難しいOS選択
PCが暴騰した結果、筆者のPC環境はここ数年完全に停滞してしまっているのですが、PCの性能を上げられないのであれば不要な機能を削ってしばらく凌ぐという手段があります。
簡単に言うと、不要な機能を廃したOSに入れ替える。これだけで、場合によっては一世代分丸々パーツ更新したのに匹敵するくらいの効果が得られることがある。
まあ、筆者はもうそれをある程度実行済みですので、今からさらにもう一世代分の性能確保とか無理ゲーなんですが。
ただ、筆者の手元にはメインPC以外にもまだまだ沢山のPCが転がっているわけです。
これらの最適化もね、ちょいちょい考えたり、ちょっと試行してみたり、とかしているんですよ。
メインPCの方はまだCore i5-4570S+16GBRAMの時代に、WindowsよりもWindows上で動くVirtualBOXに入れたLinuxの方がメモリ割り当てが少ないにも関わらず速いという驚愕の体験をしてから意を決して脱Windows化。
UbuntuStudioを導入し、Ryzen1700+32GBRAMへシステム刷新、Ryzen5600Gへ乗り換え、コアそのままにXubuntuへ移行、コアそのままにLubuntuへ移行と渡り歩いて来ました。
まあ、Lubuntuならでは癖みたいなものは若干感じる場面もありますが、今となっては大したこと無い性能のRyzen5600G+32GBRAMをほぼほぼ軽快に動作させてくれます。
より性能向上を求めるなら近年流行りのCachyOSとかも気にはなるのですが、あんまり流儀の異なるシステムに手を出しまくると筆者のリソースは不足(というかもう全然覚え切れませんわ)します。
というのも、ただでさえ筆者は自宅Webサーバーを運営していて、そのOSはArmbianでこれは他が(多分)無いのでコレ一択です。
他にも筆者はもう細かく手を入れる気力がありませんが、Windows11,10,7,XP,2000など一応動作する環境を維持しています。
既にOSが散らかりまくっていてちょっと筆者サイドが非効率を余儀なくされています。
だから、できればOSは一本化に近い状態だと有り難いのですがねぇ。というわけです。
ところが、世の中そう上手くは行かないもので、大体機能が豊富で苦労の少ないOSは重くて遅い。軽くて速いOSは機能不足や不便で躓く。
となるわけです。
筆者の能力がとんでもなく優秀ならばそんなのGentooで各ハードに合わせて完全最適化だ!とかやれるのかもしれませんが、いやしかし、そこまでしてやっても古くて性能の低いPCの限界はやっぱり低いので大抵はそこまで突き詰める意味があまりありません。
何を当たり前のことをグチグチ愚痴っているのかと言うと、今回筆者はメインPCをLubuntu化したことでデスクトップ環境としてLXQtをメインで統一するという道筋を付けられた、と判断していたのですね。
そして、一方で今までどうしてもLinux化するメリットに乏しかった執筆環境。こちらもサクラエディタでカスタマイズしていたことを粗方Kateで実現させることが出来て、mozcの辞書の弱さもmozc_serverの辞書強化コンパイル差し替えによって克服した結果Windows+サクラエディタ+Google日本語入力と遜色ないくらいの環境は整備出来るようになったわけです。
執筆に使用しているのはAtom x5-Z8500+4GBRAMのタブレットPC。Windows11は遅いしドライバが消えて認識しなくなるハードが出てくるのでWindows10据え置きです。
それでもWindows起動だけでRAMの半分の2GBを消費してしまうのでユーザーとして使えるの残りのRAMに乏しいというのが現状です。
それでも本当にエディタだけ立ち上げて執筆しているだけなら十分ではあるのですが、ちょっとブラウザ立ち上げて調べものとかなったらまあRAM不足になってswap起こすことも多々あることでしょう。
あと、サポート期間延長は嬉しいけどアップデートは遅いし勝手に再起動するし、再起動したら今までエディタで開いていたファイル全部開き直し出し……みたいなこともあります。
OS起動がむっちゃ遅い(高速起動は不具合の元でしかないので速攻で切ります)ので毎回起動と終了とかやっていられず、基本起動しっぱなしのスリープ運用となってしまっています。
まあ、この世代のノートPCとかタブレットPCって電源オフしていてもバッテリーがガンガン消耗して行ったりしますので、電源繋ぎっぱなのスリープ運用でも大差無いかとは思うのですが。
あ、最初からそういう問題があることは分かっていたのでタブレットPCを選択するときにもバッテリーを満充電させない制御を持っている機種ってのを優先して調達してます。
んでこのタブレットPCをLinux化出来るとですね、OSの起動が多少は速くなる、OS起動だけでのRAMの消費は1GB未満に出来る、つまりユーザーの自由に出来るRAMは約2GBから約3GBと5割増に出来ます。
さらにzramとか導入するとCPU負荷とのバーターにはなりますが圧縮しながらRAMを使ってくれるようになるので、4GBRAMなら実質5〜6GB、ユーザーの自由に出来るRAMは4〜5GBと圧倒的に余裕が出来るわけです。
多くの作業を詰め込まなければ実用性能が向上することになるので、執筆環境を整えられた今、タブレットPCもLinux化しても良い頃合いなのではないか、とそう思ったのですが……。
Ubuntuってやっぱ優しかったんだなぁ、ってDebianLXQtをタブレットPCにインストールしてカスタマイズしながらそう思いました。
なんでか知らんけど、何度設定してもOS側が勝手に設定上書きして戻してくるし、挙句アイコン表示ぶっ壊れでcache消しても直らない。すみません、アイコンぶっ壊れは筆者のせいでした。Debianのせいではありません。
筆者的にはsnap強制とかしてくるUbuntuは筆者にはちょっと余計になってきたからもうちょっと素なDebianに移行しても良いんじゃないか、と思っていたのですが、久々に理不尽な苦労を延々とさせられました。
酷いのがJPキーボード選択してもUSのまま。表示上はJPになっているのにShift+2でダブルコーテーションマークじゃなくてアットマークが出てくる。JPで。ありえんやろ?
ただ、これ今書いててちょっと思ったのはOSインストール時に日本語設定して進めていたので、もしかしたら英語で進めてインストール終えてから日本語に切り替えた方が良かったかもしれないですね。根拠無いけど。
Armbianは動かせないのでその他のOSをゆくゆくはDebianLXQtに統一出来たら楽かも、と思って導入してみたDebianLXQtですが、手痛いしっぺ返しを受けてどうしたもんだかと途方に暮れています。
しかも、起動速くないし。
Debianって機能少ない割に遅いよね。ちゃんと整備して行けば違うのかもしれないけど……
んで、統一を諦めるならタブレットPCにはいっそAntiX……ってこれも何度もやったネタだよなぁ。フルアップグレードを諦めるならAntiXもあっても良い選択肢ではあるんだよなあ。
潰しが効くようにするのは大変なので潰し効かせるならDebianなりUbuntuなりの方が良いだろうしメジャーアップグレードも出来るし。
ただそもそももう性能的余力が全く無いAtomなタブレットPCなので執筆中心に限定って割り切ってしまえるならばメジャーアップグレードすら諦めてAntiXで一旦環境揃えて後はその環境を使えるだけそのままで維持、なんてやり方もアリなのかもしれない。
AntiXならOSが消費するRAMがさらに半減するし、起動も速い、といってもAtom+eMMCじゃたかが知れてるんだけど。
ただそれをやったとして、Windows10のスリープ運用から脱獄して良かったって思えるようになるのかな?ちょっと心配。
って、思い出したんだけど、HMDで動画鑑賞する専用のPC、Xubuntu23.10のまま24.04LTSにせず放ったらかしなので今はもうアップグレードパスを失っていて、アップグレードしたいならOS再インストールという状態になっています。
用途限定PCならどうせそういう扱いになるんだったら別にメジャーアップグレードとか考えずにAntiXで良いよなあ。
どのみちアプリは全て全画面でしか使わないからリッチなウィンドウマネージャーなんて要らんし。
ただ、AntiXはAntiXできちんと動くところまでチューン出来るかという問題があるにはあるんだけれども……
って延々と堂々巡りしてるんでございますわよ。
2026-08-13追記:
自分で判断していたことをすっかり忘れていたのでここに記載。
リカバリーパーティションを削除してしまっている場合、『FUJITSU ARROWS Tab Q507/PE』にWindowsのクリーンインストールは恐らくできない。専用のリカバリUSBメモリが必要。
Linuxはいくらでもインストール出来るのにWindowsのインストールはいくらUSBを作り変えても一切インストーラーを起動させてくれない。
しかも、Windowsインストール用USBを挿すと途端に動作が極端に遅くなることから、正規のリカバリUSBであるかどうかを詳細に検査している可能性がある。
Windows環境のタブレットPCがいくつかあってQ507一台くらいWindowsに戻れなくても良いや、って判断してリカバリパーティション消してLinuxインストールしてしまったのでもう戻れない。
いやリカバリUSBを入手すれば戻れるのだろうけど、もうこの程度のPCに追加投資したくない。
ただ、今さらだけど、どうせだったらいつでもWindowsに戻れる『DELL Venue10Pro 5056』の方をLinux遊び用にすれば良かったかもしれない。
『DELL Venue10Pro 5056』は小説執筆環境をバリバリ整備していたので環境崩したくないという思いから『FUJITSU ARROWS Tab Q507/PE』の方をLinux化してしまったのだけど……
まあ、妥協すればまだWindows10の小説執筆環境は『FUJITSU ARROWS Tab Q584/H』もあるし、Windows7の小説執筆環境は『Sony VaioP (VPCP11AKJ)』にあるので、そうそうこれらのPCが立て続けにぶっ壊れるとかは多分無いのでまぁ大丈夫。って考えて『FUJITSU ARROWS Tab Q507/PE』からWindows消しちゃったんだけどね。
ただ、『FUJITSU ARROWS Tab Q507/PE』でLinuxは少々気を付けなきゃいけない点があって、折角超軽量のAntiXを入れてもCherryTrailのドライバが無いカーネルなので画面輝度調整が出来ずに常に100%ブッパで音すら出なくなる。5.1系のカーネルなんて起動が速くて良かったんだけどねぇ。
ちなみにDebianカーネルをインストールすればAntiXでも画面輝度調整は出来るようにはなった。
ただ、タッチパネルスワイプでのスクロールや付属キーボードのタッチパッドでのスクロールが出来ない。これは今のところ全Linuxでダメっぽい。理由はハード的にそもそもスクロール対応のハードじゃないとのこと。Windowsは専用ドライバ作ってなんとかしてるらしい。
画面輝度調整についても『DELL Venue10Pro 5056』ならBIOSで輝度調整出来るのでOS上で輝度調整出来なくても大きな問題にはならない。
そういう意味でもLinux入れるのは『DELL Venue10Pro 5056』の方にすべきだったかもしれない。
とりあえず筆者もまだ分かっていないことだらけなので、CherryTrailドライバが無いカーネルでも追加インストールが出来るかどうか調べてみよう。それが出来ればAntiXの5.1系で。出来なければLubuntu26.04で。CachyOSはAtomタブレットじゃ却って遅い気がするし慣れてないせいかもしれないが肌に合わん。