「ASCII.jp:Zen3の圧倒的性能を発揮!「Ryzen 7 5800X」「Ryzen 9 5900X」速攻レビュー (9/9)」や「TDP and Per-Core Power Draw - AMD Zen 3 Ryzen Deep Dive Review: 5950X, 5900X, 5800X and 5600X Tested」の記事などを見た感じ、5600Xの電力の使い方が図抜けてスマートで、5800X以上はとにかく電力リッチに振り過ぎている印象を受けました。
確かに高いシングル性能は魅力なのですが、そのためにつぎ込む電力が一昔前で言うところのオーバークロックですので、ここはぐっと堪えて4.4GHz以下で大人しく使った方が美味しいと言えます。
それでもRyzen 7 3700Xのブースト4.4GHzと同じクロックですし、IPC向上分の性能はまるまる享受できますので、なんら問題ありません。
Ryzen 5 3600Xと3600の差が0.2GHzですので、もし同じ差で5600が出てくるのであればベース3.5GHzブースト4.4GHzですよね。
無理の少ない電力で、それでもシングル性能はZen2の全てをぶっちぎるので、良い妥協点になるんじゃないかと期待します。
もっとも、5600相当のCezanneがDesktopに出てきてくれれば、迷いなく(とか言いながら8コアと悩むはず)そっちにすっ転びますけど。
⭮2020-11-07 ↑2020-11-02