AliExpressのChoice6点買い合わせ 第10段
なんかね、例のトランプ関税の一件を境にしてAliさんのゲーム関連の状況が悪化しているような気がしています。
ポイント獲得の条件が厳しくなってたり、そもそもそのポイントのソースとなるプレイフィーみたいなのが減らされてたり。
それ以上にギフトへの変換がかなり不自由になっていて、毎月下旬に入る辺りでSoldOutになって変換不能になりますし、それ以外の期間でも変換できるギフトがかなり限られてます。
極めつけはPrizeLandで100%達成すると0.1ドルで特定の製品が購入できるというアレ。
前回の『15円(+苦労)で購入したバリカン』では不良品を送り付けられたのですが、今回は「何らかの理由で発送に失敗」したのだそう。多分意図的にしてます。あまりにスムーズに問題検知出来過ぎです。普段のTrackOrderからしてそんなに正確でないくせに。
注文確立から約10時間で発送、そこから約23時間でオーダーキャンセルという、Aliのいい加減なTrackOrderでやたらとスムーズなこの通知。ほぼ黒でしょコレ。
しかも、「どうしても欲しかったら通常注文し直せ」という煽り文句付き。つまり、0.1ドルでの購入なんて受け付けんという意思表示ですよね。ならなんでPrizeLandのアイテムリストに載っけてんだコラって話なんですけど?
0.1ドルを返金処理して、お詫びに使いにくいクーポンを1ドル分くれるということらしいですが、そんなことまでして製品送るのが嫌ならもうこのゲームシステムそのものを止めた方が良いのでは?
2025-08-13追記:
おいおい、「We've processed your refund request!」ってなんだよ! 勝手にキャンセルしたのはそっちだろうが! まじクソムーブ重ねてくるなぁ。
:追記終わり:
とはいえ、こちらには時間を掛けて貯めたポイントがまだありまして、使いづらいギフト変換をなんとか行って、今までみたいな購入金額ビタビタなギフト使用は出来なかったのですが、6点買い合わせの第10段です。
今回は6点で合計1,480円で6点同時購入割引が250円、ゲームポイントから変換できたギフトが876円分となり、支払い額は354円となります。

『Spring And Summer New Hat Men's Outdoor Mountaineering Sunshade Fisherman Hat Summer Large Brim Breathable Sunscreen Fishing Hat』お値段220円。ゲームポイントで稼いだギフトを適用して価格按分した値引き後53円。
全周囲に鍔があるタイプの帽子です。帽子にタグは付いていませんが、製品説明によるとポリエステル製のようです。
野良仕事で現在使用している麦わら帽子が壊れてしまったとき用の予備として購入しました。
元値220円といえば、220円ならば100均でも一応帽子が購入出来るのでわざわざ中華通販で購入するほどのものでもないのでは? という思いもあるにはあったのですが、結果的にはこちらの方がいろいろと機能が揃っているので、これ多分今どきの100均だと550円にされそうなクラスだと思います。

頭囲調整が出来るようになってます。また、画像左上に見切れていますが、通風口なのか他の用途があるのか分かりませんが、リベットで縁取られた穴が4箇所空いています。

裏返すと長さ調整出来るあご紐。頭の部分はメッシュ付きの2層構造です。

また、ホックが2箇所付いており鍔をホックで纏め上げることが出来ます。
例によって作りに雑さが見えるところも無いわけではないですが、実用的には充分かと思いますので、これはまあまあ良い買い物だったかと思います。

『Easy-to-Apply Waterproof Window Screen Repair Tape – Keep Mosquitoes Out with Our Anti-Insect, Self-Adhesive Mesh Patch』お値段100円。値引き後24円。
網戸補修テープです。

100均だと5cm角くらいのシールが何枚か入って110円かと思いますが、こちらはテープで2mの長さがありますので、こちらの方がお得です。
ただ、そこまで補修が必要なら張り替えるべきでもあります。
なので、そんなに持っていても無駄かもしれません。

『TISHRIC High Performance 6.0 W/mK 0.5/1.0/1.5/2.0mm Thermal Pad GPU CPU Heatsink Cooling Conductive Silicone Pad』お値段180円。値引き後43円。
熱伝導シートです。2.0mm厚で10cm×10cmのシートを1cm×1cm角にカットしてあります。

この手のシートは薄くて済むなら薄い方が良く、ってのは通常はヒートシンクへの繋ぎでしかなく、ヒートシンクに比べてしまうと圧倒的に熱伝導率が悪いためなのですが、この製品は恐らく一般的な熱伝導シートの中でも普及クラス品。つまり、熱伝導シートの中でもそんなに熱伝導率が良い製品では無いと思います。多分。
それでも無いよりマシというケースはありまして、例えば筆者はここのところマイクロコントローラーを幾つか購入して使用しているのですが、高負荷が連続した際に発熱によるシステムダウンと疑われる現象が発生することがあります。
ところが、マイクロコントローラーで小さな基板に部品が集積されていて、金属製のヒートシンクを付けるには簡単にはサイズが見つからないし、仮に見つかっても高価だったりします。
ケーシングとの兼ね合いもあるのですが、また、場合によってはアルミテープや銅箔テープを上手いこと引き回せればそれでも良いのかも知れませんが、こういうカットが出来る熱伝導シートをヒートシンク目的として貼り付けて使用してしまうのも一つの手かと思い試しに購入してみた次第です。
アルミテープや銅箔テープではショートや電波を遮断してしまうなど気を付けなければならない点が幾つかあるのですが、熱伝導シートは一般的に電導性は無いので、そういう意味では手軽でもあります。
2mmと無駄にぶ厚いことも、ヒートシンク目的であれば美点と化します。
元々マイクロコントローラーの発熱の絶対量はそんなでも無いので、小さな熱伝導シートでもそれなりにヒートシンク的に効いてくれそうな気がしますし、足りなきゃ何枚か重ね貼りするという手もあるわけです。

『MT3608 Adjustable Step Up Module Voltage Regulator Micro USB Type-c Plug 2V-24V to 5V-28V 2A Step-Up DC-DC Boost Converter』お値段300円。値引き後72円。
10pcsも要らないのですが、10個入りです。
1個だけの製品を選ぼうとしても6点買い合わせには出て来ず、結局は200円近くしてしまうので、10個300円なら仮に失敗して破損してしまっても代わりが効くと考え購入しました。

左下の水色のブロックから出ている真鍮色の部分をマイナスドライバーか何かで回転させてやると出力電圧が変化します。あ、これ、昇圧回路です。
VIN-とOUT-が電圧違ってたら嫌だなあとか思っていましたが杞憂でした。一緒だからGND統一出来る。良かった……
これは筆者がR18の領域で活動しているDIYグッズコントローラーの一環で、USB電圧直では電圧不足になってしまうようなグッズを制御する際に5Vを超えた電圧を印加するために使用するつもりです。
この製品では28Vまで上げられるようですが、筆者が使用しているモータードライバは12Vまでですので、それ以上印加しないように注意です。

裏は3点だけ半田付けの出っ張りがあって、この出っ張りが無ければぺたっと平置き出来そうだったのですが。

『NRF52840 Development Board Compatible With Nice!Nano V2.0 Bluetooth Charging Management Pro Micro NRF52840』お値段390円。値引き後93円。
今回の大失敗枠。
nRF52840搭載のボードなのですが、少しボードサイズが大きいものの安価だったので手を出してしまいました。
本来ならXiao SpeeedのnRF52840が盤石なのですが、安くても2,000円くらいはしてしまうので、実験的な試作ではおいそれと手を出し辛いんですよね。
また、Xiao Speeedと似たようなサイズの別のnRF52840ボードもあるにはあるのですが、こちらも1,100円くらいはしてしまいます。
で、サイズの小ささを妥協して390円のこちらに手を出してしまったのですが……

まさかのVUSBピン無し!
USBに供給された電力をそのまま出力してくれるピンが存在しません。
基板サイズ大きいし、ピン数むっちゃあるから絶対あるだろと思ってちゃんと確認してませんでした。
こんな罠があるんだなぁ。

VUSBピンからその上の昇圧回路MT3608のVIN+に繋げるつもりでいたのにピンが無かったから、このボードで試作を続けるならばUSBケーブルを2つ、もしくは2股USBケーブルを用意しなければなりません。しかし、それだと重くなってしまう……

4.2V強を出力するピンなんて2つあるし、GNDなんて幾つもあるのに、なんでVUSBの1つも付けてくれていないのか、コレガワカラナイ。
4.2V強を出力する本来バッテリー充電制御用のピンから昇圧回路に繋ぐという手法も無くはないのですが、最大でも300mAまでなので出力電流に余裕が無さ過ぎだし、そもそも一旦降圧したものを昇圧するとかエレガントから遠いにも程があります。
なので、今回はこのボードの使用は諦めるつもりです。
もし、何か他の用途が見つかったらそのときに使用することにします。

最後は本来R18枠なので詳細割愛するつもりでしたが、外箱だけならまあ良いかと思って1枚だけ画像載せておきます。中身は言いません。お値段290円。値引き後69円。
実は2度目の購入です。前回購入のは改造してDIYグッズコントローラーで制御するようにしてしまいました。
実はそこで電圧不足が露呈しまして、昇圧回路買ったり安いnRF52840買って失敗したりしてるんですけどね。
というわけで6点買い合わせの第10段でした。流石にギフト環境悪くなって来てるし少なくともペース落ちそうではあります。