スマホプロテクターあれこれ

スマートフォンの本体保護プロテクターについて、専用品から汎用既製品、その他のパーツを利用した応用編までまとめておきます。
なお、内容は後半に行くに連れてだんだんとしょぼくなっていきます。

専用品

こちら、LeTV LeEco Le Max 2 X821専用にデザインされたパーツです。(同じコンセプトの製品が沢山ありますが、この機種専用にサイズが調整されています。AliExpressにて¥352で購入。

SmartPhone Protector

カラーの部品と黒の部品(黒の部品にはスタンドの部品も付いています)の2ピース構成で、カラーは8色くらい選択肢がありました。筆者は紫を選択しました。
カラーと黒の部品をバラして、先にカラーの部品を取り付け、後から黒の部品をはめ込むことできっちりと本体をホールドできます。
専用品らしく、カメラや指紋認証、ボタン類やUSBコネクタ、スピーカー穴や赤外線窓などの位置取りはほぼ完璧です。SIMスロットは隠れますが特にこの機種はMicroSDカードスロットがありませんので、ここにアクセスする頻度は殆ど無いので良い判断かと思われます。

スタンドを立ててみるとこんな感じ。

SmartPhone Protector

横置き専用ですし、やや心許ない感じではありますが、動画を見るなど、基本的にほとんど操作しない局面での使用を想定されているのかと思います。まぁ、オマケギミックとして悪くはないと思います。
背面はオマケギミックの厚みもありますし、凸凹もタイヤのパターンみたいに結構派手に凸凹していますので、本体全体の厚みは結構増してしまいます。が、その代わりにカメラ面は大分守られて安心です。

表面はこんな感じ。

SmartPhone Protector

邪魔にならない程度にしっかり縁が盛り上がっています。

昔ながらのアナログキッチンスケールで重量を計ったところ、240gということで、本体のみのスペック186gからすると54gの重量増となります。
結構重くはなってしまいますが、なんちゃってタフネス機にできますので、防水までは要らんよという方にはこういう普通のスマホ+ガッチリプロテクターという選択も無くもないのではないかと思います。(ないないいっぱい言い過ぎ)
欠点としては、電源ボタンが押しにくくなったことがあげられます。元からそれほど押しやすいボタンではなかったのですが、ケースで覆われてしまうと、一応ボタン位置の溝切りはしてあるものの、探しにくいし、押しにくいし、ちゃんと押せているかどうかが感覚的に分かりにくくなります。
特に音量ボタンの方は元から大きめで電源ボタンよりも反応が良かったので気にならないのですが、電源ボタンは元から感触がイマイチだったうえにケースとの若干の位置ずれがあるせいか、ケース上に形成されているボタン位置よりもやや画面側寄りのところを強めに押さないと反応してくれない、という慣れを必要とする状況になります。
これはこれで誤作動が減って良い、とする向きもあるかもしれませんが、元々この個体の電源ボタンは結構硬いので、ひたすら押しにくいです。
でも、それくらいですかね。

好きなカラーでカバーできるので本体の色など割とどうでも良くなりますし(ローズゴールドも嫌いじゃないですけどね)、これで¥352なら全然良いと思います。

汎用品

こちらはある程度いろんなサイズに適応できるように幅を持たせた設計となる汎用品です。

SmartPhone Protector

シリコンの伸縮性で様々なサイズに対応しつつ、角はしっかりガード、側面は中抜きしてボタンやコネクタ、スピーカーなどを防がないように避ける、というスタンスです。こちらも色が6色くらい選択肢がありました。同じくAliExpressにて¥324で購入。
では早速取り付けてみましょう。付ける本体はMaze Alphaです。

SmartPhone Protector

この機種が対応ってなってたから購入したんですけど、正直、最初の取り付けだけでシリコンが伸ばされすぎて弱いところが白化しました。破断はしなかったのですが、もう怖くておいそれと付け外しできません。あと、時間の問題で破断しそうな気も。
一応、一般的にカメラとか指紋認証とかが配置されそうな部位を避けるようなシリコンの形はしています。

表面はこんな感じ。

SmartPhone Protector

特に気になる角はしっかりガード。ただ……、後で書きますね。

側面はこんな感じで中抜きされています。

SmartPhone Protector

実際のところ穴を避けきれてはいなかったりするんですけど、この辺りは『太めの輪ゴムが横に引っ張られているだけ』という状況ですので、簡単に避けさせることができます。というか、むしろ、何もしなくてもズレていっちゃいことも……。
というわけで、ここで難点を列記しておきましょうね。

Dynabook Direct

この手の製品は多々あるのですが、共通している弱点が、背面でだけ引っ張っているので少しずつ背面側に引き寄せられていく癖がある、というものです。
角のところはしっかりと分厚く成形されていますが、分厚い分サイズ適応能力が下がり、スマートフォン本体のサイズと噛み合わないとズレやすくなります。
側面は本当に輪ゴムが張られているだけ、といった感じで良く引っ掛かったり引っ張ったりしてしまいがちです。その割には妙に太くて画面の端と干渉することもあります。
この辺りは既製の汎用品の難点として意識しておく必要はあるでしょう。しかしながら、この手の汎用品は、専用プロテクターが全く存在しない不人気機種において救いの神です。仕方なく妥協しましょう。多くを求めなければ機能は十分にします。

が、この機種ならではの難点もここに書いておきましょう。
まず、サイズ的にやや無理があるのに『対応』としているのは、売っている店あるいはメーカー側にちょっと疑問を持ちます。
そして何よりも、これは自分が実際に装着するまで気が付かなかったのが悪いのですが、この機種は3方挟額縁で、受話スピーカーのところも薄くなっていますが、そこが横に張られるシリコンで隠れます。あと、画面の隅もコーナーガードに隠れてしまいますので、広告の×ボタンとかタップしにくいです。
実際にこの機種で通話をしたことはありませんので、実害のほどは定かではないのですが、これちょっと困りますよね。というか、挟額縁のスマートフォンではこのような汎用品は『使えると言われても使えない可能性がある』ということを念頭に置いておかなければならないかもしれません。

あ、ちなみに精度良くなさそうなキッチンスケールで重量を計ったところ250gでした。本体スペックが225gですので25gほどの増加で済んでいます。
伸びすぎで白化してしまったこともあって安物感も結構しますが、本体保護としてはまあまぁあっても良いかとは思います。

最後におまけのこのブツ。

SmartPhone Protector

実はこれ意外に便利そうなんです。リングがハマって固定できる代物。真ん中の銀ボタンを押すとロック解除できて写真のように外せます。
外したときにはこのリングを指に嵌めてスマホの落下防止にもできそうですよね。ハンガーリングの代わりみたいな。
ただ、ド派手にぶん投げるような形になってしまったら、もしかしたら、本体からシリコンケースがすっぽ抜けてしまうかもしれない。そっちの方がホールド性低そうなので。あと、もしくは、シリコンの穴が千切れて紐がバラけてしまうか。(ま、べつに、このリングだけ他に使っても良いんじゃないかと思います。何もこのシリコンケースと必ずセットで使わなきゃいけないわけではないので)

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

汎用品 その2

こちらはまあ、ついで買いみたいなもので、この手のえせキャラクターグッズっぽいもんの質感がどんなもんか見てみたかったってのが主です。こちらもAliExpressで¥119。

SmartPhone Protector

上記のMaze Alpha対応品よりも明らかに1サイズ小さくて、一応5.5インチ対応とはなっていましたが、5.5インチに嵌めたらシリコン白化しそう。
なので、こちらはお試しで4.5インチであるcovia FLEAZ F4 (CP-F03a 8G)に被せてみました。

SmartPhone Protector

まあ、成形品質はこんなもんでしょって感じですが、そこまで酷くはないですよね。地味にカメラと干渉するかもしれない左上を抉ってあるなど、一応は汎用品として意識している設計ではあります。
っていうか、4.5インチでピッタリって感じなのでやっぱ5.5インチにはちょっとキツいんじゃないだろうか?

表面はこんな。

SmartPhone Protector

シンプルに球体がガッツリ盛り上がっているので安心感は上記の汎用品よりもありますね。(なんか、写真のピントが完全に映り込みの方に行っちゃってて、肝心のプロテクターがボケてる……)
こちらも狭額縁のスマホは端っこが邪魔されてしまう懸念があることを念頭に置く必要があります。
が、このお値段だったら、おきらくプロテクターとしてアリですよね。

付属品

スマートフォンの機種によっては最初からシンプルな透明TPUケースを付属してくれている場合があります。

SmartPhone Protector

こちらはHOMTOM HT17Proの付属品。シンプルながらも、ちゃんと製品の形に合っているので、コレが付属してくれていれば正直別売り品をわざわざ購入しなくても、って思います。

表面はこんな。

SmartPhone Protector

っつーか、おじちゃんはこれで十分だと思うんですけど、最近のは無理にガラス厚くして端っこ丸めて、ってやってるけど重くなるしそんな特段格好良いとも思わないんだけどな。

クッションゴム

さて、スマホプロテクターとは全然関係ない製品をプロテクターとして使ってみようの企画、はっじまっるよー。
対象のスマホはこちら、goo (covia) g07 (グーマルナナ)です。

SmartPhone Protector

って、もう画面割れとるやないかーい!(チンッ)
って、実は画面割れた後に貼ったんです。
本筋からズレますけど、この機種、異様に本体が滑ることに気が付きまして。なんせ、自転車乗ってて急ブレーキ掛けただけで胸ポケットから飛び出して落ちちゃうくらいですから、スルンスルンなんですよね。
TPUケース買っとけよ、って話なんでしょうが、高かったんだよなぁ。¥1000以上してたもんね。
結構長い間マルウェア騒ぎに限らずシステムへの怪しい仕込みが疑われていて、大事に使おうという意識が低下していたという事実もあるんですけど、この機種ばっかり落としまくりなんです。
なんですが、ここ最近はすっかり安定してきていて(怪しい動きがめっきり減って)、なんやかんやで電池持ちも筆者の手持ちの中では悪くない部類だし(使い始めるとガンガン減るけど)、なにより軽いし、んで、MicroSIM, NanoSIMの切り替えという個人的問題もあるのですが、他の機種に移るつもりで他機種を購入しつつも未だにメインの通話端末として使用を続けているという……。

あ、で、これの正体は100均で購入したこちら。

SmartPhone Protector

本来は戸棚の扉を開けた時にぶつかるようなところに貼ってお互いの損傷を防ぐというシールです。
これをですねぇ、四隅にペタペタと。ちゃんと脱脂して貼れば結構剥がれないもんです。うちのはまだ一回も剥がれていません。
背面の方が滑るので背面にも貼った方が良いのかも知れないけれど、今のところ画面の方だけにしています。
欲を言えば、ここまで大きくなくても良いと思うんです。でも100均だとどうしてもこのサイズになってしまうし、それより小型なサイズでは物凄い割高になるんですよね。
他にもネジ隠しとかでこの手の小さなシールって使い道があるので、是非直径5mmくらいのブツも100均とかで扱って欲しいものです。

デル株式会社

塩ビシール

というわけで、何か代替になる安い製品はないかと物色していて見つけたのがこれ。

SmartPhone Protector

文具・雑貨の類になりますファンシーな塩ビシール。これも100均だったかな。
作っている側はハートマークのつもりでいるようですが、見方によっては……

SmartPhone Protector

ほら、コーナーガードのL字っぽく見えなくも無い。
これを四隅に貼れば、画面もそれほど邪魔にはならないだろうし、好きな色を貼ってちょっとしたアクセントにもなりそう。(想像。実使用はまだ致しておりません。)
ただ、厚みが2mmもあるかどうかといったところなので、本格的に落とした場合に保護しきれるかどうかという疑問は残りますが。

2019-01-21

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