FUJITSU ARROWS Tab Q584/H (到着前)


なぜにこんな中途半端なPCを今更になって購入したのか……。


筆者の悪い癖というかほとんど病気というか、PC環境をどうするかでうんうん悩んで無駄に時間を消費してしまうことが非常に多いんです。

最近の悩み事と言えば、やっぱdGPUは消費電力デカいし夏暑いのでAPU(あとシングルコア性能)が欲しい。要するにRenoirかCezzanne欲しい、ってことと、VaioPのカーソルがぶっ飛び続けて困る、というのが二大課題になっています。


VaioPのカーソルぶっ飛びは方向が常に同じならばまだ対処のしようもあるのですが、8割方左下にぶっ飛んで残りは正反対の右上にぶっ飛んでくれるので、普段タスクバーを隠して運用している筆者にとっては突然無意味にタスクバーが画面を隠してきて邪魔で仕方がないという状態になります。上下左右全部ぶっ飛んでくれるのでここならぶっ飛んで来ないから安心、というエリアがありません。

ちなみに筆者のタスクバー設定は左にアイコンが6つ並ぶ幅と、結構幅広く取っていまして、これくらい幅があると各タスクの内容がしっかり表示されて判別がしやすいですし、タスクバーにデスクトップアイコンの表示も持ってきていて、良く使うアプリのランチャーみたいにしていますので便利なんです。大きなタスクバー。


VaioPは専らベッドに寝そべって物書く用として使っていたのですが、ほぼ常時カーソルがぶっ飛んでエディタの画面の一部がタスクバーで隠されてしまうという事象に悩まされていたわけです。

当然、どうにかならんか、と、ラバーキャップ外してあーだこーだしたわけですが、プラスチックの突起を折ってしまいましてね。(´;ω;`)ブワッ

一応、接着剤で付け直して、今の所取れずに正常動作はしてくれてはいるんですけれども(掃除の成果か心持ちカーソルぶっ飛び頻度も低下したような気がしないでもない)、心も折れましてね。


いやいや、あんたMouse WN892持っとるやろ?

そうなんですけど、スリープ復帰の失敗頻度が高いし、スリープ中にバッテリー異常消費してすっからかんになることも多いし、バッテリーヘタって来てるし、ときどき勝手にBackSpace連打入力とかされて書いたもんごっそり消されたりするからあんまり使い勝手良くないねん。


兼ねてから、このベッド物書き用のPC、あわよくばもっとちゃんとした性能を持った機種にして、軽負荷作業は全部こちらに寄せたい、みたいなことを考えていたのですが、貧乏人の筆者では現状、妥協を重ねても候補が一択しかなかったんです。

それは、CHUWIのHi10 X。

なぜそんなことになるのかというと、ベッドで物書くのに大きなノートPCは不適なんですね。

Sony VaioP (VPCP11AKJ)とかWN892とか言っている時点でお察しかと思いますが。

12.1インチになるDell LatitudeX1でもデカ過ぎなので、できれば11.6インチも避けたい(いや、妥協してぎりぎり11.6インチもアリにしないと選択肢本当に無いで)。

あ、埃の問題からファンレスが絶対条件です。


ところが、今やノートPCは13.3インチ以上ばっかりで、11.6インチはあったとしても性能が悲惨。

それより下はタブレットが主体になるがこちらも性能がおもちゃ。

日本の製品見てると、頑張ってもRAM4GBがせいぜい、ってモノばかり。


いやいや、何見とんねん。Surface買えや!

→ んな金無いわ!


すると、ね。

10.1インチでAtomでも比較的まともなN4100で、RAM6GB積んでるCHUWIのHi10 Xだけが、筆者の手の届く軽負荷作業集約PCの唯一候補になっちゃうんですよ。


でも、軽負荷作業といっても、Lakefieldくらいの性能欲しいなあ、ってのが本音で。

というのも、なんだかんだいって、古いPCを捨てずにそのまま残している筆者宅には台数だけは何台もPCがあるというのに、結局、RAM32GB搭載のRyzen1700デスクトップに手が伸びちゃうんですもん。

性能不足だと結局使わなくなっちゃうのがオチなので、そうなると、軽負荷作業集約なんて大仰な目標掲げずに今のベッド物書き作業だけを考えといたら良い。


って、考えがぐるりと回りましてね。

ホントは全部一台にまとめられた方が良いんです。

もう、複数環境を維持するのも面倒臭いので。

ベッドにデスクトップPCは持ってこれないので、そこは分けるとして、どこに作業の分岐点を置くか、って一直線上を右往左往するだけの話なんですよね。

消費電力とか、特に今みたいな夏の暑い季節はなるべく省電力なPCでほとんどの作業をこなせた方が良いよなあ、って思うんですけど、性能不足でイラつくようじゃ意味無いしなあ。


その一方で、環境も変われば人も変わる。

VaioPは正直、画面が小さ過ぎて見難いんですよね。

キーボードの出来が良いので固執して来ましたけど。

老眼には勝てない。

WN892でもちょっと見難いときあるもん。(まあ、WN892の場合は単純に液晶の質があまり良くないというのもある)


そんなこんなで、手が伸びちゃったんですよね。FUJITSU ARROWS Tab Q584/Hの中古。

はっきり言って、ダメなポイントも多々あるんですが、そこそこお安かったですしね。

物書きPCとして数年の繋ぎができれば万々歳なんじゃないかと。


徹底的にダメなとこ先に言っておきましょうか。

『64BitOSが使えないようにされているところ』です。

Windowsではまだ、今後新製品に32Bit版は提供しない方針という段階で、すぐに切り捨てまでとはなってはいませんが、Linuxではもう32bitはかなり切り捨てられて来ていてアプリも使えないものが増えて来ています。

つまり、64BitOSが使えない機種を今から買うのは基本的に愚策、です。(逆に言うとここが安さのポイントだったりするのでしょう)

あ、ちなみに仮想環境で良ければ64BitOSが動く可能性はあるかも(まだ実機触れてないから分からんけど)。


でも、そこそこちゃんとしてそうなキーボードが付いてて、RAMも4GB載ってて、SSDも64GB容量があって、2560x1600とかいう時代の徒花のようないたずらに高解像度な10.1インチのディスプレイを持ってて、7,980円(税込み送料込み)とかなると、そうそう出会えないんだよなあもう。

この辺りのクラスの新製品が壊滅的になっているという現状では将来的にも入手できる可能性が薄い(新製品が出なきゃ中古も無くなる)ので、あるうちに確保しておいた方が良いかも、という考えも出てきます。


あ、ちなみにNANOTEなどの超小型なPCは押し並べてキーボードが変態配列なので筆者的に即却下です。

慣れがどうこうとかいうレベルじゃなくて、今筆者は日本語入力を独自に考案したキー割り当てで行っていまして、Lの右隣のキーをばっちり使用しますので、そこがEnterキーになっちゃっている変態配列は絶対NGなのです。


英語配列キーボードはいつかはそっちに統一すべき日が来るのでしょうが、現時点ではまだうちのキーボードは全て日本語配列なのであまり中途半端に混在させたくはないんですよね。

そういった意味でも、CHUWIに行くよりまずは一旦、日本語キーボードに固執しておく。

保守的な選択にはなりますが、物書き主体ですからね。筆者が楽に物書きできるかどうかが大事です。


さて、64bitOSが使えないくせにRAMを4GB積んでくれているQ584/Hですが、SoCとしてはWN892が積んでるAtom x5-8300より一世代前のAtom Z3770となります。

ところが、グレードの差もあるのですが性能的には一部を除いて古いZ3770の方が上になります。

コア数一緒、アーキテクチャほぼ一緒、ベースクロックも大差無し、なのですが、ターボブーストでx5-8300は1.84GHzまでしか上がらないのに対してZ3770では2.39GHzまで上がる。これが差になります。

また、RAMもZ3770の方はやや遅い規格ながらもデュアルチャネルに対応しているため、メモリ帯域も実はZ3770の方が優秀なんです。Q584/Hがデュアルチャネルになっているか分からないですけど。

ストレージもWN892はeMMCの32GB、Q584/HはSSDの64GBなので、さすが古くても新品では10万クラスだった製品ですよね。新しくても新品で2万しなかった製品とは比べちゃいかんか。


これだけ言うとx5-8300は何のための新世代だ? って話になってしまいますが、製造プロセスが22nmから14nmになって省電力化しているのと、GPUが進化してH264の動画再生支援に対応しているのがデカいです。

つまり、動画を見るならWN892の方が良いと思われます。(ARM系SoCの方がもっと適しているけど)

でも、物書き用途だったら、古いのにQ584/Hの方が使えそうなんです。あらゆる点で。


せっかくのRAM4GBが32bitOSのせいで使い切れないという問題はまあ、RAMDISKを導入して多少取り戻すことにします。(場合によってはDebian系の32BitLinuxでRAM4GBをフルに使えると思うので、それをホストOSとして、Windowsは仮想環境のゲストOSとしてインストールするという手もあるかもしれません。でもアプリの状況からするとWindowsはまだ32Bitでも大丈夫で、どちらかというとLinuxは64Bitにしたいところなので少々RAMと性能が無駄になってもホストWindows32BitゲストLinux64Bitの方が良いんでしょうね。WSLは32Bitでは使えません)

何れにせよフルに使えないとしても、それでも2GBよりも随分とましです。

筆者宅にはRAM2GBのPCがたくさんありますけど、もう2GBじゃ足らんですよ。OSのみならずいろんなアプリがメモリバカ食い前提になってきているので(パフォーマンスや効率上致し方ないところもあるんですけど)。

ぶっちゃけ、いろいろやるなら軽負荷作業ばかりだとしても筆者的には8GB欲しいですけど。

10万は軽くするからなあ、この手の小さめPCでRAM8GBってだけで。(あ、MOUSEの11.6インチは寸法がデカいのでベッドに不適で却下です。)

中古とはいえ、7,980円は貴重だ。


あ、あともう一つ期待できることがありまして。

中古なので、バッテリーのヘタリが気になりますが、今ならまだ交換部品の入手が比較的安価に可能です。個人輸入になりますけど。

なので、長く使えそうだと思ったらバッテリーの入手にも乗り出すかもしれません。

(まあ、極端な話、筐体に収まって電圧が同じなら少々違うバッテリーでも妥協しよっかなあとは思うのですが、3.8V品は流通量が少ないので交換部品が流通しているのは助かりますよね。WN892の交換バッテリーなんて見当たらんもん(こっちも3.8Vだから使えそうな別物探すのも大変だ)。

まあ、バッテリー買うとしたら総額が12,000円くらいになっちゃうんですけど。

それだけ出費する価値があると思ったら買いましょねえ。


この記事を公開したタイミングでちょうど製品が到着しました。(^^)

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[記事作成日: 2020-08-05] ※誤記訂正のみの更新等は含みません

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