Lazos L-B256MSD10-U3 256GB MicroSDカード
えーっと防備録です。
2023年12月購入。お値段税込み1,518円。
ディスカウントストアで税抜き1,380円となっていたのを見つけて衝動買いしてしまったのですが、典型的な安物買いの銭失いです。

元々、MicroSDカード1枚如きに記事を起こせるほどネタは無く、良く行われているベンチマークは元より書き込みするたびに損傷してゆくNANDメモリに無駄な負荷を与えてただでさえ短い寿命をさらに縮めたくはないので筆者はなるべく行わないようにしています。
ですが、このカード、『Xiaomi Redmi 12C』に挿入して使用していたところ、1年も経たずにデータ化けを起こして、データを全て書き込み直して今回また1年も経たずに今度は「フォーマットしろ」とRedmi12Cに言われるようになってしまいました。
このMicroSDカードの中身が何なのかは分かりませんが、値段からしてQLCはまず間違いないところかとは思います。
それにしてもデータ保持期間が1年も持たないとか、ある? 酷くね?

なお、PCに挿すと普通に認識します。が、Redmi12Cに戻すと認識されず「フォーマットしろ」と言われてしまいます。
Redmi12C側の問題の可能性も考慮して他のMicroSDカードを挿してみますと普通に認識します。
結局、このカードが「クロ」です。
……いや待てよ? Redmi12Cが悪い可能性もまだ残っているか……。
最初は安い割に良く出来ているなと思っていたRedmi12Cも長く使用していると「え?」と思うような挙動が度々あって、筆者はそれに対してバッドノウハウ的な対処を身に付けてしまっているのですが、よくよく考えるとやっぱりオカシイと思うところは多々あるので、ちょっとXiaomiのソフトウェア面は疑って掛かった方が良いかもしれない。
でも、データ化け(音楽の再生が出来なくなった曲が複数発生した。曲によっては後半だけ再生出来ないケースも)はやっぱこのカードに問題があるのだよなぁ?
とりあえず、他のカード挿して、他のカードでも同じようになるのか試してみることにします。データコピーが大変じゃ。時間掛かって。
正解はまた1年近く後に!
って記事を途中まで書いた状態で放置していたのですが、このカードをもう一度フォーマットし直して音楽データを詰め込んでメインPCに常時接続したままにしてたまに再生をするという使い方をしていたところ、たった2ヶ月でデータ破損が起こって再生できない曲が発生しました。
まじウンコ。
1,500円をドブに捨ててたった2ヶ月でデータが破損するクソカードを手に入れました。
なまじっかちゃんと130GB以上のデータを書き込める、容量的にはちゃんと256GBあるカードなだけに余計にタチ悪いですわ。
ちなみに筆者、MicroSDカードでは安いのを買って早々にデータ化け起こしたり認識しなくなったりという罠には何度もハマっていますので、もういい加減引っかからないようにきちんと記事化して肝に命じましょう。
という自戒も込めての記録残しです。
ちなみにII、記録に残っている限りではSiliconPowerのMicroSDHC32GBのカードが2枚、認識不良に陥って廃棄しています。
しかし、その後SiliconPowerは256GBを1枚買ってしまっていますが、こちらは現在このへっぽこLazosの代わりにRedmi12Cに入れて使っていますがどうなることやら?
その他Sandisk4枚、TEAM1枚、PNY2枚、TOSHIBA2枚は今のところ筆者は特に不具合を発見しておりません。pqi1枚は行方不明。
まぁ、メーカーだけで区別するというのはナンセンスかもしれませんが、品質保証に対する誠心度みたいなものはある程度推し量れるかと思いますので。
……というか、良く見ると書き込み禁止状態にまたなっているな。僅か20ヶ月で2度のデータ破損を起こして、PCに挿して確認したときにも書き込み禁止状態になっていたのですが、またなってる。まじウンコ。💩
2025-10-04追記:
メインPCでGpartedでチェックを掛けたら、実際には「fsck.fat -a -w -v /dev/sde1」というコマンドが実行されていたようなのですが、丸2日以上掛かってしまいました。
良く考えれば当然なんですけど、USB2.0のカードリーダーで接続しているので速くても30MB/sがせいぜい。
このカードは容量が256GBもありますので、全域をアクセスするには最速でも2時間半くらい掛かってしまうわけです。
しかも単純リードではなくてチェックですから、そんな常に最速でアクセス出来るわけがない。
特に出来の悪いQLCのMicroSDカードなんて連続書き込みが続くと下手するとプチフリーズ起こして暫く書き込みお休みしてしまったりします。
CrystalDiskMarkなんかでRandom4Kとかだと1MB/sも出なくなったりしますよね。
じゃあ1MB/sだと想定して改めて計算してみると、71時間。はい、道理で丸2日以上掛かるわけだ。
メインPCでやらずにやはりXubuntu入れていて普段は使っていない『FUJITSU ARROWS Tab Q507/PE』でやっとけば良かった。こっちの方が圧倒的に消費電力少なく済んだはず。
なお、待っている間に「そういえばメインPCにはWindows11用のSSDも接続してあって、これがアカウント保持以外の目的で使用していないので空き容量がいっぱいあるのでそっちに音楽データ入れれば良くね?」と気付きまして、現在このMicroSDカードはフォーマットだけし直して引き出しに眠っています。
脱線ついでにもっと言うと、本当は音楽データなんて元々HDDに入っているので、わざわざ別に持つ必要なんて無い……のですが、筆者が現在使用しているHDDはWDのBlue7年目でして例のやたらとロード・アンロードする仕様のせいでロード・アンロード回数が26万回を超えていて、HDDで音楽再生すると回数爆上がりするんじゃないかと思ってMicroSDにコピってたんですよね。
仕様上は30万回が基準ですので、勿論、30万回ですぐ壊れるとかそういうことではないのですが、やっぱりちょっと気味悪いので。