標準ピッチ未満のキーボード - 単体製品編


標準ピッチ未満のキーボード - ノートPC編に続きまして、今回は単体キーボードで3/4インチ=19.05mm未満となるキーピッチを持つ製品を取り上げていきます。

標準ピッチの製品に関しては

入力機器再検討

メカニカルキーボード DN-915869 を試す

辺りの過去記事をご参照ください。




■Sanwa SKB-SL32BK



画像は上下に2つのキーボードを置いてありますが、上は標準ピッチ採用のSanwa SKB-SL18BKN、下がキーピッチ18mmとなる同じくSanwaのSKB-SL32BKになります。

このキーボード、発売から長いこと何故か流通が行き届かなくて非常に購入しづらい製品でした。

最近ラインナップ拡張してようやく改善された感じかな? メーカーさん自体が乗り気じゃなかったのかなぁ?


まぁ、これを購入してしまったのは筆者の発作でして、冷静さを保っていれば買わないはずの製品でした。

せっかくの狭小ピッチなのですが、外枠が大きいのと[Enter]キー等に贅沢にサイズを振り分けているせいで、キーボード全体の外形サイズとしては標準ピッチ採用のSKB-SL18BKNとほとんど変わらないという……。

ただ、SKB-SL18BKNは外形サイズを理想的に切り詰め過ぎたせいか剛性不足で、それがキータッチはおろか実入力上でも悪影響を及ぼすほど入力性が悪化してしまっているので、そういった点では割りかし真っ当であろうと期待が持てます。


実はこれ、購入したは良いのですがまだ使い込むというほど使っていないんです。

というのも、LEDバックライト付きのゲーミングキーボードDN-915869の使い心地が意外に良くて離れられないんです。

キー盤面を見ることなんてあんまり無いのに、それでもバックライトってやっぱり便利なのねん。

理屈ではこんな贅沢で消費電力の掛かるもんはイラん! と考えていた筆者ですが、いざこれに慣れてしまうとバックライト無しを不便に感じてしまうという。我ながら贅沢になってしまったものじゃ。

DN-915869はキー配置も少々おかしいところがあるのにね。

でも、赤軸メカニカルのタッチも悪くないし、結局そんなこんなでSKB-SL32BKはまだ使い込んでいないのです。

軽く触った印象はそんなに悪くありません。

組み合わせるポインティングデバイス次第ではこちらをメインキーボードに据えようと思う気持ちは今でもちょっとあります。


■ELECOM TK-FBP037



2台写っていますがどちらもBluetooth接続です。また、黒の方はトラックボールのケーブルを断線させてしまうまで使い込んでいます。

こちらキーピッチは17.4mm。

デスクトップPC用途としてはちょっと小さ過ぎる感はあるのですが、ポインティングデバイス付きでこのサイズはなかなか無いものでした。


筆者は一時期、使用するキーボードをほぼこれ一つに統一しようと画策していました。

本体にキーボードがくっついてしまっているクラムシェル型ノートPCは置いておいて、その他のPCは全てこのキーボードで操作しよう、と。

そうできれば、筆者がキーボードを使い分ける必要か無くなり、さらに入力効率の向上か期待できるのではないかと、そう期待してのことでした。


しかしながら、この製品には大きな欠点が存在しました。

それは、肝心のトラックボールが埃を本体内部に取り込んでしまいやすい構造になっていて、かつ、本体を本格的に分解しないと掃除もできないという欠陥構造です。

しかも、いざ分解してみると、センサーがばっちり埃に隠れてしまうようなレイアウトをしていて、これは早い人だと2,3ヶ月で使用不能になるという話も頷けるというものでした。

筆者はここを分解清掃してやり過ごしていたのですが、何回か清掃しているうちにケーブルが断線してしまいました。


この欠陥構造を抱えたままではこの手の製品に統一はできない。

筆者はこの製品の後釜となるTK-DCP03BKに大きな期待を寄せていました。

有線でも使えるしBluetoothで3台、計4台との接続を設定保持でき、トラックボールも使いやすそうな位置に移動、便利ボタンも増えて死角無し、かと思われました。

が、トラックボールの埃を取り込んでしまう構造には改善が見受けられず、結局、この配列のキーボードそのものがその製品を最後に消えてしまいました。



コンパクトキーボードながらも、キー数は多めで、今どき見なくなった[Pause][Break][SysRq][ScrLk]キーなんかも装備する決定版にほど近い製品だったのに残念です。

Bluetoothキーボードを買ってみた』に買った当時に近い頃の過去記事があります。

なお、キータッチはやや腰が強く、ちょっと疲れます。

この腰の強さがベッド物書きでは裏目に出て、キーを押しきれずに反応が悪いような感覚を持ってしまいます。

元よりBluetooth接続は微妙なラグが気になる筆者ですので、この反応が悪いと感じ取れてしまうようなキーの反力の強さは少々いただけないポイントではありました。

それでも、一度はこれに統一しようとまで考えたキーボード。非常に惜しいです。


■Bluetooth3.0 7-8インチタブレット向け超小型タッチパッド付きキーボード