日本語入力のユーザー辞書と操作の改善
前回記事(「指の置き方だけで頑張るGIMT文字変換Ver.3」)の方で、漢字変換の機能やユーザー辞書との連携を考慮したうえで、特殊文字関連のキーマップを見直しました。
今回はその漢字変換時の工夫とユーザー辞書について、まとめてみたいと思います。
キーマップの種類に関わらず使えるものですので、参考にしてみてください。
!?を入力しやすくするユーザー辞書定義
句読点といえば「、」「。」ですが、感嘆符「!」疑問符「?」も割と使う機会がありますよね。
しかも、「!!」「!?」「??」みたいに重ねることもままありますし、「?!」「!!!」も稀に(筆者は)使います。
ですが、「!」は左上で孤立しています。一方で、「、」「。」「?」は右下に並んでいます。
そして、「!」も「?」も[Shift]キーを押さなければなりません。結構面倒だし、大変です。
そこで、「!」を右下のキーで打てるようにしてしまいましょう。
候補となるキーは2つあります。
最有力候補は一番右下の「\」キーかと思いますが、コンパクトなキーボードなどで省略されていたり、とんでもないところにすっ飛ばされたりしていることがあります。
「!」は通常「。」が書かれるところに取って代わるもので、「。」と「!」が同時に書かれることはまずありません。
ですので、「。」の変換で「!」が出るようにしても良いかもしれません。
また、「?」も本来は[Shift]キー同時押しが必要ですが、[Shift]を押さない「・」の変換で「?」が出るようにすると楽です。
筆者の場合は「!!」「!?」「??」「?!」「!!!」を半角にして縦中横にすることがほとんどですので、筆者の独自マークダウン記法も含めて辞書登録しています。
その他、縦中横で良く使う「kg」「cm」「cc」「ml」などをマークダウン含めて辞書登録しています。(「よみ」がおかしいのは指の置き方だけで頑張るGIMT文字変換Ver.3のキーマップを併用しているからです。)
変換中の操作改善
変換を始めて、すぐに候補が出てきてくれないとき、[Shift]+[↓]や[PgDn]キーで候補ページを送るの面倒臭くないですか?
[↓]キーにしろ[PgDn]キーにしろ遠いです。
そこで、[Ctrl]+[Space]で次候補ページへ送り、[Shift]+[Space]で前候補ページに戻すようにキー設定を変更しています。
標準では[Ctrl]+[Space]の設定は無かったので、エントリーを追加しています。
[Shift]+[Space]の方は元は「前候補を選択」だったのですが、筆者はほとんど[1]-[9]キーで候補選択をするので変えてしまいました。
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