Zen2を諦めて今頃Ryzen 7 1700に転ぶ→未遂→右往左往→リベンジ→注文確定


いや、もう疲れました。

というかですねぇ、ちょっと酷すぎね?

確かにZen2のCPUそのものはデキが非常に良さそうですし、お値段も、「もうちょっと安くしてくれても……」って気もしなくもなかったですけど、Intelの競合製品を思えば十分な値頃感がありました。

けどさあ、CPU以外の部分でそれを打ち消すような力が働き過ぎでしょ。

マザーボードはX570だと最低でも2万円から。チップセットにファンが付き、「たかだか」という方もいらっしゃいますがアイドル消費電力が3W上乗せされます。

CPU+マザーボードのセット価格で、AMD Ryzen 7 3700X+X570とIntel i7 9700KF+Z390が同額になっているのを見て愕然としました。

もちろん、これでもまだCPUのデキの差を見ればAMD一択だろ? ってなるかもしれません。

が、あくまで現時点での話になりますが、アイドル時や軽負荷時の消費電力が高いという筆者的大問題がありまして、これがいつ解決するのかそれともしないのか全く不透明です。

価格の面では個人輸入という手である程度低減させることもできるので(入手性も海外の方が良い)そうするとして、X570は嫌なのでB450にしたい。となると、今度はBIOSがZen2対応しているか問題にぶち当たります。

BIOS更新してくれるショップもあるのですが、頼んでもしてくれてないじゃんという書き込みも見てしまったりしてなんか不安。

しかも、今あるB450マザーボードは軒並みFlashROM容量不足という問題を抱えています。

8月末や9月になればMSIからFlashROM容量を倍増したMAXシリーズが出てくるようなのですが、そんなタイミングでは弾数不足で入手できなかったり異様に高価になってX570とあまり変わらない、なんて事態にもなりかねません。そして、増税ですよ。

さらに言うと、筆者はUbuntuStudioを使用しているのですが、今のBIOSではLinuxのカーネルVersion5系統は起動できないらしいんですね。

んで、それを改修したBIOSのベータ版が一旦出て来たけどバグがあったらしく引っ込められた。


そりゃ疲れますよね。

筆者の個人事情に過ぎませんけど、Inkscapeで込み入った物を作るようになってから筆者のメインPCであるIntel Core i5-4570Sの能力に不足を感じるようになってました。

でもその頃は、例えばi5-8400でほぼクロック同じでコア数1.5倍でお値段も1.x倍。8700ではそこにHTが追加されてスレッド数は倍になるけどお値段は2.x倍。

Ryzenはコア数は多いけど、Intel 22nmからAMD 14nmや12nmってプロセス的な進化が少なくて今いち気乗りがしなかったんです。

i9-9900Kはアホみたいな高価格で出てくるし、2013年のi5-4570Sは約18K円で買えたんですけど、性能向上幅に比べて異様に高価な印象しかありません。

しかも、軒並み高消費電力。

うちのi5-4570SはCPU電圧を-0.150Vオフセットしていることもあって、筆者の使い方で高負荷を与えても60Wちょいくらいまでしか食わないんですよ。

今のCPUだと200Wとか食うでしょ?下手すると。

6年経って、性能向上分がほぼそのまま電力アップと価格アップに繋がる、って、どんなよ? って思っちゃう。

確かに、筆者は性能不足を感じている。しかし、移行先がどれもこれも……。という状況が続いていたのです。

そこに表れたZen2はもう「これっきゃ無い!」てなもんでした。

でも蓋を開けてみたらこの惨状でしょ?


いや、実はZen2発売前から結構動向のウオッチングはしていたんですよ。

結果論になってしまいますけど、2400G激安セットをスルーしてしまったのは失敗でした。

筆者はあれを買える状況にありながら、考えた挙げ句スルーしたんですよね。

だってZen2発売後にここまでゴタゴタするなんて思ってなかったんだもの。

ただ、筆者の計算で2400Gセットのマザーボードを正価と考えたときに2400Gがいくら相当になるのかというと、最安で5000円を切るくらい、だったんですね。

筆者はこのとき2400Gを5000円分も使うか? って考えちゃったんですよ。すぐにZen2に移行するつもりだったから。

今から思えば2400Gで我慢する期間がかなり長くなるので、その価値はあった、って結果になるんですけど。後付結果論ですけど。

でも、i5-4570Sと2400Gの差も微妙だし、うーん。

あと、どうせならメモリも2000円引きでセットで買いたい、って思ってたんですけど、2400Gセット最安のときはメモリが品切れだったんですよね。

それで踏み込めなかった。


で、前置きが長くなりましたが、結局ですね、中古品を眺めていてRyzen 7 1700の値段が結構落ちているのに気がつきまして。

マザーボードも中古でちょっとお安いのがある。

んで、とりあえず一旦カートに放り込んでみよう、ってしていたら、そうこうしているうちにカートの価格表示が1割くらい安くなったんですよ。

ちょうど値下げのタイミングで見ていたんですね、筆者。

背中押されてしまいまして。

2400Gセットのときにはどうしても決め手に欠けて逃していたのに、中古品で背中押されるとかなんぞや、って気もするんですけど、ポチっちゃいました。


というのも、これもあくまでも実物で動かしてみないと分からないですけど、もしかしたら筆者の使用環境における性能ネックってCPUマターよりもメモリマターなんじゃないか? って、ちょうど思っていたところだったんです。

実はInkscapeで性能不足を感じていつつも、そのモッサリしている高負荷時のCPU使用率とか見ても70%くらいだったりするんですよ。

Kritaでモッサリしているときなんて20%くらいだったりして、これ完全にメモリアクセスじゃねーか、って。

一応、DDR3-1600なんですけどね。

ただ、Inkscapeは現状でもフィルター処理で8スレッドまでは対応しているので、実コアとして8コアは持っておきたいところではある。

なので、もちろんZen2が理想ではあったけれども、とりあえずな8コアとDDR4で様子見決め込んでみても良いんじゃないか、ってそんな気もしたんです。

現在のCPUは筆者にはちょっと消費電力が高すぎるので、低電圧化と多少のダウンクロックも許容してチューニングするつもりですが、スイートスポットをググってみると、Zen2は3.3GHz辺り、Zenだと2.7GHz辺り。そこまで大きな隔たりではないことに気付きます。

もちろん、Zen2はAVX周りで倍の性能を出せるので、性能差は段違いなのですが、そこはそれ、筆者の一番気にしているInkscapeとKritaでそこまで差が出るのか? という問題があります。

筆者の予想通りメモリネックなんだったら、Zen2まで頑張る意味ってのは消費電力しかありません。(が、現状Zen2の消費電力状況があまり良くない)

そして、筆者の手元にはDDR4-3200JEDECネイティブがある……。(Zen2用のつもりで買ったのでZenでそこまで回せるか知らんけれども)


というわけで、物凄い妥協の産物なんですけど、中古のRyzen 7 1700と中古のTUF B450M-PLUS GAMINGを購入しました。

できればUSBポート8つ欲しかったし、ALC1220が欲しかったし、で本当に妥協だらけなんですが、送料を合わせても¥20,356。

Zen2だと6万円コースでしたので、4万近くケチったことになります。

まあ、それ以外に、システム刷新用に購入した電源、メモリ、SSD、HDD、VGAがそれなりのお値段掛かってしまっているので、トータルで見て割合で考えてしまうとバカな妥協となってしまう危険性も無くもないです。

後付結果論をここでも言っちゃうと、それなら2700Xとマザーボードの新品セットが25K円くらいでなかったっけ? てな話にもなりかねないのですが。(^^ゞ


ですが、安定した後のZen2移行という手段も残されていますし、Zen3まで引っ張れるかもしれないし、DDR5までの繋ぎという扱いにもできます。

そういった意味では今すぐZen2という拘りを捨てたことは悪くない妥協だったのではないかと、思いたい。

Linuxはハードのサポートどうしても遅れるし、ね。最新を追求するのは何かと辛いものがあります。

んでさあ、朝見たらもうマザーボード無くなってたし、CPUも高いのしか残ってなかったから、割と良いところを掴めたのかもしれない。発送通知がまだ来てないんだけどさ。


とか書いていたら、マザーボード欠品のメールが来たぞおい!

どうしようかなぁ……。

なんか中古マザーボードも買い漁られているようで、続々と欠品やら値上げやらされている模様。

これは、また右往左往の日々続行かな? つくづく縁が無い。(´・ω・`)

仕方なくキャンセルしたけど、すぐに商品復活しそうな予感がする……。


2019-07-24: 追記


メモリマターかもしれないと書いたが、もしかしたらInkscapeの方はSVGで浮動小数点演算をバリバリやっていると予想されるので、AVXユニットネックなのかもしれない。

だとすると、ZenやZen+への移行ではもしかしたら、コア当たりの演算能力は落ちてしまう可能性すらある。それでもコア数倍キャッシュ倍以上メモリも理論上最大でほぼ倍(DDR3-1600→DDR4-3200なので(レイテンシとかバースト転送がうんたらとかいろいろあるけどさ))なので、2倍近く速くできるかもという期待はできるのだが。

Kritaの方は16bit-ColorDepthでの検証だったので、まぁ、今のところメモリーマターかな?

というわけで、やっぱりきちんとした性能向上を狙うならZen2を待つべきなのかもしれない。

Zenの妥協案が結構お安く済むので(新品マザーが¥3,980で入手できるとか)、DDR5まで妥協しちゃうつもりなら、って転びたい気持ちも多々あるんだけどね。

Zen2でAVX倍だからなぁ。やっぱ待つべきなのかなぁ?


2019-08-03: 追記


えーっとですね。何度も何度も揺れ動いてなんなんですが、前回よりも安い組み合わせが出たので、再度転んでみましたよ。(なんやねんお前、っていう)

今回は中古のRyzen 7 1700と新品のTB350-BTCで送料税込み¥17,990! 前回よりも¥2,366下落!

今度は「無くなった」とか無しで頼むぞよ〜

ちなみに、6年近く前に購入した現在の筆者のメインPCのCPU Intel Core i5-4570Sが¥17,998でした。8円安い!


前回(上記の追記)、コア当たりの演算能力は落ちてしまう可能性すらある、とは書いたものの、それはあくまでHaswellが有利なケースに限った話であって、Inkscapeの実処理を詳細には知っていない筆者にはもう推量のできない領域なんですよね。逆に言うと、単純に浮動小数点演算の性能比較すると3倍差があるケースだってある(あ、コア当たりじゃなくて4C4T対8C16Tでの話ですが)。素のzenでも。

そもそも、もうCPUとマザーボード以外のパーツは全て揃っていて塩漬けしている状況なのに、理想の環境を得るためにいったいどれだけ待てば良いのか、と。

B450のMAX待って、個人輸入で待って、そしてLinuxはちゃんと動くのか?


いやもう、周回遅れで良いっしょ。筆者別にゲーマーでもベンチマークテスターでもないし。

エアコン壊れて5万ちょいふっとんだし、3700X+B450MAXが1700+B350に化けてほぼ帳消しってことで良いっしょ。

それに、数年後に価格の下がった3700Xという道はまだ残されているし(TB350-BTCは一応zen2対応BIOSを出してくれている、AGESAバージョン古いけど)、マザーボードセットで4,000円引きとかやってくれたら今回のマザーボードの代金もチャラだしね。

システム更新してなおメモリネックなんだったら、DDR5の普及を待った方が良いんだし、勿論、このまま我慢ならないという状況に陥るまで1700を使い倒すという選択もある。

とりあえず、さっさと1700+B350+DDR4+RX550の新システムでどれだけ複雑なSVGやIllustが書けるようになるのか、そこを見極めてみたい。


翌8/4。一応、注文は通ったっぽいです。

以降、弄りメモ等を書く場合は新たにページを起こすことにします。


今頃になってSEGV問題を認識。そういえばそんな騒ぎあったな……。大丈夫だろうか、筆者の選んだ中古品は。

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[記事作成日: 2019-07-20] [内容更新日: 2019-08-05] ※誤記訂正のみの更新等は含みません

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