LatitudeX1のストレージ問題にまだハマる


性懲りもなく、また手を出してしまいました。

もう、いい加減絶対的に性能不足なんだし、OSやアプリのサポートだってどんどん切られているんだから、今更整備しても使えるようになんてならないよ!

なのに、諦めが悪いよね、筆者。そして、時間を無駄に浪費するという。

それでも、それなりの成果が出せればまだ良いのですが、今回はまた玉砕&疲れてEndという、失敗体験だけを積み重ねている筆者です。とほほ。


まあ、それもこれも、1.8インチIDEのSSDで僅か3年とちょっとでデータが飛んで、そのしばらく後にそもそも認識すらしなくなる、なんてことにならなければ、筆者は大人しく使い続けていたであろうに。

純正の1.8インチIDEのHDDはまだ生きてはいるのですが、ほら、性能がお察しじゃないですか。

SSD化で多少の性能の底上げが期待できることからも、やっぱりできればSSDもしくはそれ相当のストレージで使いたいとかおもうわけですよ。


この、やたらと手間の掛かるDell LatitudeX1のストレージ問題は、最初CF-IDE基板を使ってCF化を目論見ましたが、プチフリ(プチって言っても長いと分単位で待たされる)多発で使いづらく、FlashFireというWriteCacheみたいな役割をしてくれるアプリ(ドライバ?)を導入したりしてやり過ごしていたりしました。

でも、結局あまり良い成果が得られずに、お高いSSDに投資して、そこでやっと落ち着いたわけです。

当時はCFの32GBでも7,000円くらいしましたし、変換基板に結局SSDって、追加投資いっぱいした割にリターンが少ねえなあ。

で、SSDぶっ壊れるし。


っていうかですねえ、本当のところを言うと、halfサイズSATAのSSDが載せられたら、それで十分だし充分なんですよ。

ってのも、筆者はこのhalfサイズSATAのSSDを2つ持っているんです。1つはI-Oデータのブランド、もう1つはKingstonのいわゆる「小さいオッサン」。で、中身はどちらも東芝のSG2ってやつの30GB。

で、1つはこれを2.5インチIDEへの変換基板を介してDell Inspiron6000に挿してるんです。変換基板を介しても元の2.5インチのスペースに収まるんですね。

というより、このhalfサイズSATAのSSDってやつ、サイズ的には1.8インチにも収まるんですよ。ほら。


halfサイズSATAのSSDと1.8インチSSD


だから、もし、これの1.8インチIDEへの変換基板というものさえ製品として存在してくれていれば、それでこのStrage問題は終わり!閉廷! で済んだのですが……

どう探しても見つからない。でも、理由は分かります。halfサイズSATAのSSDが単体で流通したことはほとんど無く、だいたいは普通の2.5インチケースに入れられて販売されていました。

それを、わざわざ中身だけを取り出して変換基板を噛ましたいなんていうレアな需要に答えてくれるメーカーなどあるわけがありません。(ワンオフなら応じてくれるだろうけど、そんな財力も交渉力も筆者には無いし、そこまでするなら新品のPCが買える!)

それに、この手の変換ほにゃららというものは小さいモノを大きなモノに適用させるのが普通であり、halfサイズSATAとはいえ2.5インチSSDを変換して1.8インチの枠に……なんて収まるわけがないと考えるのが普通ですので、そんな変換パターンは端から企画外ですし規格外なんです。

だから、それでもこの手の変換をしたいという人は2.5インチ変換基板に1.8インチIDEコネクタを丁寧に44pin分ケーブル這わせて半田付けする。なんてことになるんですよね。

だってほら、コレ見て。


halfサイズSATAのSSD+変換基板と1.8インチHDD


2.5インチIDE変換基板を嵌めても1.8インチに収まるサイズ。Dell LatitudeX1のストレージ格納場所には厚さ方向を中心に結構余裕がありますので、2.5インチIDEコネクタから反転するようにケーブルを伸ばして1.8インチIDEコネクタをくっつけるなんて芸当をやっても上手くすれば収まるんです。

まあ、筆者はそこまでやる気にはならんのですけれども。そもそも、2.5インチIDE変換基板は1枚しか持っていないし、それはDell Inspiron6000に挿してるし。あーでも結果論からすると、こっち方面に頑張った方が正解だったのかもなあ。SG2のSSDは2つ持ってるんだし。


で、今回は運が悪いことにMicroSD-CF変換カードなるものを発見してしまいまして、しかもMicroSDカード2枚挿しができてRAID0っぽく(なっているのか知らないが、説明にはSpeedUpとは書かれていた)なるという!

それだけだったら、でもSDなんて何枚RAIDしたところで……、となるのですが、ほら、RaspberryPiが普及してからシステムのストレージにSDカードを使うという用途が広がってきて、規格としてもアプリケーションクラスだっけ? とか出来たじゃないですか。

しかも、ベンチ撮って公開してくれているデータとか見ると、ランダムライトでもそれなりのスピード(といっても本当にそこそこだが)が出てる。

これなら少なくともHDDより遅いなんてなることはならないはず。

しかも、2枚挿しやで〜?

MicroSDカードを新規調達したところで、変換カードと合わせても2,000円程度でお試しできるやん!

それで上手くいけばストレージ容量も64GB(あ、今回は32GBx2で試します。変換カードそのものはSDXCでもOKらしいです)と倍増になるし、万々歳や!

って、思ったんですよ。機材揃えるまでは。


SD-CF変換カード


パーツが揃って、動作確認してみるも、MicroSDカード単体ではちゃんと認識するが、CF変換をすると全く認識してくれない。

まあ、そこには動作確認に使ったPCのOSがAntiXの素の状態でCompactFlashのスロットそのものが認識できる状態になかったということもあったのだが、別のカードリーダーに挿しても一向に認識しない。

↑ごめんなさい、AntiXの素の状態で他のCFカードなら認識しておりました。単純にこのSD-CF変換カードがかなりの回数抜き差しを繰り返すまで認識できなかった、が正解です。AntiXは悪くない! ごめんよAntiX。


で、あーでもないこーでもないとあっちこち挿し直して、って延々繰り返しているうちに……

認識しました。

接点に油膜でも張ってたんですかねえ?

でもまあ、最終的には32GBのMicroSDカードを2枚挿して、64GBの1つのストレージデバイスとして認識はできました。


認識したので、早速Dell LatitudeX1に内蔵し、たらまた認識しないとか問題が発生しましたけど、1.8インチIDE変換基板のpin位置のシルク印刷がおかしくて逆挿しになってしまっていたという昔にも引っ掛かった罠にまた引っ掛かったりしながらOSインストール。

しかし、せっかくWindows7をインストールして、アップデートを全て当てたところ辺りからなぜかシステムがグズグズと崩れ始めて、やれファイルが見つからないだの、起動するたびにChkdskが走るだのどんどん壊れていきます。なんじゃこら?


筆者はCFにOSをインストールしたときにも相当に苦労した記憶が残っていまして、そのときのトラウマがCFやSDをシステムストレージに使うなんて危険過ぎる、という考えを筆者にもたらし、RaspberryPi買ってみたいなあと思ってもSDにOSなんて……という理由で購入に踏み切れずに来ている(今はせめて12nmプロセスのSoCくらい採用してくれ、って思っている)のですが、結局今でもCFやSDにシステム入れるのって鬼門なんやなという感想を補強する結果になってしまいました。

なお、もうWindowsを入れ直す気力も無くなったので、AntiXをインストールしてみましたが、こちらはインストールも楽々だし起動も早いしで素晴らしいとか思っていたらBOOTが出来なくなりました。なんでや!?

簡単にシステム壊れすぎやで〜。こういうところはHDDの安定度が光るよなあ。

と、言うわけで、今回も玉砕。本当Dell LatitudeX1はいつまで経っても手の掛かるコや。


ただ、やっぱり、本当にもういい加減この時代のPCには見切りを付けるべきなのでしょう。

システムが動いていた瞬間もあったし、いろいろ弄っていたのですが、性能不足もさることながら、出来ることそのものがどんどん少なくなってきています。

Window7の導入にしても、うちにあるのはUpgrade版のDVDでサービスパックが当たっていないやつです。

面倒だからUSBインストールにしたいと思っても、Upgrade版はMicrosoftのisoイメージダウンロードのサポート外にされていて、プロダクトキーを入力すると韓国語版扱いされてしまいます。

SPすら当たっていないWindows7をインストールすると、アップデートすらまともに機能しません。

おそらく、インターネット周りのプロトコル?で近年足切りされてしまった通信方式で接続しに行こうとするので、Microsoftのサーバー側にデータが残っていても取得できません。

まあ、筆者はSP1とか大きなアップデートのexeファイルをローカルに保存していましたので、その辺はローカルでアップデートできるものはして、あと通信も設定直して、IEも8じゃダメなのでなんとか11以上にして、どうにかしましたけど。

にしても、ここまででも時間も掛かるし、すんなりコトが進まないのでぶっちゃけもううんざりな状態です。

でいて、使えるアプリもどんどん減ってますからね。WindowsXPなんかももうスタンドアローンですら使えなくなりつつありますし。




あ、で、話が脱線してしまいましたが、肝心のパフォーマンスについて、ちゃんとしたベンチマークは取れていないし、取る気も無い(Flashメモリが必要以上に痛むのでできればあまりやりたくない)のでWinSATの結果と個人の感想だけになってしまいますが。

アプリケーションクラスA1のMicroSDHC32GB(SandiskのSDSQUA4-032G-GN6MN)を2枚挿してCF変換と1.8インチIDE変換をかましたシステムストレージは一言でいうと「もの凄いじゃじゃ馬」でした。

物凄く速い場面とかなり遅い場面とがそのときどきに応じて顔を覗かせます。

恐らく、リードばかりのときはバカッ速で、ライトが沢山発生するとアホみたいに遅くなるのかと思います。

画面上でボタンを押したりしたときの反応が極端に悪くて、画面の変化が異様に遅いのはなんでなんだろう? と不思議に思うのですが、その割には処理はそれなり速度で進んでいます。だから、ちぐはぐな印象が物凄く強いです。


WinSATの値は5.6。1.8インチIDEのSSDを使用していたときは5.9でした。

個人の感想としても、リードがより速くなった一方、ライトが遅くなった印象で、トータルではSSDに届いてないなという感想でしたので、感想とWinSATの値は感覚的に一致しています。

なお、CF単体で使用していたときのデータの一応残っていて、4.6です。遅いですね。リードは若干HDDよりマシかもしれないという程度でライトが圧倒的に遅いので仕方ないです。

別PCになりますが、3.5インチSATAHDDの250GBで5.4という結果が残っていますので、一応それよりも若干スコアが良いですが、じゃじゃ馬だから悪いときの印象はHDD未満ですねえ。ただ、HDDは「今、一所懸命やってます!」感が出るので遅くても納得できるのですが、FlashMemory系は無言だからなあ。処理が詰まっているときの無言は心象悪いんですよね。もしかしたらそれでもHDDよりは速いのかもしれないのに。

あ、で、halfサイズSATAのSSDを2.5インチIDE変換したDell Inspiron6000のSG2も5.9というスコアで、まあ、だいたい1.8インチIDEのSSDと一緒なんですけどSG2の方が若干速度的に安定しているような気がする、といった感じでした。


こういうのって楽しいちゃあ楽しいんだけど、ひたすら時間と精神を食いつぶして利が全く無いという「やっちゃダメな作業」だよなあ。

!この文字が見える場合、コピペされています(ブラウザ非対応でも見えます)! from Gradual Improvement (dodoit.info)

[記事作成日: 2021-05-18] [内容更新日: 2021-05-22] ※誤記訂正のみの更新等は含みません

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