LG 24QP500-B
2023年04月購入、お値段21,900円。
『BenQ BL2420PT 突然横線が入る』で急遽購入した23.8インチWQHDのディスプレイです。
筆者のPC環境が物理的にギチギチに最適化、というか、詰め込み過ぎて何も動かせない状況でして、ディスプレイの変更はむちゃくちゃ大変です。(現在進行系)
思っていたとおりに設置作業が進まないところがあって、仮置き状態で現在は妥協、というか疲れ果てて作業を諦めた感じ。
余談ですが、このところまたあらゆる物が集中的にぶっ壊れておりまして、エアコンぶっ壊れとか、洗濯機の給水ホースの継手から漏水とか、そういう諸々でも体力と時間と金銭を奪われている昨今です。
生活を小さくしてなんとか乗り切りたいのですが、もうできる手は尽くしたレベルでやっているので、なかなかこれ以上の縮小が難しいです。金があれば家を最小限に小さくとかしたいんですけどね。
もうね、あらゆる物の維持管理だけでもしんどいので、本当もうやるせないです。スマン愚痴った。
というわけで、設置のお写真はまだ撮っていないのですが、ディスプレイが大きいためどうしても周りにいろいろと写り込んでしまうため撮影しないかも、です。
まだ本格的な調整は先になるかとは思うのですが、アバウトに輝度等の基本調整はしました。とりあえず、筆者は輝度を20/100に設定。
するとですねぇ、なんと、消費電力が8Wです。びっくりです。
まさか23.8インチで一桁台に収まるとは思ってなかった。
LEDバックライトという点も、確かIPSという点でもBenQ BL2420PTと同じだとは思うのですが、輝度調整が目分量なのできっちり揃っているわけではありませんが、半減以下ですよ。
BenQ BL2420PTは黒一色で16W、白一色で18Wでしたから。なお、LG 24QP500-Bの輝度を25/100にしていたときは白一色で9Wになっていましたので、半分と捉えても良いかもしれません。
というのも、BenQ BL2420PTも新品の頃はもう少し輝度を抑えて運用していたような記憶がありますので、経年劣化で輝度を少し上げたと思うんですよね、確か。それでも25/100で使っていたんですけど。
んで、だいたいまあ平均9W消費電力が少なくなるとして、一日平均10時間使用すると34円/KWh計算で年辺り約1,117円の節約になります。(今はたまたま政府の補助が入っている時期なのでここまで額は大きくなりませんが)
画面入力ポートは一応全て正常動作。特に、BenQ BL2420PTでは全く使えなかったMSI B450M MORTAR MAXからDisplayPort出力でもケーブルも全く変えずに正常に映るようになったので、やはりBenQ BL2420PTのDisplayPortがイカレポンチだったんですね。
HDMIやDisplayPortの信号経由でイヤホン端子から音声出力は出来るのですが、音質はやっぱり残念な感じだったのでこちらは使えません。また、スピーカーは付いていないようです。
BenQ BL2420PTにはあったUSBハブ機能も無くなっているので、USBハブに100均のUSBライトを付けるという手は使えなくなりました。まあ、大した問題では無いです。
画質についてですが、ぱっと見の印象は「なんかアナログっぽい」なあとか思ってたのですが、ビットマップフォントの描画を見るときちんとデジタルでクッキリハッキリしているので、どうやらクッキリハッキリした結果アンチエイリアスの質があんまり良くないことが露呈したようです。
あくまでも筆者がそう感じたというだけなので間違っている可能性は多々ありますが、なんとなく、LG 24QP500-BはBenQ BL2420PTよりも液晶の開口率が上がっている印象で、逆に言うと今から思うBenQ BL2420PTの画質はやや「ギラツブ」だったような気がします。
いわゆる、ドットとドットがちょっと離れて見える、ってやつですね。これがLG 24QP500-Bの方が比較的ちゃんとくっついて見える、ということでここら辺もやはり7年の歳月の差で進歩した部分なのでしょうかね。
開口率が上がればバックライトを弱くしても同じ輝度を確保出来るようになりますし、映像ドライブの回路周りの低消費電力化も進んでいるのでしょう。
こういったものの積み重ねで、同じ画面サイズかつ同じ解像度でほぼ似たような輝度でありながら消費電力が半減できた、という感じなのかもしれません。
なお、筆者は余計なエフェクトで画像を乱すのは嫌いなので、無理に応答性を上げたり(オーバーシュートが起こる)超解像とかHDRとかいう類のものは全てオフにしています。
sRGB99%っぽっちのディスプレイなんかでそんなエフェクト入れたら黒潰れ白飛びしまくるやろ。もっとクッキリハッキリさせたかったら元の画像データをそうすべきなのであって、ディスプレイ側が勝手に一律に細工しないで欲しい、って筆者は思ってます。
あ、あと、このディスプレイはリフレッシュレート75Hzに対応しているのですが、当然のように60Hz(59.95Hz)に落としました。うん、要らん。無駄に消費電力が増える。
ゲームだってリアルタイム性があるものでやるとしてもDragonQuestBuilders2かせいぜいMineCraft程度だし、DQB2なんてうちのAMD Ryzen 5 5600Gだと45fps辺りに落ちついちゃうから75Hzなんて意味無いのよ。
付属のスタンドだと低くて、ディスプレイアームを使おうとしたら土台が貧弱なワイヤーラックなのでワイヤーがひん曲がってしまって、うーむ、ここをどうしようか思案中。
宛て木とかして少し誤魔化してはみてるんだけど、まあここはいろいろ考えてもう6cmくらい高い位置で固定できるように何かしら考えることにします。
とりあえず、DisplayPortがまともに映ってくれたのと消費電力半減がとにかく嬉しい新ディスプレイでした。
あと、今後数日は筋肉痛が酷くなる予感……。
2023-04-04追記:
まだこれから小物やガラクタがどんどん増えてくると思うので、これでもまだ綺麗な方ということで一応設置のお写真。
ちょっと設置位置を高くし過ぎたきらいはあるのですが、もう疲れたので当面これで行くつもりです。
というのも、ディスプレイアームはこの画像には映っていませんが、ディスプレイの右上の辺りでワイヤーラックの棚の隙間にぶら下げています。
そのままですと、アームそのものの重さとディスプレイの重さで棚のワイヤーが捻れて変形してしまうので、添え木をバリバリやって力を分散させてなんとか安定化させた以外に、VESAマウンタ付近を紐で吊ってなるべく水平に上から吊るす格好になるように細工したので、高さを変更するのが超大変なんです。
紐を緩めて高さ調整して結び直しとかなってしまう。
一方、アーム+紐の二重固定でも、前後調整はほんの少しですができます。アームの柱を中心とした円弧上の軌跡に限られますが。
ただし、こちらも、変更するとディスプレイの中心が変わってしまうので、既にスピーカーを固定してしまっている状態で、スピーカーの中心とディスプレイの中心が大きくズレるのも気味が悪いので、まあ、変更しないよね。
あ、で、ですね、1日経ってちょっと思ったのが、アンチグレアの具合がBenQ BL2420PTよりも良いような気がします。多分、外光の反射が大分抑えられているような気がする。
ただ、その分、画が地味になっているような気もちょっとします。
余談なんですが、ディスプレイ変更のついでになし崩し的にPC環境の再考をまたもやしていまして、しつこいですが昔懐かしいIBMのUltraNavキーボードSK-8845をもう一回引っ張り出しています。(画像下にも見切れてますが映っています。過去記事は例えばこちら『入力機器再検討』)
Ubuntu StudioやXubuntuで使う際にスティックポインタの動きがどう調整しても鈍かったり、Winキーやアプリケーションキーが無いのでキーコンフィグとかして対応したり、などという面倒があったのですが、久し振りに使ってみたらスティックポインタの動きが激速になっているし、タッチパッドの動作も機敏。さらに、タッチパッドでのスクロールが画面端を上下に動かしても良いし2本タッチで上下に動かしても良い、という具合になかなかに便利になっていました。
Winキーやアプリケーションキーが無い問題はXubuntuではCtrl+Altで代用することにして、仮想環境のWindows10などですとタブレット対応もあったせいか他の手段が使えたりするようになっているので、無くてもなんとかなるのかもしれない、というレベルまで来ていました。
なので、ちょっとWinキー&アプリケーションキーが無い状態でどこまで使えるか様子見してみようと思います。もしかしたら、またまたこのキーボードが主役になる時期が訪れているのかもしれない。
カーソルキーと[Home][End][PgUp][PgDn]が離れているのは今どきちょっと不便に思うこともありますし、上下に7段もあるキーボードなので[Esc]が遠いという問題もあります。また、[Fn]キーが左下というのも気に食わない点ではあるのですが、理想的なキーボードって本当に無い(そもそも理想が流動的)ということもあってなかなかに難しいですわ。ってか、ディスプレイの買い替えのページでキーボードを語り過ぎじゃ。