いよいよXubuntuからLubuntuへ
筆者のLinuxデスクトップ環境は常にXFCEをメインにして来たのですが、この度何度目だろ?ついにLXQtへの移行を果たしました。
それまで、やはり軽量デスクトップ環境といえばXFCEよりもLX……うーん筆者が移行を企んだ最初の頃はまだLXDEの方が主軸だったかもしれません。
LXQtはまだまだ出来たてで安定度に不安だしLXDEに比べると軽くないみたいな話もあって、うーんそれならやっぱ安定で機能充実のXFCEのままで良いのでは?と判断する期間が長く続きました。
昨今のAIブームのせいでPCの新ハードが全く購入出来なくなっている一方、課金しなくても情報集めの精度や難易度は検索システムよりも良くなっていて、今まで検索で上手く引っ掛けることが出来ずに出会えなかった情報もAI経由ならサクっと教えてもらえることが多く(それでも回り道することも多々ありますが)、その結果、筆者にとってのLXQtに対する問題点が徐々に潰されて行き、いよいよもってメリットの方がデメリットを上回るという状況に至ったと判断出来たのでLXQt環境を残してXFCE環境を削除しました。
今のシステムストレージは2019年5月の購入ですので丸7年を経過しています。筆者がメインPCをWindowsからUbuntuStudioに移行したのが2017年10月なんですが、このストレージ入れ替え、というかIntel Core i5-4570SからAMD Ryzen 1700へシステム完全新構築のときにUbuntuStudioをインストールし、2020年11月にはUbuntuStudioのDEがXFCEからKDEに変更になったの機にPC起動したままUbuntuStudioからXubuntuへの鞍替え(過去記事『システムを起動したままディストリビューションを変更した』参照)、半年毎にアップグレードを繰り返して今回はXubuntuからLubuntuへの鞍替え、と確かにどれもUbuntuではあるのですがシステムストレージはそのままにフレーバーを2回も変更して来ています。かなりゴミが溜まっている可能性もあるのですが、こんなんしても大きな不具合はありません(というかあってもだいたい潰せてきた)。考えてみると凄い安定性ですね、Ubuntu。
もちろん、機能の点ではいくつか諦めたものもありますが大したモノではありません。
まず、Alt+Tabでウィンドウを切り替えるときにXFCEではサムネイルクリックでも切り替え出来ましたが、LXQtでは出来ません。やりたかったらWindowsManagerをLXQt標準のOpenboxからXFCE標準のxfwm4に切り替えれば良いらしいですが、まあ今のところクリックで切り替えたいならパネルのタスクをクリックすれば良いだけの話ですのでこのままで良いかと。
次にファイラーのPCManFM-QTなのですが、ディレクトリツリーの表示仕様がどうしても不便なのでここはXFCE標準だったThunarを残してThunarを使用することに。あと、隠しファイル等の表示がイタリックになっていて解除出来ないのも不便だった9ptでイタリックは読みづらいんだってば。
パネルに表示できる機能もLXQtでは大分寂しくなりますが、XFCE時代に表示させていた天気ウィジェットはあれはまあどうやって計算しているのか知らないけど表示がおかしいことがままあった(恐らく実測値じゃなくて計算値表示なので)のでまあ賑やかしで表示させていただけだし無くても良いかと。
あとパネルにCPU負荷率とメモリ使用量、ネットワーク通信量などのステータス表示もさせていたのですが、これのLXQt版はお世辞にも見易いとは言えないものだったのでパネルに表示させることは諦めてショートカットでbtopを表示出来るように設定しました。
筆者はパネルを左に表示してクイック起動(ランチャー)のアイコンを1行に6個並べられるだけ幅を取るというスタイルをWindowsの頃2000辺りからかな?ずーっと継続しています。今のWindows11じゃ出来ないもんね。これだけでもWindows11を使わない理由は出来上がってる。
んでLXQtもそれが出来ています。
QTerminalの設定画面で指定出来るフォントに物凄い成約が掛かっていて等幅フォントでも全然候補に出てくれなくて困っていて、ここも諦めてXterm使うか?と思っていたのですが.configのqterminal.iniを直接弄ってやれば使いたかったフォントを指定出来ましたのでここはQTerminalでイケました。
本来ならずーっとXFCE一択だと筆者は思っていたのですが、ちょっと筆者的に先行き不安になったのはXFCEがGTKサイドのデスクトップ環境であったことにあります。
元々筆者はどちらかというとQtを嫌っていたのですが、ここ最近のGTK4の動きがとても嫌いでして、筆者はディスプレイに23.8インチのWQHD2560x1440Pixelを使用しているのですが、情報一覧性を極限まで追求しているため基本的にフォントは9pt(12px)のビットマップで、文字間や行間も極限まで詰めているんです。
GTK4アプリはこれを完全に無視してくれるんですよね。しかも、ビットマップフォントの描画がおかしくてちょいちょい文字の左端が切れたり極端に詰められて文字が重なって表示されたり、と実用にならないケースが増えて来ています。
で、これが代替の効くアプリとかだったら違うアプリ使えば良いやって話なのですが、システム設定の「ソフトウェアとアップデート」が26.04で恐らくGTK4アプリにされてしまったんですね。文字が見切れてて読めない……
んでこんなんされていくんだったらGTKとはなるべく距離を置かないと、と思ってLXQt移行を真剣に検討し始めたという経緯です。
しかし、Lubuntu-desktopをインストールしてちょこちょこ弄っては諦めたり、VirtualBoxにLubuntu入れたりDebianLXQt入れたりとちょいちょい挑戦しては諦めていたのですが、今回はAI(と言っても筆者は課金していないのでGeminiですけど)の力を借りてLubuntu-desktopを使える状態にまで持って行きました。
筆者はGTK2,GTK3,QT5,QT6のテーマを自作していたのですが、不備がある部分でクリティカルな部分とかをAIに指摘してもらったりしながらGTK4テーマについても改めてGTK3に準ずるように作成してもらったりしてテーマを全体的に再整備。LXQtテーマもちょっと改変。
ニコニコ動画のコメント表示がガタガタするのでPicomの導入(ただし、筆者は透過とかアニメーションとか大っ嫌いな人種ですのでVSyncしてるだけですけど)。
ショートカットをバリバリ設定してXubuntu時代以上に快適に。
ただなんかGTK4な「ソフトウェアとアップデート」はそのまま残ってるし代替も入っていないようなのでそこは思惑と違っていますが、GTK4テーマを改めて再整備したせいか一応見れるようにはなりました。隙間詰めとか無視されてるけどな!ってか文字間だけ1pxさらに詰められてて文字がくっついちゃってるんだけどな。見切れてないだけマシか……
ただこれ同じUbuntuとはいえUbuntuStudioの19.04からXubuntu経由でLubuntu26.04なわけで、素でLubuntu26.04入れるのとでは大分違うモノになっている可能性があるので現時点ではこれ以上の深い追求はやめておこうかな。
もうXubuntuより概ね快適な状況には出来たのでとりあえずヨシと。
本命はシステムストレージ入れ替えのときにDebianLXQtか何かに切り替えるつもりなので。
とはいえ、昨今の高騰でシステム更新がどんどん遠のいているんだけどな!ってか、StrixHaloじゃ物足りなくて見送っている間にどんどん高騰してしまったのでどのみちまだ筆者が更新したいZen6Haloなんて世に出てきて無いんだけどもな。幾らになっちゃうんだろうな?
筆者ブラックで心と身体壊してバリバリ低所得者で金の掛かるあらゆることを諦めてPC1本にまで絞り込んだのに、肝心のPCがこの高騰だもんなぁ。
ところでXubuntuからLubuntuの切り替えで特に感じるのはレスポンスの速さ、です。
WindowsからLinuxでもレスポンスの違いを感じていたのに、XFCEからLXQtでも違いを感じるとか……いやしかし、明確に速い。
何かをクリックしたとき、こうして文字を打っているとき、レスポンスが明らかに速い。
でも、ときおり妙に引っ掛かるときもある。
恐らく、XFCEとLXQtでは動作の思想がそもそも違っていて、XFCEは予め色々と準備してくれる傾向にあってLXQtはそのときそのときで必要最小限に動こうとしている感がある。
例えばファイラーであるPCManFM-Qtは起動が速いが、そのときそのときでアクセスする範囲を最小限にしているからでもある。
対してThunarは起動初回で全てのストレージ等にアクセスする、のでInteliParkとかに入っちゃってるHDDとかがあると待たされて初回起動が遅い。
逆に言うとPCManFM-Qtは初めてHDDのディレクトリを表示させようとするときに反応が遅くなる。
こういう違いがある。
あと、なんか知らんけどThunderbirdで「迷惑メール」とか表示させようとするときに初回だけ引っ掛かったりするのだけれど、メールのデータはSSDに置いてあるのにちょっと不思議。
ただ、ThunderbirdもLubuntu移行と同時期にアップデートが入っているのでアップデートのせいな可能性もあるのでなんとも言えない。
使用メモリは言うほど大差無いかな?
完全な同条件で比較出来たわけではないけど、Xubuntu・Lubuntu両環境が混在しているときに各環境でログインしてからFirefox-esr, Thunderbird, Edge, Thunarの4アプリを起動してbtopで監視していたところ、徐々にメモリ使用量が落ち着いて来てXubuntuで約4.12GB、Lubuntuで約4.06GBとかそんな感じだったかな。
うろ覚えなんだけど60MBとかくらいしか差が無かったと思う。
Xubuntuの方はパネルにCPU使用率、メモリ使用量、ネットワーク通信量、天気などウィジェット表示が多かったから、その分を差し引くとさらに差は縮まるはず。
んで、時期的にはLubuntu移行よりも前の話になるんだけれど、画像処理周りの再最適化というのを実施していて、筆者のサイトの画像はpngからwebpへ移行していますし、個人的に良く使う画像等もwebpベースに移行。それに当たって画像処理のツール類も再最適化して、今までWindowsアプリに頼って来たところを脱Windows化。
WaterMarkとかStegoとかPNGquantとかPNGGuantletとかCarmineとか、その辺りWineでWindowsアプリを使用してきたところを全てLinuxネイティブで出来るようにした。
かつてはメインをLinux化したと言ってもVirtualBoxでWindows立ち上げて処理したりWineでWindowsアプリ使ったり、といったことがそれなりにあったのだが、徐々に脱Windows化も進んで来て最近では滅多にVirtualBoxもWineも起動しない。せいぜいサクラエディタとDFくらい?あでも最近使えてないけどMuseはLinuxじゃ動かんもんなぁ(Museっつっても複数あるもんね。WindowsアプリのMuseね)。あと、ライセンスフリーにしてくれているゆっくりVoiceの作成ソフトを筆者は自作しているのでこれもWindowsでないと(Linux版のVoiceは不完全なもので。あと、ゆっくりのアプリがあるのになぜわざわざ筆者が自作したのかと言うと、ゆっくりのアプリは勝手にイントネーションを変に加工してしまうから。元々のVoiceはあんな変なイントネーションしてないのよ。ゆっくりアプリが細工しているだけで)VoiceのdllがLinuxから実行出来るならこれもLinuxに移せるんだろうけどWineでdll叩いてって出来るんかね?よう分からん。ついでに言うとVisualStudioも長いこと触っていないのでもうよう分からん。