Ryzen 5 5600G + B450M MORTAR MAX移行完了
前回の前置き『最後の自作PCかもしれない Ryzen 5 5600G + B450M MORTAR MAX』に続きまして、いよいよ実食です。
まずはB450M MORTAR MAXの外箱記念撮影から。
筆者の中ではGA-A75M-UD2H以来のリッチなマザーボードのような気がする。この程度でリッチというくらい質素なマザーボードばかり渡り歩く筆者です。
んでもって外箱とか外観とかって綺麗な画像を出してるレビュアーさんって山ほどいらっしゃいますのでうちでは撮りません。
取り敢えず、Ryzen 5 5600Gに付属のリテールファンWraith Stealthのお写真。
なんか、どっかのサイトで5枚羽になってる、って話を見ていたので5枚なのかと思ったら8枚でした。
んでもって早速マザーボードに挿したRyzen5 5600G。
では2年間頑張ってくれたP150のケースを開けまして、
どぅお!汚!
左がP150のケースファン。真ん中がRyzen7 1700に付属のリテールファンWraith Spire。こっちの方が5枚羽でした。んで、上が電源KRPW-TI500W/94+のファン。
そして、この構成にはdGPUも付いていました。
PowerColor AXRX 550 2GBD5-DHA/OC ShaderUnlock改。過去記事は『PowerColor AXRX 550 2GBD5-DHA/OC』『AMD Ryzen 7 1700 + BIOSTAR TB-350BTC + RX550 + DDR4-3200』辺り。
いや〜、それにしても凄い埃だこと。
筆者のPC環境にしては消費電力が高めで、ファン流量も全体的に多かったせいか埃の溜まり具合もよりスピーディーな気がします。
それはさておき、筆者はちょっと思うところがあって新旧のCPUクーラーを並べてみますよ。
Ryzen7 1700に付属のリテールファンWraith Spireは、筆者にとっては勝手に点灯するLEDが「いらねー!そんなことより消費電力落としてくれ!」って思う点です。
一方、今回のRyzen 5 5600Gに付属のリテールファンWraith Stealth。LEDが無いことはもちろん、8枚羽でなんとなく効率的に風量を稼いでくれそうな見た目をしています。実際は知らんけど。
ただ、CPUクーラーって、特にリテールなんかだとコストカットのためにヒートシンクをケチってその分ファンで頑張る、みたいな調整って良くある話ですので、筆者的にはこれファンを入れ替えたらどうかね? と思ったわけです。
ヒートシンクはRyzen7 1700に付属のWraith Spire、で、ファンはRyzen 5 5600Gに付属のWraith Stealth、というキメラ。
こういうことを考えたりするのが、如何にも旧石器時代の自作erだと、思わんかね。今どきの人はやらんじゃろ?
というわけで、早速ファンを取り外してみます。
ほう、こんなんなっているのかあ。
こういう画像になると一気に見当たらなくなりますよね。他のサイトで見たこと無いわ。
ちなみに、こちらはRyzen7 1700に付属のWraith Spireの方。埃の溜まり具合なんかも、どんな風に埃が溜まってくるのかという良い参考資料になるのではないでしょうか。
CPUとの接触面を開いてみると、こんな感じ。概ね良い感じにグリスが伸びてますね。
筆者は気泡を作ってしまわないことを最重視してますので、グリスを置くときに凝った模様は描きません。だって、それで気泡が出来たら嫌だもん。
マザーボード側のCPU面を見ても、若干溢れてはいますが概ね良い感じでしたね。
ではヒートシンクのグリスを拭って綺麗にしましょう。
はい。
で、Wraith Stealthの方はヒートシンクの高さも低くなりますが、銅が入っておらず、アルミのみとなってますので、ファンを外すと……
こんな感じでした。中央に銅の円筒をぶっ込むかどうかの差ですね。中央はファンの風も当たらないので、ひたすらより素早く大量に熱を吸ってアルミフィンに移動させる、というのが主なお仕事になっています。
ちゃんとシルク印刷でも「先にここ挿せや!」って記してくれてるんですね。メモリは続投で筆者渾身のケチらずに奮発したネイティブDDR4-3200 16GB×2枚です。
筆者はこのLEDの点灯を見て、「あ、認識失敗してる」、って思ってしまって、そこからBIOS書き換えとかで色々と失敗やらかして盛大に時間を無駄にしてしまったのですが、なんと、正常に起動するようになっても4つくらいLEDが点灯したままです。
せっかくCPUクーラーのLEDを抹殺出来たと思ったら、今度はマザーボードで常時点灯かよ!
筆者は完全に化石時代のままの自作erですので、PCケースもP150という静音ケース。今で言うところの窒息ケースです。
今みたいにとにかく空気を入れ換えるぞ! というようなスタンスではなくて、前面下から必要なだけの空気を取り込んで背面上から排出する、余計なところに穴はなるべく開けない、というスタンスのケースなのです。
だから、内部が光ってたってケース閉めたら見えないんだよ! 電気の無駄よ!
言い訳するぞ。だってよお……
このマザーボードの取扱説明書見てたら、LED点灯したところで問題発生した、って思うじゃん!
まさか、正常起動時にも点灯しているなんて、筆者は思ってもみませんでした。だって、最初の最初は正常起動時の状態がどうなるかなんて知らねえもん!
ちなみに、なんか日本語がおかしい部分がありますが、筆者は英語の方を見ながらやっておりました。ここの画像の貼り付けを日本語版にしただけです。
で、のっけからBIOS書き換えに走ったわけですけど、ZIPを解凍せずにやってしまい、書き換えが進まずに2時間ほど待ちぼうけしていました。
これさあ、確かに普通は解凍しますよ。でも、解凍したら中に2ファイルある。で、マニュアルには解凍するかどうかの記載が一切無い、となると迷うんですよね。自分が古いパーツしか知らないから、実は今では解凍しないのが当たり前になっているのかも……という疑念がつい湧いて来るんです。
自分の経験による常識は通用しないぞ、と身構えてしまったせいで逆に引っ掛かる、っていうね。
で、BIOS書き換えボタンによる書き換えでも「書き換え中はLEDが点滅するぜ」程度のことしか書いて無くて、マザーボードは光らんけどUSBメモリのアクセスランプが点滅していて、「ん? これで書き換え中ってこと?」「迂闊に途中で止めらんねえ」「128MbitROMの書き換えも結構な時間掛かったしなあ」からの「いくらなんでも2時間待ちはおかしいやろ」でようやく電源ブッチ。
で、解凍して焼き直したらあっさり終わって、起動したんですけど、……うーん、まあ、なんかさ、こういった説明書って説明する側が当たり前だと思っていることを平気で端折るじゃん。でも、こっちはそれを当たり前だとは知らないから、主語が抜けてたり目的語が抜けてたりするところの正解が分からんのよ正直。
まあ、良いや。
長くなってしまったので、起動後の様子はまた別にまとめますね。