbuntuを導入するときにも最初から全てが含まれているインストーラーだとどうにも不具合が起きて上手くインストールできないことが多かったのですが、ネットワークインストールだと上手く行くことが多いんですよね。最初からこっちにしておけば良かった。

ネットワークインストールなんて遅そう、と思うあなた。最初に巨大なインストーラーをダウンロードするのと、必要な分だけダウンロードしながらインストールするのと、どっちが効率的だと思いますか?


ですが、細かいところでは決め打ちインストーラーと違う部分もあるようです。上記で上げたパーティション構成もネットワークインストールでは無理してパーティション2つ作らなくても全てを1つのパーティションにインストールできます。

GUIではなくなるが、むしろ動作は軽快だし確実だし、GUIインストーラーだとVaioPなんかは最下部のボタンが画面外に消えちゃったりしますからね。(しかも無駄に余白がやたらと大きい画面になったりするし)

う、う、Ubuntu Stduioも選択肢にある。でも、どうだろ? VaioPには荷が重くないだろうか? でも、メインPCとある程度が環境が揃うというメリットもある。

フルインストールは荷が重いだろうけど、minimal DE ならどうだろうか? どう違うのか良く分からないけど、てんこ盛りのアプリが恐らくほとんど入っていないのだろう。必要なものは後で手動でインストールするとして、とりあえずこれを試してみることにしました。


Uubuntu Studio minimal DEをインストール


一回電源落として、ワットチェッカーを装着してから再度立ち上げたら画面が真っ黒! 一瞬、なんで? インストールミスった? 動かんのか? とも思いましたが、ワットチェッカーの動きを見ているとどうやら画面が黒いだけでシステムは動いていそうな気配。

あ、これ、切り替えなきゃいけないやつだ。Ctrl + Alt + F1〜F7を適当に押して切り替えていると(GUIはF7)……ログイン画面が立ち上がりました。なんじゃこれ? まぁ、そのうち動作も安定することでしょう。(安定しないので何か対策しないと駄目そうです。起動時に毎回切り替えないと立ち上がらない。インストール直後の初回起動はスムーズに行ったのになぁ)

アイドル時消費電力は画面輝度最低でも5W(最大輝度でも6Wですが)。やはり、WindowsXPの4WやWindows10の3Wには劣ります。バックライトがOFFになれば3Wには下がります。

余談ですが、Windows7とデュアルブートにしていて、Windows7で設定した『いたわり充電』がそのまま活きているようで、Linux上では「充電中」という表示にはなっているものの、VaioP本体の充電ランプは点灯せずバッテリー残量80%をキープしている模様です。




しかし、流石にminimal。本当に最低限で全然何もインストールされていませんね。

アイコンは登録されていて、「あ、これは最初から使えるんだ」って思ったものもクリックしてみると中身(実行アプリ本体)が存在しないと怒られたりします。(ブラウザもテキストエディターも入っていないんだぜ)

とりあえず、一番興味があるのが、エディターの反応とブラウザの反応です。

結局、ブラウザについてはそんなに軽くはできないという感じです。特にWindowsと比べても『速い』とかいう感動はありません。(どちらも十分に遅いので時間を計測して比較する気にもならないレベルです)

エディターはLinuxで今一番期待しているVisual Studio Codeを。起動は遅いですが、編集作業はサクサク行けますね。mozcの漢字変換もスピーディーです。

最近は少し、音声入力にも手を出していまして、Chromium上のGoogleドキュメントで音声入力を試してみたのですが、なんか認識と未認識を激しく繰り返してしまっていまして、今のところ全く入力できません。

Windowsから乗り換えて再びバリバリ使えるぜ! というほどのパフォーマンスアップは感じませんねぇ、残念ながら。GUIの反応は上々なんですが、やっぱり基礎体力が足りないんですね、Atom Z560では。

!この文字が見える場合、コピペされています(ブラウザ非対応でも見えます)! from Gradual Improvement (dodoit.info)

[記事作成日: 2018-11-07] ※誤記訂正のみの更新等は含みません

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