ブロアー

こんな些末な製品にまで言及してブログに残すなんて意味は無いに等しいのですが、今回はちょっと思うところがあったので記録残ししておこうと思います。

シンプルな手動のブロワー。DAISOにて購入、お値段110円。
左隣にはそれまで使っていたブロワーの載せています。これはもう記憶が無いのですが、恐らくこちらも10年以上前に100均で購入したものではないかと思います。

まあ、パッと見でふんわり小型化しているな、という感はありますよね。

縁も含めた最大径で約57mmだったものが約54mmにまでサイズダウン。

長さももちろん小型化。なんなら恐らくゴムの厚みも減ってます。

小型化した分、吹き出し口の穴も小さくして、噴射圧を確保するバランス取りをしているようです。

実際のところなぜ今どきブロワーを新規購入したのかというと、今まで使っていたブロワーがあちこちひび割れて空気漏れを起こしていたからです。
その片鱗は既に上の写真でも見えてますね。ひび割れだらけ。

縦にばっくり割れ。他にもちょいちょいひび割れが見えます。

定規にピントが行っちゃってますけど。

もうびっくりするほどあちこち割れてます。

潰し方変えたらさらに鮮明に。

ぎゃああーーー。

いやもうキリがないのでもうやめます。


んでですね、実はそれ以上に慌てて購入した理由がありまして。

筆者が購入したのはその店舗で最後の1個だった旧型製品なのです。

こちらは店頭に20個以上在庫が並んでいた新製品。
目視では非常に分かりづらいのですが、恐らく更に小型化されています。
しかし、新製品で筆者が一番問題視したのは、ゴムを薄くし過ぎて戻りが圧倒的に悪くなっていた点です。
店頭の商品に派手なことするわけにはいかないので、非常にゆっくりとゴムを押し潰してみたのですが、ある程度までは戻ろうとする力を感じますが、ある程度以上まで押し潰すとその反力が消えて潰れたままになってしまいます。
実際には手を離せば戻るには戻るのですが、明らかなタイムラグがあるため、1回1回待たされることになります。
もしくは握りきらないで軽く握ってはすぐ放すというやり方でなら繰り返しすぐに使えるかとは思いますが、それだと小型化を推し進めた要因も手伝って圧倒的な空気量不足に陥りそうです。

で、まだまともに戻ってくれる旧型はその店舗では1個しかなく、一方で新型は2列にぎっしり在庫が詰まってましたので、恐らく皆さん同じように感じて慌てて旧型を買い漁ったのではないかと。
というわけで、筆者も慌てて旧型を確保しておいた。という流れになります。

ぶっちゃけ、この旧型でも反力の弱まりを筆者は感じています。なので連続で噴きたかったら、最後まで押し潰さないで途中で止めて戻します。
噴射口が狭くなっていることで、空気の絶対量は圧倒的に減ってしまっていますが、噴射圧はそこそこ維持出来ていますのでまだ使える範疇です。

ただもう、新型は……筆者はアカン気がする……。

とはいえですね、この手の製品は、例えば電動のブロアーを手に入れたりしてより便利な製品に出会った瞬間にもう二度と使わなくなってしまうモノだったりもします。
こうやって手動の利便性が薄れ、利便性を確保するなら値段が高くなり、高いならいっそ電動に、というふうな流れが出来てくるともう帰れないのかもしれません。

ところで筆者は過去記事『AliExpressのChoice6点買い合わせ 第2段』で簡易な電動式の掃除機兼ブロワーを購入しています。
本格的な電動ブロワーではないので、ちょっとした送風機でしかないのですが、噴射圧をそこまで必要としないのであれば絶対風量は圧倒的に電動の方が上ですので、手動ブロワーは既に局所的な使い道しか残されていないのかも知れません。
あ、でも、元々手動のブロワーは局所的にしか使えなかったか。

2025-09-30

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