AliExpressのChoice6点買い合わせ

筆者が度々某中華通販と言う言い方で濁す(そんな必要無いのですが)AliExpress。
普通に各Shopから購入するとShop毎に個別に配送されるのでバラバラに届いたりするのですが、1500円以上で送料無料というグループになっている製品や3点以上買い合わせで送料無料となるChoiceというマークが付いている製品は配送もまとめてくれる(少なくとも筆者が買った際はまとめてくれてました)ので割と便利です。
(某Amaさんは同じ製品を4つ同時購入したときに3つパックと1つを分けて配送するという謎ムーブをかましてくれたりしたので、もう必ずしもどっちが杜撰かとか言えない状況です。)

もちろん、安心感とか色々とあると思います(筆者もスペック詐欺商品を掴んでしまって紛争して返品不要全額返金とかやってますが労力と時間と精神の消耗が激しいのでこういう目に合うのは本当に嫌です。また微妙に使い勝手の悪い不具合を含んだまま製品化しているものを掴んでしまったりとかね。)ので安易にマンセーするわけにもいかないのですが、例えばDAISOで売っている製品と同等なモノが格安で入手できるケースもありますので、条件が見合うのであれば入手経路の一つとして考えても良いのかな、と思います。
そんなわけで今回は筆者がChoiceマークの付いた製品を6点購入したので、それを軽くご紹介してみようと思います。(本当はアフィリエイトとかしたいところだけど今はまだ手を出してないです。なんでこんな記事無償で書いているんだ?って話ですけど。気の迷いですよ。多分)

Choiceは3点購入(同じ製品3個でも可)で送料無料になるのですが、6点購入で合計金額から200円割引してくれます。
なんとなく欲しいけど面倒だったり微妙に高価だったりで手が出し難かった製品がうまいことこういうChoiceに含まれていれば、それが3個以上揃ったときにさらっと手を出せます。
なお、お値段がコロコロ変わるのでお得なときを見図るのは大変ですが、欲しい製品全てが最安値で揃うなんてことはまず無いと思うので、適度なところで見切りましょう。
筆者も今回、すぐ下に出てくるCOBライトがさらに20円安いのが出てきたのを見て「うわっ」って思いましたが、他の製品は値上がってるし、なんならその安いのもすぐに消えてしまったので、あんまり気にしても仕方無いって感じです。

というわけで、まずはDAISOでモロ同じモノが売っているであろう製品(の上位バージョン)から。

COBライト。お値段176円。
不思議なことに、バッテリー容量200mAhとされている製品と500mAhとされている製品が同一ページで選択出来てどちらも同じ価格です。これ200mAhの方をわざわざ選ぶ人って居るの?

上の画像がAliExpressの製品ページの画像を拝借したものです。
形はほぼ同じなのですが、500mAhの方は周囲をぐるっと囲む部分が金属素材になってましてカラビナになっているところなんかは作りそのものが200mAhバージョンとは違いますよね。
んで、これの200mAhバージョンは恐らくまんまDAISOで販売されている製品ではないかと思われます。
ただ、Aliさんだと充電ケーブル付いて来るんですよ。安いだけでなく。

ちょっと右に別の製品が映ってますけどこれはまた後で触れるとして。
DAISOで330円で販売されているCOBライトがバッテリー容量2.5倍になって充電ケーブル付きでお値段半値に近い176円、とくれば安心感とか信頼性の問題を加味しても、急いでないなら頃合い見計らってAli調達がお得、となるケースかと思います。
まあ、その500mAhがどれくらい本当なのかという問題もあるわけですけれども。(筆者はテストしません。LEDを無駄に劣化させたくないので)

なお、よくよく調べてみると、価格が上がっても良ければ800mAhの製品や白以外の色が出せる製品もあったりします。

こちらもAliさんの商品ページの画像を拝借しました。

500mAh版は材質の違いのせいか若干重いかと思います。一応DAISOさんは点灯を試せるサンプルを置いてくれている店舗があって、そこで触ってみたことがあったので、感覚だけでモノ言ってますが、そのときより重い気がする。バッテリーの差でもあると思いたいけど。
スタンド、カラビナ、栓抜き、マグネット、雲台固定用ネジ穴、全て同じように揃ってますし、ボタン押す毎に「中」「弱」「点滅」「OFF」で長押しすると「強」というライト点灯ファンクションも全く同じです。
光量も筆者は測れませんが元々そんなに必要としていないこともありますが、筆者には十分以上です。


続きまして、USB3.0が1ポート、USB2.0が3ポートあるセルフパワーのUSBハブです。お値段175円。
ほぼ同じ仕様の製品がDAISOでは550円で販売されています。

中身が同等かどうかは不明なので品質を含めた判断は出来ませんが、お値段は安いです。
というか、元々USB1.1の頃は110円で売っていたし、USB2.0でも220円とかで売っていたと思うのですが、USB3.0対応した途端に値段が跳ね上がりましたよね。
USB1.1,2.0のときはぶっちゃけわざわざ中華通販を選択する意味なんてなかったのですが、ここまで価格差が付くとこっちにチャレンジしてみても良いかも、と「貧すれば鈍する」を地で行く筆者はついつい思ってしまいます。
まあ、今のところ常用までする気で買ったわけでは無いので、具合が良ければ常用も考えに入れ、使い勝手がそれほどでもないなら一時凌ぎ用として使いたいと思います。

製品に印字が一切無いのですが、端子を覗いてみると、4本では無い端子はUSB3.0。

4本見えるのがUSB2.0です。(この4本はUSB3.0でも奥の方に隠れてますので奥まで覗けば見えます。)


さて、全ての製品が中華通販の方がお得だなんて言う気は毛頭ありません。むしろ、DAISOの方が質も量も良くて価格が安いというケースも多々ありますので、本当に実店舗持ってやってる業者が堂々と中華通販と渡り合うとか凄いとしか言いようがないのですが、今度は失敗例。

アクリル粘着両面テープ。お値段132円。左の製品です。右にはDAISOで110円で購入したCROCODILE GRIPを並べています。
ただ、CROCODILE GRIPは最近量減らしちゃったんですよ。なので、中華通販の方がお得かと思って買って見たんですけど、あんまりお得感がありません。
一応Spec上は幅2cmで厚み1mmで長さ3mということなので、同じ幅2cmで厚みは倍の2mmで長さが1/3の1mだった昔のCROCODILE GRIPと比べて1.5倍の量になる計算なのですが、実物を手にすると1.5倍あるようには思えない。
筆者の手元には途中まで使ったCROCODILE GRIPしかなく、詳細な比較はもう出来ないんですけど、(今のCROCODILE GRIPは厚さが1.8mmに減り、長さも0.8mに減っているので)。

今のCROCODILE GRIPと比べれば一応お得にはなるのでしょうけれども、実はCROCODILE GRIP以外のアクリル粘着両面テープで幅2cm厚み2mm長さ1mという製品はまだかろうじてDAISOで売っているのを確認したので(これも時間の問題で消えそうですけど)、これと比較してしまうとお得とは言い難い気がします。


以下はDAISOとか無関係に購入した製品でささっとさらいましょう。

上の画像でもちょろっと出てきた懐中電灯+ランタン。お値段264円。
お値段だけ見ると全くお得感がありませんが、一応14500サイズのLi-ionBatteryを内蔵しているらしいので、容量の表記はなかったのですが、軽く検索掛けてみると……うわっ3800mAhとかあからさまに詐欺スペックな製品がゴロゴロと……!
18650(あ、この数字は電池のサイズを表しているので18650は14500より大きいです)でも3400mAhとかなのにありえないやろ。んで少ない表記を探すと800mAhとか700mAhとか出てきますのでまあ良くてこの辺りでしょうか。

こういうのは乾電池式の方が潰しが利くと思うかもしれませんが、いざというときにちゃんと容量を持っている乾電池を必要量調達出来るのか、と考えると一長一短なんですよね。
なによりLi-ionBatteryは乾電池やニッケル水素充電池よりもエネルギー密度が高いので同じ容積でより長持ちなライトが得られます。
またLEDとの相性が良くて、良く乾電池3本のLED懐中電灯を見ると思いますが、要するにその辺りの電圧がLEDとの相性が良くて、乾電池1本の製品なんかでは恐らく昇圧回路とかが必要になる(ならない部品もあるのかもしれませんが良く知りません)ので部品構成的にも簡潔に出来易いかと。

充電端子がMicro-USBですけど上の画像に載せたようにこちらも充電ケーブル付き。
端子剥き出しだけどIPX-4 WaterProof Gradeとか謳ってんな(ggr)あっ飛沫防水ね。浸すのはNGと。

こっそり円筒部分を伸ばして撮っています。違いが分かるかな?
スポットの集中具合をある程度調節出来まして、筒を目一杯引き伸ばすと(フリクションで固定してあるだけなので単純に引っ張るだけ)LEDの形がそのまま対象に照射されます。筒を短くしていくごとに拡散範囲が広がっていきますが、目一杯拡げても照射角は狭めな印象。

より拡散させたいならボディ横のCOBを光らせます。こちらは上記のCOBライトと似たような光量で広範囲に拡散します。
本体底面のボタンを押す毎に「スポット点灯」「スポット点滅」「COBランタン点灯」「OFF」と遷移します。長押しはありません。

ところで、この製品は製造工程が恐ろしく雑です。
改めて上の画像を良く見ていただきたいのですが、黒い塗装の角がところどころ白く光っているかと思います。
これは撮影上たまたま反射した光ではなくて、明らかに適当に放り投げてぶつかって凹んだり欠けたりしている打痕です。
また、その一方でCOB発光面に黒い粒が見えますよね。
これ、製品の外に付着しているカスではなくてCOBと透明なカバーとの間に挟まれていて、恐らく打痕で削れたカスも気にせず一緒くたに組み込んでしまっているのでしょう。組み立て工程が荒っぽい手作業だと思われます。
なので、見栄えを気にする人が買ってはいけない製品です。「光りゃあええねん」という人だけが購入する権利を与えられます(オプーナ?)
金属筐体なのでガッシリ感はあるんですけどね。冬は冷てえわ。あ、クリップ付いてま〜す。


いわゆる普通のテスターです。お値段439円。

いわゆる普通のテスターは筆者は所持している(画像左)のですが、いつ購入したものか不明なくらい古いモノでして、もしかして劣化して値が狂ったりしていないだろうか?という心配が少しあるのと、電池が12Vの23Aという規格で、今でこそ100均でも売っているケースがあるらしいのですが、当時はその電池の入手すら覚束なくもしくはあってもバカ高く、筆者はこのテスターを使うときはとにかくバッテリーを消耗させないようにと、計測するその瞬間だけ電源をオンして計ったらすぐにオフるように気を遣って来ました。
おかげで、今まで電池交換したことは無いんですけど、やっぱ流通の細い電池を使う製品は使い勝手がよろしくないです。
あ、ちなみにこの黄色いテスターまだ値札が残っていました。1,980円でした。でも購入した店舗からするとうーん、30年までは経っていないのかな?多分マザーボードのCR2032電池の電圧とか見るのに買ったんだよねきっと。覚えてないけど。すると自作PCを頻繁に組み立てていた頃だろうから……20年前とか?分からん。

あ、で、中華通販のテスター群を眺めていると角型9Vの006P電池を使用しているケースが多いように思われますが、その中でこの製品は単4乾電池2本でOKだったのでこちらを選択しました。使い回しの利く規格の電池だとありがたい。単4ならニッケル水素充電池をそこそこの本数持っているので使い回せるし。

試しに単3ニッケル水素充電池の電圧を新旧のテスターで測ってみましたけどどちらも同じ数値が出てきたので、そう大きな誤差は生じてはいないであろうと思われ一安心です。
ちなみに赤くて偉そうな筐体ですが中身スッカラカンです。主要機能はICチップ化してコストダウンを図っているのでしょう。プラスマイナスのケーブル端子が異様にゴツくて、これだけでもそこそこコスト食いそうなのにトータルで439円ですもの。有り難いものです。


最後はマイコン。ESP32-C3。お値段264円。
買い合わせ値引きも含めているとはいえ、BLEが使えるマイコンが264円で入手出来るとか、超素敵。
こちらはBLE経由でモーター供給電力をコントロールするのに使うつもりでして、筆者はこの分野超初心者なので最初はESP32-WR00M-32D搭載のもっと大きな基板を買ってしまったのですが、こちらの方が小さいし消費電力も下げられるし筆者の目的にはより合致していそうな気がしたので購入してみました。


てな具合に、喫緊ではないけど欲しいなぁと思う製品が幾つか出揃ったときにまとめ買いするとまとめて配送されてなかななにお得、しかも最近は配送の遅れも大分短くなって来ていますので、年一くらいはこのような購入があっても良いかなあという気がします。あ、トータル6品で1,450円でした。

2024-12-13

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